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【要約】1番伝わる説明の順番/出版社:フォレスト出版/著者:田中耕比古

皆様こんばんは。
数ある中からご覧頂き誠にありがとうございます。
今回は「【要約】1番伝わる説明の順番/出版社:フォレスト出版/著者:田中耕比古」についての記事となります。


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1️⃣.本の説明

この本は、戦略コンサルティングが教える「説明の順番」に関するです。

「説明に順番なんて関係あるの?」と、思われるかもしれませんが、実は大いに関係しております。

説明の順番を変えるだけで、相手への説明が分かりやすくなったり、逆に伝わらなくなったりします。

今回は「説明の順番」について、私が共感した部分を3つご紹介致します。


2️⃣.どんな人にオススメか?

1️⃣《対象者》
相手に伝わるように説明したい人。
コミュニケーションで悩んでいる人

2️⃣《学び》
説明の順番を意識するだけで、どれほど伝わりやすくなるのか?が学べます。

3️⃣《記事を読んだ後、どうなって欲しいか?》
相手により伝わる説明が出来るようになってほしい。


3️⃣.この本が伝えたいこと

✅【説明は思いついた順番に説明するのではない。相手に分かりやすいように説明する順番を工夫することが大切である。】


4️⃣.本の内容その①
説明下手な人の3つのパターン

まず、説明下手な人の3つのパターンをご紹介致します。
これは、以下になります。

何をどの順番で説明するかを考えていない

相手の理解度に合わせた説明ができない・しようとしない

自分の言いたいことがまとまっていない・わかっていない

引用: 1番伝わる説明の順番/出版社:フォレスト出版/著者:田中耕比古


大抵このパターンのどれかになるそうです。
ですが、改善は可能です。

そこで今回は、『何をどの順番で説明するかを考えていない』に焦点を当ててご紹介します。


4️⃣.本の内容その②
前提をそろえる

説明の順番で大切なことは、「前提をそろえる」ことです。

これは、結論を先に言うことよりも大切なことです。

本書での「前提」の定義は

これから話す内容について、相手がどの程度のレベルの知識を持っているかということです。

たとえば常日頃、顔を突き合わせている会社の同僚や上司に、日常的な業務の説明や話をする上では、なんの話をどのくらいのレベルでするか、ということは考える必要がありません。
お互いに「このくらい」という感覚が共有されているからです。

しかし、十数年振りにあった友人に、
「今やっている仕事ってどういうことをやっているの?」
と聞かれた場合には、共有できている情報が少ないため、同僚や上司に話すように説明してもうまく伝わらない、ということになります。

引用: 1番伝わる説明の順番/出版社:フォレスト出版/著者:田中耕比古

このように、話す内容について、お互いがどの程度知識を共有しているか?どれだけ知っているか?

これが非常に重要になります。

そして、「前提をそろえる」必要があります。
まとめると以下になります。

「前提をそろえる」とは?

話す範囲

相手の理解状況

前提状況

1.前提となる情報の共有ができているか
2.相手がどのくらいの知識レベルか
3.今回はどこまで話すか、伝えるか

相手の理解度や知識の状況を考えずに、いきなり結論から話し始めてしまうと、相手はついてこれなくなる。
何について、どのくらいのレベルで、どこまで話すか、などを考えることが大切。

結論よりも先に「前提をそろえる」

引用: 1番伝わる説明の順番/出版社:フォレスト出版/著者:田中耕比古

これを意識すると、話がスムーズに伝わります。

なので、まずはお互いの「前提をそろえる」ことを意識しましょう。


4️⃣.本の内容その③
話すことを減らすのも一つの手

相手により伝わりやすくする方法で、本書には以下が記されております。
それは、

1番簡単なのは「言いたいことを減らす」

引用: 1番伝わる説明の順番/出版社:フォレスト出版/著者:田中耕比古

逆転の発想です。
言葉を減らしてしまえば、情報量は少なるなるので、より相手に伝わりやすくなります。

「言いたいことを減らす」上で重要なことがあります。
それは

「この木について、説明してください」と言われて、枝の話や葉っぱの話をするのは本質的ではありません。
その木の成り立ちを「幹(場合によっては「根」)の部分から説明するべきです。
もっといえば、「枝葉の説明」と「幹の説明」の、どちらかしか説明してはいけないと言われたら、「幹」の話を選ぶべきである、ということです。

〜中略〜

大事なのは、「何が幹で、何が枝葉なのか」を見抜くことです。

引用: 1番伝わる説明の順番/出版社:フォレスト出版/著者:田中耕比古

要は、話で重要な箇所を見つけるということです。

本書の例えを使って説明します。

たとえば、あなたが営業マンだとして、上司に「売上げが下がっている現状の課題はなんだ?」と問われ、仮に次のように答えたとしましょう。

・大口顧客のA商事との取引が、最近落ち込み気味である
・部材の値上がりが進んでいる
〜中略〜
このような回答をしているのならば、それほ"枝葉"です。
確かにこれらは問題でしょうが、それらを列挙したとして、上司はどう思うでしょうか?

おそらくは、
「結局どれが課題なの?(その中に、"課題"は入っているの?入っているならどれなの?)」
〜中略〜
という反応が返ってきます。

一方、同じ問いに対して、
「新規顧客の開拓が進まないことです」

と答えた場合にはどうでしょうか。

「なんでそう思うの?(本当にそれが課題なの?違うかもしれないから説明してみてよ=理由・根拠の確認)」
〜中略〜
となるでしょう。

引用: 1番伝わる説明の順番/出版社:フォレスト出版/著者:田中耕比古

つまり、"枝葉"の会話は、ただ問題を羅列しているだけです。
これでは話は前に進みません。

しかし、後の「新規顧客の開拓が進まない」は明確な課題なので、話が前に進むのです。
これは話の"幹"の部分と言えます。

話の"幹"から話し始めれば、その幹の先にある"枝葉"の問題も意味を持ち始めます。

だからこそ、"幹"を見極める意識を持ちましょう。


5️⃣.まとめ

いかがでしょうか?

説明の順番を意識したり、前提を揃えるだけで、相手に伝わる説明に変わります。
これは、練習で上達します。繰り返しやってみましょう。

今回は、ほんの一部のみをご紹介でしたが、まだまだ説明が伝わりやすくなる方法が記されております。

難しい言葉も少ないので、普段読書しない人にもオススメです。

ぜひ一度、手に取ってみてはいかがでしょうか?

私の記事が皆様の今後の成長に繋がることを心より願っております。


6️⃣.過去の要約記事

また、過去の要約記事も掲載致します。
宜しければご覧ください。

以上となります。
次回は3/19に投稿致します。

最後までご覧頂き、誠にありがとうございました。

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