見出し画像

悩みが形を変えた2か月間と、「結局コーチングってどうなの?」に対する答え

ここ数年、
「WEB媒体×身バレNG×取材は基本不要」という場をメインに
ライターとして執筆していた私。

4月末にコーチングを受け始めたとき、
その相談のテーマは、
「私は何をどう書いていきたいのか?」というものでした。
モヤモヤしていたんです。
私の心地よさは違うところにある気がする。
どこに向かったら気持ちがスッキリするんだろう?って。

そんな中漠然と、
自他ともに「大きな案件」と認められる仕事こそが
そのモヤモヤを解消してくれる正解なのか?
と思って
アクションをスタートしました。

「雑誌で書くことを目指してみようか?」と思ったものの、
40代に至るまで紙媒体に携わったことがないから、
現実的にキツイよな・・・というのが正直なところ。
好きな雑誌の編集部にアポも取れたけれど、
いいお返事はなく。

「WEBでもいいから、有名人に取材できる案件は?」
各種編集部にアプローチしようと思ったものの、
そもそもそういう募集や媒体が少ない。
加えて、かつて取材もこなしていたママでもある友人が
「子供が生まれてから、突発的なキャンセルとかが
 どうしても生じやすいことを踏まえると、
 外部との約束を続けるのは難しいと働き方を変えたんですよね」
という話を聞き、
「そうだよな、精神論や力業は本質的ではなくて、
  プロとして仕事に向き合える範囲の中でやるのも責任だよな」と
思い直し。

袋小路に入りかけたのですが・・・
結局最近携わり始めた
ローカルメディアの「記者」として活動を始めたら、
最後の霧が晴れた
んです。

「私は、媒体の大小や、有名人を相手にするかどうかではなく、
 『取材をしないで書く』ことにモヤモヤしていたんだ!」
って。

悩みは全く違う形をしていた

もちろん、取材不要の記事を書く時も、
できる限りの根拠やソースを集めて、調べて、
あるいは自分の経験や実体験を元に執筆していました。
だから、誠意をもって、噓なく仕事をしていたんですよ。
けれど、やっぱり、記事にするための情報を
自分の足を使って取りに行き、
身体で空気に触れて生の声を聞きに行くことは、
私の誠意であり、知らず知らず抱いていた
後ろめたさや罪悪感を、一気にポ~ン!!と
遠くにぶん投げてくれるような行為でした。

そうか~私実際に取材をして、
それを届けるってことがしたかったんだ。

別に相手が有名人か無名人かだなんて関係ない。
むしろ、有名な人の拡声器役割で発信するよりも、
身近に存在する素晴らしい人や場所を発掘して、
その人の頑張りや思いを少しでも広く届けるお手伝いをする、
そういう役割が嬉しくて楽しいのです。


コーチングを受け始めた当初は、どちらかというと
「どうやって、どの方向に仕事を大きくしていこう?」という
イメージでした。
が、行きついた先は、
むしろローカルというメディアで、
動く範囲自体はイメージよりずっと狭まったのに、
心はグッと満たされる。

自分が「これにモヤモヤしている」と思って描いている悩みの形は、
実は真実からそれて、
まったく違う体を成しているもの
なのだな、と思ったのです。

悩みが心の内にある状態は、
自分とよくも悪くも身近にありすぎる。

私はちょうどそれを「コーチング」というアウトプットの場のおかげで
無理やりにでも言語化して、外に出す機会に恵まれました。
「書く」でも「話す」でも、
悩みや思いを自分という入れ物の一歩外に出した瞬間に、
自分とは切り離された存在になり、客観視できる。

「この表現は違うな」「口に出したら違和感があるな」と
アウトプットを吟味しながら、
悩みの輪郭が修正されていって。
同時に行動することで、
これまた「実際やってもうまくいかないな」「何が違うのかな」と
検証が深まって。

セッションという定期的な機会をマイルストーンに置きつつ、
そんな実験をあれこれ繰り返す
うちに、
長い間悶々としていた私の悩みは、
2か月間で一気にクリアになりつつあります。

コーチングって、結局オススメなの?

コーチによると、私はかなりグングンと前進している類のようです。
たぶん、コーチングという手法が
すご~~~~くハマるタイプの人間ということもあると思います。

最近「コーチングって、実際どうなの?」とよく聞かれるのですが、
以下の人には、すごくいいと思います。

① 人に話すことで心が落ち着く人
特に自分的苦境に立っているとき、相手が何もしてくれない(できない)としても、身近に「状況を知ってくれている人がいる」と言うだけで私は心が落ち着く人間。
コーチングの基本は「答えは自分の中にある」なので、何かを「してくれる」わけではないですが、心の内を知ってくれているだけで大きなエネルギーになりました。

② コスパを重視する人、ケチな人

せっかくお金払ったんだから、効果を最大化したい!!!と思うことで、行動量が思考量が増えるはず。私もふんだんな資金からコーチング料金を支払っているわけではないので、「最大限に元を取ろう!!」と思ったことが成果(?)に繋がっている気がします。

③ 分析が好き/できる人
私は分析や振り返りが得意な自覚はないのですが、この2か月で考えを深める中でよく言われたのは「分析力がある」ということ。好きかどうかは別として、「分析ができる」ことは多くのヒントを得る近道だと感じました。
ひとつの経験を分析し、抽象化できると、スピーディーに階段を上れる気がします。が、これは訓練によって鍛えられる部分でもあるので、まずはコーチングを受け、問われながら意識を高めるという順番もあると思います。

④ 素直にor積極的に人の影響を受けることができる人
コーチングは洗脳でもスピリチュアルな行為でもありません。が、「こんなの効果あるの?」と思うより、どっぷりその世界に浸ってアンテナを立てた方が圧倒的に発見の量が多くなる。
「左右」されるのは問題ですが、コーチや、コーチング期間中に出会う人の影響をいい形で受けられることは、コーチング効果を高めるポイントである気がします。

どなたかのご参考になれば幸いです!

▽こちらも、ぜひ!





最後までお読みくださりありがとうございます。SNSで感想・シェアを頂けたらとてもうれしいです(必ず読みに行きますね!)。いただいたサポートは、noteコンテンツにつながるような書籍購入に使わせていただきます。これからも気軽に遊びにいらしてくださいね!