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パリ逍遥遊

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フランスでのライフスタイルから、ワークライフバランスを考えてゆきます。
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#働き方改革

パリ逍遥遊 自らの哲学

パリ逍遥遊 自らの哲学

「自らの哲学をシャンパーニュに注ぐ」、シャンパーニュの醸造家に触発されたわけではないが、「自らの哲学」について、パリで揺蕩いながら、気が付いた最高の贅沢について語ってみたい。

パリ出身のチェロリスト、Yo-Yo Maの奏でる温かい演奏を聴いた時の心臓がドキドキする感覚を今でも忘れることはない。Yo-Yo-Maの何とも言えない温かい音色の背景に、何があるのだろう。Yo-Yo Maは、とあるインタビ

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パリ逍遥遊 ブルージュ

パリ逍遥遊 ブルージュ

聖ベルナールの精神が巡り巡ってベルギーの地でビールとなった、このビールこそベルギーの三種の神器の一つだ。残りは、チョコレートとムール貝だろう。
ベルギーまでは、パリ北駅(Paris Nord)からタリス(Thalys)にのって、ブリュッセル南駅(Bruxelles Midi)をめざし、そこで乗り換えてブールージュを目指す。パリからだと日帰りで行ける。ベルギーブリュッセルから北西90キロに位置するブ

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パリ逍遥遊 修道院の拡大とブドウの北限

パリ逍遥遊 修道院の拡大とブドウの北限

キリスト教とワイン醸造などの農業技術は密接に関連する。
パンはキリストの体であり、ワインは血だ。宗教儀式で使われるこれら飲食物の製造技術は、修道院の発展とともにフランス全土に伝わっていった。

そもそもブドウ及びワインをフランスに持ち込んだのは、古代ローマ人と言われている。ロマネ・ コンティ、エシュゾー、ラ・ターシュなどグラン・クリュ(特級格付け畑)を多く有するボーヌ・ ロマネ村、村名にもなってい

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パリ逍遥遊 ダンテ神曲

パリ逍遥遊 ダンテ神曲

ダンテの神曲に出てくる「地獄編」と言えば、ミケランジェロの「最後の審判」。ローマバチカン市国にローマ教皇の公邸バチカン宮殿にあるシスティーナ礼拝堂の主祭壇の背面を飾る「最後の審判」の地獄の箇所は、ミケランジェロがダンテの「地獄篇」からインスピレーションを得て、描いたと言われている。

「最後の審判」見たさに、パリ・オルリー空港から機上の人となった。アメリカの4つの州の境界線が集まった点をフォー・コ

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パリ逍遥遊 我が家の雨漏り

パリ逍遥遊 我が家の雨漏り

ここ数日の悪天候で職場に行くのも帰るのも億劫だ。

東京と比べると雨水が恐ろしく汚い。上を眺めると大きな美術館に迷い込んだような景色のパリだが、下は地獄のパリ。土埃と混ざり茶色になって、タバコの吸い殻や犬のフンをさらって下水溝に落ちてゆく雨水を見ていると、ダンテの神曲に出てくる地獄前域のようだ。ここからが地球の中心に落ちてゆく、漏斗状の地獄の始まりだ。

そんなこんなで仕事から帰ってきて玄関の電気

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パリ逍遥遊 シャンパーニュ ドラピエ訪問

パリ逍遥遊 シャンパーニュ ドラピエ訪問

ランスからトロア(Troyes)を目指し、車でひたすら南下。

シャンパーニュ地方といえども、ブドウが栽培されている地域は限定されており、高速道路の周囲はひたすら(普通の)畑が続く。11月の畑には早くも雪がうっすら積もっており、日本から持ってきた徳永英明ベスト盤が雪景色に妙にマッチする。

ビール・ワイン・シャンパーニュ問わず、好きな醸造所に片っ端から連絡し訪問OKをもらったところに突撃、という作

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パリ逍遥遊 黄色い電車

パリ逍遥遊 黄色い電車

バスも優れた公共機関の一つだが、フランスの鉄道もなかなか楽しい乗り物で、線路があればどこにでも連れて行ってくれる。鉄道の旅にはまったのは、これから紹介する鉄道の旅に始まった。

パリには主要鉄道駅として、東駅、北駅、サンラザール駅、リヨン駅、モンパルナス駅、オステルリッツ駅、ベルシー駅が存在する。

フランスの南側13区にあるパリ・オステルリッツ(Paris Austerlitz)駅を金曜日21:

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パリ逍遥遊 パリの路線バス

パリ逍遥遊 パリの路線バス

私の職場はパリ市内西側の16区にある。ここは閑静な住宅街で住んだり仕事したりするには快適な場所なのだが、遊ぶ場所は少ない。夜遊ぶとなると、1区のオペラ周辺か6区のオデオンあたりになる。

仕事が終わってから繁華街であるオデオンに向かう際には、いつも路線バスを使っている。メトロも網の目のように配置され、どこに向かうにも便利なのだが、パリの移動は何と言ってもバス。バス!バス!バス!!

パリの路線バス

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パリ逍遥遊 ヴァランス(Valence)とリヨン(Lyon)の旅

パリ逍遥遊 ヴァランス(Valence)とリヨン(Lyon)の旅

自然の恵みに対する畏敬の念を持つと共に、自然と共鳴していく喜びを持つワイン醸造家を恩師に紹介してもらい、バランスにでかけた。バランスは、パリリヨン駅からTGVがダイレクトに結んでいる。バランスの駅まで迎えに来てくれたワイン醸造家、初めてお会いした人とはとても思えない、ずっと昔からご一緒だったような感じがした。早速彼の所有するブドウ畑を案内してくれた。完全な自然農法を旨とするため、雑草も抜かない。雑

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パリ逍遥遊 コルドン・ブルーのワイン教室

パリ逍遥遊 コルドン・ブルーのワイン教室

フランスに来たからにはワインを勉強しなくては。との思いで、由緒正しき料理専門学校ル・コルドン・ブルーが主催するワイン教室へ。実は私、東京・青山のワイン学校に通った経験もあり、ワイン学校は今回が2回目。両者の比較もしつつ、コルドン・ブルーのワイン教室を紹介したい。

先ずは申し込みの時点で、東京とパリは異なる。東京は単に申し込みをして授業料を支払えば登録完了。一方、パリの方は、motivationな

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パリ逍遥遊 アルザス街道を行く!

パリ逍遥遊 アルザス街道を行く!

アルザス(Alsace)ワイン、忘れもしない。

ワインのブラインド・テイスティング試験に出された問題は、アルザス(Alsace)のゲベルツトラミネール(Gewurztraminer)だった!フランスの食の三種の神器と言えば、ワイン、チーズ、バケットだろうということで、全くお酒が飲めなかった私がパリに来て、ワインを嗜むようになり、なんとワイン学校にも通ったのだ。

パリで最も古い学校、ル・コードン

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パリ逍遥遊 ランスの酒屋

パリ逍遥遊 ランスの酒屋

ランスのノートルダム大聖堂まで来たならば、ついでに近くのワインショップに立ち寄って、お土産にシャンパーニュでも買っては如何だろうか?
シャンパーニュといえば、ドンペリ、サロン、クリュッグなどの有名どころを想像するかもしれないが、流通が発達した今日においては、それらは日本でも購入できる。せっかく現地まで来たのだから、地元でしか手に入らないものを買うのが粋というものだ。といっても、難しい銘柄は良くわか

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パリ逍遥遊 シャンパーニュ街道

パリ逍遥遊 シャンパーニュ街道

パリ郊外の環状道路から高速道路A4号線に向かい、車を走らせること約1時間半。ようやくブドウ畑が見えてきた。
シャンパーニュ地方はパリから近く、中心都市であるランスとパリとの間は144km。しかもフランスの高速道路は制限時速130kmなので、簡単に訪問することができる。普段の旅行ならランスで泡を堪能か、エペルネー界隈で有名ドメーヌ訪問というのが定石だが、今回はランスを南下し、モンターニュ・ド・ランス

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パリ逍遥遊 ヨーロッパ文化遺産の日

パリ逍遥遊 ヨーロッパ文化遺産の日

9月の第3土曜日と日曜日に開催される「文化遺産の日」

1985年にフランスの文化大臣が提唱し、ヨーロッパ全体の合同イベントだ。フランスでは1万5000を超える歴史的建物が見学できる。もちろん、日ごろは見学が許されないフランスの中枢も見学可能だ。

早速、エリゼ宮(大統領官邸)を見ようと、早朝5時半にエリゼ宮に並んだ。朝早くにもかかわらず、すでに50人ほどの列ができている。空港さながらのセキュリテ

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