急にハマってしまうネガティブの沼を瑞野はどう脱出するのか?
みなさんは「ネガティブ沼」の存在をご存じだろうか。
ネガティブ沼とは、突然どうにもならないレベルで後ろ向きなことばかり考えてしまう時間のことである。そんな時間、あなたにはありませんか?時々私にはやってくるのです。ネガティブ沼ズブズブの時間が。
例えば、同僚とうまく仕事が噛み合わなかったり、帰りの電車の中で嫌な人に会ったり、知り合いと会話の流れで変なことを言っちゃって気まずい感じになったり、それぐらいのほんの些細な出来事でも平気で心のネガティブスイッチが発動してしまう。
家にトボトボ帰っているうちに「自分は誰に必要とされてるんだろう」「なんであんな人に自分の考えを乱されなきゃいけないんだろう」みたいな鬱陶しい感情がすごく頭をもたげてくる。
こうなると話は厄介で、床にバターンと倒れ込んでピクリとも動けなくなったり、あるいは部屋の真ん中で体育座りをしてハーハーため息ついたり、「あー自分は今人間界で一番のポンコツだな」って感じの挙動しかできなくなってしまう。食べる気力すらなくなる時がある。
このネガティブ沼、引きずると非常に鬱陶しい。気持ちよく眠れないから翌朝までネガティブを引きずるし、その分仕事の能率も悪くなる。だから風邪と一緒で早めに元を断つことが求められるのだ。
ところが。最近になってついに
この沼を早めに脱出できる方法を知った。
それは、とびきりシュールでくだらないお笑いを見ること。
くだらなければくだらないほどいい。ギャグ連発マシーンみたいなお笑い動画は一番いい。例えば、私はハリウッドザコシショウみたいなぶっ飛んだ芸人が好きだったりするのだが、彼のモノマネ動画なんか見てたら百発百中でゲラゲラ笑ってしまう。
なので、先日沼った時にもとりあえず「モノマネ30連発」を4〜5本立て続けに見てみた。すると、そのままにして寝てしまった時よりも翌朝幾分か気分が明るくなれた。(これはマジです)
ネガティブを引きずってしまうより、他の要因でもいいからまず笑って「あー楽しい!」と思わせて寝てしまえば、記憶は上手いこと上書きされてしまう。結果、ネガティブ沼を早めに脱出できるのだ。
なんかこう・・・そう思うと意外と人間は単純というか、騙しやすいというか。コントロールしやすい一面っていうのがすごくありますよね。とびきりばかばかしいものを見てるだけなのに、自然と荒波みたいなネガティブがスーッと引いていって、心が凪のように穏やかになってくれるのだ。
「覗き込む鏡の中 疲れた顔が映っているなら にっと口角を指で上げて 自分のことを時には騙せばいい」と歌ったのは槇原敬之だが、結構そんなレベルの単純な仕掛けでも、自分の心ってすぐに変えられるんだなって気づいたのだった。
まあ、本当にキツイ時は無理にネガティブ沼から脱しなくったっていいんですよ。ネガティブでも死ぬわけじゃないから。次の日休みとかならね。
でも、早く切り替えて次に進みたい!って思う時にはおすすめのやり方です。ネガティブが止まらなくなっちゃうみなさんもぜひ一度試してみてくださいね。
おしまい。
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