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記事一覧

インド民の代表的言い訳とその対応 ①

インド民の代表的言い訳とその対応 ①

インド民はとにかく何かにつけて「言い訳」を唱えてくる。まず、インドに着任してイライラするのはこのインド民のコミュニケーションモードである。これはインド民の自己防衛本能の一種であるが、実際に部下や取引相手として対峙した場合にはなかなか手ごわい。その結果、彼らとの議論が面倒臭くなり、適当にやり過ごし、こちらが相手の主張を飲み込んでしまった場合、インド民は、「やはり俺が正しかった」と本気で思いこむ。よっ

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情報を捨てるには

物分りのいい人(子)と悪い人(子)がいる。これを「理解力の差」ととる人が多いけれど、私はそうは思わない。物分りののよい人は「あまり考えずに捨てることができる人」、悪い人は「考えすぎて捨てられない人」だと感じることがほとんど。

私は典型的な物分りの悪い子で、中学三年生になるまで文章問題が壊滅的だった。「太郎くんは駅まで時速2キロで歩いて駅まで、花子さんは時速4キロで自転車で」という問題を読んだとき

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正解を褒める vs. 間違いを指摘する:飴と鞭の使い分け

正解を褒める vs. 間違いを指摘する:飴と鞭の使い分け

生徒がテストで80点を取ったとき、「80点も取れたこと」に対して褒めるべきか、「20点分取り損ねたこと」を指摘するべきか、考えたことはないでしょうか。飴と鞭も使いよう、ということで、ポジティブなフィードバックとネガティブなフィードバックをうまく状況によって使い分けることは指導する側にとっては非常に重要なスキルだといえるでしょう。今回はこのテーマに関して、心理学の側面から着目した論文を紹介します。

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感性は終わっていなかった、熊本

感性は終わっていなかった、熊本

音楽が趣味の日本人による、熊本旅行記です。
阿蘇がとてもよかったです。大して計画せず、かるいノリで飛行機をとって行ってみたら、図らずも熊本のファンになったので、まとめます。

前置き

(帰る場所があるときの)"良い旅行"に必要な要素のひとつは、「もう2度とここには来ないかもしれない、いや来ること自体はあっても、少なくとも同じシチュエーションでは無いな」という感覚だと思います。
つまりは非日常感で

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シャブ漬けにしろッ!!

シャブ漬けにしろッ!!

こんにちは。にぼこんです。

冒頭の一言、「おいおい黒の組織かぁ?」と思いきや、前職のファームでパートナーが発した一言。

今回はファーム(会社)としての成長と、個人(コンサルタント)としての成長はまた別なんだなーというのをしみじみ感じた、というお話。

1. 決まり手、"DX"当時(現在も)急拡大中のファームでは、システム・デジタル領域の売上が全体のかなりの割合を占めています。

更にその中でも

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【コンサル業界研究】監査法人って何してるの?①監査法人の仕組み解説編

【コンサル業界研究】監査法人って何してるの?①監査法人の仕組み解説編

どうも、外資系うさぎのちょこさんです。

最近、こんな感じで質問箱で監査法人のコンサル部門に関するお便りをよくいただくので、ちょっとこのあたりを解説してみようと思います。

ご参考までにちょこさんのご経歴は↓にまとめてあるのでそちらもお読みくださいな感じですが、過去に何年か監査法人のいわゆるコンサル部門に在籍していましたので、そのあたりの経験を元にしたお話になります。

その前に毎度おなじみいつも

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