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(連載小説)パーク〜小さなお話

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何か変な物語、でも少し切ないストーリー。連載中の「パーク〜小さなお話」をシリーズでまとめました。
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(連載小説)パーク〜小さなお話8

(連載小説)パーク〜小さなお話8

〜少しずつ始動を目標に〜

今年はちゃんと連載ものにも
力を入れたいと思う所存です。
では、随分間が開きましたが7の続きです↓↓

幸か不幸か、この数日
いつもの公園に立ち寄る事は無かった。

急な出張を打診され
取り急ぎちいさな手荷物ひとつで
今、県外のビジネスホテルに宿泊しているのだ。

まだコロナ禍という事もあり
仕事の後の飲みの席や付き合い等は
一切無いのが地味にありがたい。
慎重な職場で

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(連載小説)パーク〜小さなお話7

(連載小説)パーク〜小さなお話7

最初に)連載の間隔が開いてしまったので、箸袋とは?と謎に思う方がいましたら、お手数おかけしますがどうぞ前回の6から読んでみて下さいませ(お時間取らせてスミマセン・先にお詫び)

では、7をどうぞ。

図らずも、箸袋から怒涛のように
あの人の事をそれはもう
どんな気持ちか分からないぐらいの
モヤモヤとした塊で思い出し

少し混乱した私は
とりあえずお弁当を食べた。
悔しいけれど
貰ってきた割り箸を使

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(連載小説)パーク〜小さなお話6

(連載小説)パーク〜小さなお話6

公園からの帰り道
滅多に寄らない小さなスーパーで
適当に選んだお弁当。

おカズとご飯が半々の量の
ごく普通のお弁当を前に
私は激しい後悔に襲われた。
それは、さっきから全くお弁当に
手を付ける気にもなれない程に。

小さな公園の帰り道で
満たされた気持ちは
まるでウソのように色を変えた。

原因は至極シンプル。

不覚にもレジでお箸を貰ってしまい
いつもは断るのに(基本家で食べるので不要)
本当

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(連載小説)パーク〜小さなお話5

(連載小説)パーク〜小さなお話5

見つけた瞬間
息が詰まるぐらいのドキドキと
過呼吸なぐらいのセカセカが襲う

トキメキとは全然違うベクトルでも
人ってこんなに心、はやるんだ!?

何だろう、これは、、アレに近いかも
ほら、黒ひげ危機一発とかのゲームで
剣をドキドキしながら刺す感じ。

わぁ、居た!
は~びっくりした(笑)

自ら望んで、出くわしたいと
ちゃんと抜かり無く
いつもの帰り道、いつもの時間
間違いなく向かったんだもの

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(連載小説)パーク〜小さなお話4

(連載小説)パーク〜小さなお話4

あり得ないと思った。

終業と同時に飛ぶように会社を後にし
散々迷ったスーパーの買い出し
(お気に入りのお惣菜購入)も止め
気持ちはマッハな勢いで走る、走る。

まぁ、仕事用のフラットシューズで駆けるには
限界があり、実際は少しの早歩き程度なのだが。

迷わずにいつもの公園に向かう。

帰り道、通りすがりにチラ見する程度だった
あの何の変哲もない公園に今や
明確な目的を持って急(せ)いているなんて

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(連載小説)パーク〜小さなお話3

(連載小説)パーク〜小さなお話3

お手玉探しに時間を取られ
食料の買い出しをすっかり忘れた翌日
仕方がないので職場から2駅程離れた
お惣菜がとびきり美味しいスーパーに
仕事帰りに寄る事にした。

ずいぶん前にネットの記事で
ポテトサラダぐらい作れないのか?
と言って、赤の他人の母親を怒鳴る
老害レベルの老人が出没したという
はた迷惑な記事を読んだけど

ポテサラどころか筑前煮やら土佐煮やら
取り立てて煮物目当てで足を運ぶ
そんな私

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(連載小説)パーク〜 小さなお話2

(連載小説)パーク〜 小さなお話2

いつもの小さな公園で、様子がいつもと違うという、ささやかな変化を体験した翌日。
私はとある探し物を漁るべく、押し入れに半身を突っ込んだ姿勢で、かなりの時間を費やしていた。幸いに休みでやる事もなく、時間はたっぷりあったのだ。

狭い押し入れは暗くてもスマホのライトで充分に光は届くはずなのに、なにせ肝心の探し物が見つからない。ずっと窮屈な姿勢のせいで、だんだんと腰が痛くなり、もはや限界となった矢先

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(連載小説)パーク〜小さなお話1

(連載小説)パーク〜小さなお話1

短編小説のような小さなお話〜不定期ですが少しずつ書きはじめようかな。

始まりは突然、空高くリズミカルに舞うボールが
白と夕闇のコントラストで私の心占めた。
持ち主と白いボール、平凡な私が何思う。
解らぬままに魅了された日々。

それは私のいつもの帰り道。
仕事を終えると、もうくたくたで足取りなんかはとぼとぼと、道すがらの小さな公園にちらりと目をやるのが日課。

立ち止まるでも無く立ち寄る訳でも無

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