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もしもえんぴつに『手書きの効果』を加えたら?
この度は、数ある中からご覧頂き、誠にありがとうございます。
【まえがき】
この記事の内容
『もしも〇〇にこの自己啓発を加えたら』どうなるのか?
※あくまでも『自己啓発ソムリエ 言葉で動く』個人の意見です。
想像を膨らませてお楽しみください。
【えんぴつのご紹介】
私達をワクワクさせてくれるえんぴつ。
今回はこの自己啓発を加えてみましょう。
【加える自己啓発はこちら】
✅ 【手書きでアイデアをひらめく】
①手書きはアイデアを生み出す
プリンストン大学とカリフォルニア大学ロサンゼルス校の共同研究では、大学生を対象に、講義を 「手書きでノートをとる学生」と「ノートパソコンでノートをとる学生」にわけて比較しました。
結果は、手書きの学生のほうがよい成績を上げ、より長い時間にわたって記憶が定着し、新しいアイデアを思いつきやすい傾向にあることが明らかになりました。
また、スタヴァンゲル大学 (ノルウェー)とマルセイユ大学 (フランス)の共同研究では、被検者を「手書き」群と「タイピンク」群にわけ、20文字のアルファベットの文字列を暗記してもらい、 3週間後、6週間後に、その文字列をどれだけ記憶しているかテストしました。
結果は、タイピングよりも手書きのほうが記憶に残りやすいことが示されました。
また、手書き中とタイピング中の脳の働きを MRI(磁気共鳴画像)でスキャンしたところ、手書き中のみ、ブローカ野という言語処理にかかわる部位が活性化していることも明らかになりました。
書いていると、頭の中に空いたスペースが出来て、そこに新たなアイデアが入ってくることが可能になるからです。
②有名なあの人も手書きを活用していた
イスラエル工科大学の設計技術の学習に関する研究によると、落書きが「思考する頭と、銘筆を持つ手、さらに紙に書かれた落書きを見ている目の間の相互のやりとり」を活発にさせ、落書きが設計図の完成に役立つことを報告しています。
「落き基命」の著者スンニ・プラウンは、「落書きは思考の手段であり、私たちの情報処理方法や問題解決方法に影響を与える。ヘンリー・フォードからスティーブ・ジョブズまで偉大な考えを残した人たちは創造的な活動を始めるために落書きを活用していた」といいます。
また「人間失格』で有名な文豪、太宰治の学生時代のノートが発見され話題を呼びました。そのノートには、いたるところに落書きが描かれていたからです。その多くは自画像でした。
落書きは決して悪いものではない。記憶力や創造力を高めるものです。
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【恐らくこうなる】
不思議な夜だった。
ため息をつきながら、すき家のバイト終わりに星を見上げていた。
すると、自分の横をすごい速さで何かが横切った。咄嗟に僕は避けた。押していた自転車と共に勢いよく倒れた。
這いつくばりながら、横切ったものを探すためにアスファルトを見た。
すると、とある場所がピカピカに光っていた。
恐る恐るそこまで歩いた。
その場所まで辿り着き、アスファルトにしゃがみ込んだ。
目を疑った。
流れ星ではなく、トンボ鉛筆がアスファルトに突き刺さっていた。
僕は咄嗟に、光り輝くえんぴつを手に取った。
僕は、絵を描くことを辞めようと思っている。
30歳でアルバイトと絵の二重生活。耐えられない貧困。ブラックサンダーを買うのにも躊躇するほどだ。
周りの奴らは結婚して子供もいるってのに、この有り様だ。
この歳で僕が出来ることと言えば、牛丼をお客様に運ぶことくらいだ。
そんな僕だから、就職が難しいのは分かっている。
そんな自分に急に苛立ち始めた。
憂さ晴らしに昨日拾ったえんぴつで落書きを始めた。
すると、手を動かすたびに記憶がふっと蘇ってきた。
若かりし頃、彼女と初デートで手を繋ぎながら浅草花やしきに行ったこと。
深い闇のような夜、友達と原付で2人乗りをして警察にこっびどく怒られたこと。
「懐かしいなぁ」と思いながら、落書きで描いた絵を見て、当時の風景をまた思い出す。
すると、突然頭の中が閃いた。
気付いたら頭の中がアイデアでいっぱいになった。
僕の頭の中を再現するかのように、トンボ鉛筆が今までで一番光り輝き出した。
僕は咄嗟に、えんぴつを手に取った。
そこから、何十枚も絵を描いた。
それなのに、えんぴつは全くすり減らず、ずっと尖ったままだ。
それに呼応するかのように、アイデアを絵に変えていった。
不思議なえんぴつを拾った3年後、すき家を円満退社し、えんぴつ絵画の個展を開催した。
🅿️手書きには『アイデアを生み出す』という恩恵があります。
手を動かしていると、不思議とアイデアがどんどん浮かんでくるものです。
手を動かせば、流れ星に願いが通じたかのように、アイデアの神様は頭の中であなたに微笑む。
もしもえんぴつに『手書きの効果』を加えたら、恐らくこうなる。
参考文献
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自己啓発ソムリエ 言葉で動くの
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「何故、本を読み続けるのか?」その理由が書いてある記事となります。
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「私が知識にどういう思いをかけているのか?」を書きました。
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