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あの頃も「花束みたい」だったのかな
春に観た映画の話を今頃載せてみる。下書きを勢いで書き散らしてそれきりになっていたもの。
4月、今の町に住んでから初めて映画館へ行った。隣の市にひとつだけある映画館。半年前から持った小さな車を運転して、ひとりで。
観たかったのは「花束みたいな恋をした」。
撮影地が京王線沿線で、大学時代に見慣れた風景がたくさんある、という噂を聞いて気になっていた。しかしながら、話題のラブストーリーをひとりで、と
となりの席のやんちゃな天使
「おひさまたち」のひとりの話。
みんなと出会う半年ほど前、ひとりだけひょんなことからすでに出会っていた子がいた。
当時、私は大学4年目で2年生で休学中、あの子はぴかぴかの1年目。あの子の目に私はどう映っていたのだろう。
今度の春から一緒に授業受けるからよろしくね、と言ったら、えええどういうことですか?!と目を丸くして、でも笑っていたのをなんとなく覚えている。
春、私が震える手で教室のドアを
憧れにはまだ程遠いけれど (はじめてのnote)
昔から、話すことより書くことの方が好きだった。
中3の時に書いた作文は「私は、話すことが苦手です。」で始まる。臆病で、気にしいで、何かを口に出して後悔することが怖かったあの頃。年を重ねて、世間話は上手になった。話し下手であるならば、聞き上手になればいいのだと学んだ。
しかし、やはり聞いているばかりではいられず、自分の中にあるものを口に出さなければならない時もある。そんな時はやっぱり一苦労だ。そ