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#エッセイ
雑記(9月も終わりですってよ)
やっと朝晩の空気が秋らしくなってきたなと思ったらまだ昼間は暑かったりして、どうも気温差にやられて風邪を引いたかしらと思いながら病院に行ったら例の感染症だった(少し前の話、回復済みです)。
そうこうしているうちにもう9月30日です。
毎年9月の終わりごろになると思い出したようにnoteを書き始めるのは、今年度ももう上半期が終わってしまうのかということに気づいて呆然とするタイミングでもあり、個人的に
敢えて考察しない(できない)、感想の羅列
話題のジブリ最新作「君たちはどう生きるか」、公開後すぐに観たのだけれど、感想がまとまらないなと思っているうちにそこそこ時間が経ってしまった。
既にさまざまな感想、批評、考察が世に溢れている。
なるほどそう解釈すると辻褄が合うんだなと思わされるものもあれば、それはどちらかというとあなたの思考の投影では……(あるいは作品の解釈とは多かれ少なかれそういうものか)と思ってしまうものもあり。
なんにせよ
誕生月の雑記と音楽雑感:年輪と周回軌道
まだ日中は陽射しが強いが、秋分の日ともなると風はからりと乾いて気持ちが良い。陽が落ちるのが随分と早くなったな、と思っているうちに秋分の日も過ぎた。
夏が終わって空気の匂いも変わるような気のするこの時期は、1年の中でもとりわけ好きだ。9月生まれだから余計にかもしれない。と言いつつ、たいてい自分の誕生日の頃はまだ残暑が厳しくて、それから1、2週間ほどたつとようやく秋らしさが感じられるようになるの
「こうして出逢ったのも、何かの御縁」
私がまだ比較的純粋無垢な高校生であった頃、国語の先生方が生徒のために選んだ推薦図書のリストが配られたことがあった。
純文学、エンタテインメント小説からノンフィクション、ルポルタージュ、科学書、人文学や社会学の入門書まで様々な書名が連なる中に、その妙に心踊らされるタイトルを私は見出した。
『夜は短し歩けよ乙女』
これが私と、我らが主人公である黒髪の乙女と愛すべき先輩との、そして森見登美彦氏