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医者にかかるということ
『最高の老後』という本を読みました。
老年医学専門医(そんな分野が!)のお医者さまの、それぞれが満足な老後を迎え、過ごすにはどうしたらよいのかが書かれた本。
その本の中での「ポリファーマシー」についてのエピソードを読みながら、考えたことを書いてみます。
ポリファーマシーとは。
高齢になると、加齢による身体的・精神的機能の低下とともに複数の慢性疾患にかかり、飲む薬が多くなってきます。多くの薬を飲ん
違いを受け入れられる世の中に
娘が産まれるまで、表皮水疱症のことはもちろん、皮膚の病気がこんなに辛くて大変なものだと想像したこともなかった。
なにごとも知らないことは、想像できない。いや、「希少難病」と聞けば、なんとなく大変そうだなぁくらいは想像できるけど、具体的にどういうことに困ってるとか、どんなことに配慮したらいいのかとか、そこまではやっぱり分からない。そして、世の中にあるすべての難病のことを知ることなんてできないから、
子育てって後悔しがち
最近ちょっと体調がすぐれないせいなのか、ネガティブなことが頭に浮かぶことが増えてきた。過去の自分の行動に対する後悔が次々に浮かんでくる。一つは生後6ヶ月でお空にいってしまった娘のこと。「もっと抱っこしてあげればよかった。」「皮膚の処置、こうすればよかったんじゃないか。」「これを使ってたから症状が良くならなかったんじゃないか。」とか。考えても仕方ないけど、どうしても浮かんでしまって心が苦しくなる。も
もっとみる生まれましたー。心配していた病気は大丈夫そう。
ドングリFMに救われた話
ドングリFMというPodcastの番組が大好きなのですが、番組にハマるきっかけになった話を書きたいと思います。
難病の子を出産2年前、出産した娘が、患者数が日本で1000人もいないような希少難病をもって生まれてきました。ググってわかるのは治療法がないことと、娘の病型だと1歳以内に死んでしまうことくらい。産まれた瞬間から「この子は死にます」って宣告されるという、妊娠中には想像していなかった状況でし