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松本明子著「実家じまい終わらせました!」/核家族化の落とし物

松本明子著「実家じまい終わらせました!」/核家族化の落とし物

松本明子さんのお父様は、彼女の幼少時に念願のマイホームを香川に建てた。宮大工に依頼して作った和風平屋建ての立派なおうち。父親が人生を懸けて建てた人生最大の買い物だった。
しかしそれが、彼女の人生最大の悩みの種に…。維持費の総額は1800万円。
売却を考え最初に査定した額は200万円。がーん…。
しかし、芸能界で立ち行かなくなった時や、災害時にすぐ住めるようにとリフォームをした事が幸いして、600万

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東野圭吾著「手紙」

東野圭吾著「手紙」

積んでた本を読みました^^;

強盗殺人の罪で服役中の兄を持つ苦学生の弟。(両親は既に他界。)
1ヶ月に1度、獄中から送られてくる兄からの手紙がサイドストーリー的に織り込まれつつ物語は進む。

働きながら大学へ通う弟。
歌の才能を買われバンドに参加するも、プロデビュー直前で兄の事が発覚し脱退。
恋人が出来ても破綻。
兄が獄中にいる事を隠して入社した会社でも、やがて発覚し配置転換させられる。
どんな

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太田愛著「犯罪者(上下巻)」/ハードボイルドだど。

太田愛著「犯罪者(上下巻)」/ハードボイルドだど。

次男から回ってきた本。
イヤ〜時間かかりました^^;
ハードボイルドもので、正直私好みではなかった。それと、状況描写が緻密(それゆえ長編小説)。そこが、ファンにはたまらないのでしょうが、他の本も読みたい、あれもしたいこれもしたい私には、ちょっと長すぎたかなー

でも、次男から来た本だから頑張って読みました^ ^(マイペース夫は全く読みません!怒。)

story↓

一見バラバラに見えた通り魔事件

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玉置妙憂著「死にゆく人の身体と心に起こる事」/延命至上主義は戦後日本の医学会が創り上げてきた刷り込みである。

玉置妙憂著「死にゆく人の身体と心に起こる事」/延命至上主義は戦後日本の医学会が創り上げてきた刷り込みである。

何年も前になりますが、この方の前著「まずは、あなたのコップを満たしましょう」を読み、「死」に対する考え方が大きく変わりました。

玉置さんはこんな方↓

前著「まずはあなたのコップを満たしましょう」は図書館で借りて読んだので現在手元になく、振り返る事が出来ないのですが、こちらの本は手元にあるので、軽く再読してみました。

この本では、玉置さんの、延命治療に対する強い反発が感じられた前著からさらに思

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高見純代著「しあわせ白書」/あるがままを受け入れ、輝いて生きる。

高見純代著「しあわせ白書」/あるがままを受け入れ、輝いて生きる。

相互フォローさせて頂いている高見純代さんのご著書を拝読しました。

純代さんは、幼少の頃から大変体が弱くていらした事、また、大学ご卒業の頃お父様の会社が経営破綻に陥りその返済のために29歳まで全額家にお金を入れていたこと。就職した会社ではイジメを受け転職した会社でも同じような辛い日々を送りうつを発症、その後乳ガンを宣告され、最初の診断(温存手術)を鵜呑みせずご自分で納得のいく手術を選び克服。
さら

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木村盛世著「キラキラした80歳になりたい」/女性の老後はhappy♪

木村盛世著「キラキラした80歳になりたい」/女性の老後はhappy♪

先日、私は健康診断やガン検診を受けていないというお話を書きました。↓

この記事の中でご紹介したYoutubeチャンネルを運営されている木村盛世さんご存知の方も多いかと思います。初めてテレビで拝見した時、ちょっと怖い^^;印象を持ちましたが、Youtubeで改めてそのお考えに触れると、私が考えている事とほとんど同じで、嬉しくなりまして、最近出版されたばかりのご著書を早速読んでみました。
さくっ!と

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サリンジャー著・村上春樹訳〝The Catcher in the Lye〃/17歳の憂鬱

サリンジャー著・村上春樹訳〝The Catcher in the Lye〃/17歳の憂鬱

古い本だけど、未だに書店で平積みで売っているところをみると、現在進行形で読まれている本、なのだと思われます。
40代の頃だったか(年輪を重ねすぎてわからなくなってる^^;)喫茶店に置いてあった本書を斜め読みした事があるのですが、内容を全く覚えていなかったという事がわかりました。笑

<story>
主人公ホールデン・コールフィールドは17歳。
なんらかの病気(精神の病?)で療養中。
単位を落として

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小泉吉宏著「ブッタとシッタカブッタ」全3巻/問題は全て自分の中にある。

小泉吉宏著「ブッタとシッタカブッタ」全3巻/問題は全て自分の中にある。

あの事件は、暗殺者の思い込みによる犯行だったことが明らかになってきましたね。
報道が真実であるなら、あまりに理不尽。
向かう相手を完全に間違えている。
…いや、本当の敵に相対する勇気がなかったのかもしれませんね…

以下独り言〜

怒りの気持ちは本当は母親に向けるべきなのではなかったか。しかし、母親に歯向かう事が出来なかった?
母親を殺す事は出来なかった、だから怒りの矛先は違う人へ向けられた?

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手塚治虫著「ガラスの地球を救え」/鋭い視点で書かれた未完のエッセイ

手塚治虫著「ガラスの地球を救え」/鋭い視点で書かれた未完のエッセイ

平成元年2月、手塚治虫さんは執筆中の本作が完成しないまま急逝されました。
病に倒れた前年3月以降も、創作への意欲、情熱は凄まじく、手術し入院中も連載漫画を描き続け
亡くなる10日前までアニメーションのお仕事をされていたそうです。

私は、手塚治虫さんに、お亡くなりになる数年前に書店のサイン会でサインを頂いています。
その時の事はまた別の機会に。(ただのサイン会ではなく、手塚さんのお人柄を象徴するよ

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Mocha著「今日もコーヒーを淹れて。」ご機嫌に暮らす21の方法

Mocha著「今日もコーヒーを淹れて。」ご機嫌に暮らす21の方法

雑貨屋さんで目に止まった本です。
Mochaさんは沖縄石垣島での暮らしをYoutubeで発信している方。

珈琲タイムに最適と思われる、肩の凝らない気軽に読める本です。

著者は、大学卒業後就職せず(就活に興味が湧かなかったそうです)インドを旅したりしたが得られるものはなかった。
アルバイト生活中25歳の時に現在の妻と出会い妻の実家、沖縄を訪問したところ、27歳のフリーターであった著者を温かく迎え

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小林弘幸著「健康の正体」/血流・腸・自律神経を整える事が全てである。

小林弘幸著「健康の正体」/血流・腸・自律神経を整える事が全てである。

健康の正体とは。
著者曰く、全ての始まりは血流である。質の良い血液が細胞のひとつひとつに届く事が健康への始まりである。
血液、腸、自律神経。
全て関連性がありどれかひとつだけ重要という事はない。

腸内環境を整える
綺麗な血液の出発点は、健康な腸。
便秘や下痢で腸壁の炎症が繰り返し起こるとその度にDNAが傷つき、細胞が生まれ変わる時にエラーを起こす。このエラーががんなどの病気に繋がっていく。

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東野圭吾著「カッコウの卵は誰のもの」/遺伝子で全ては決まっている?

東野圭吾著「カッコウの卵は誰のもの」/遺伝子で全ては決まっている?

カッコウという鳥は、「託卵」といって、他人(鳥)の巣に卵を産みつけ子育ても放棄する習性があるそうで、タイトルからそういった話だと想像がつきますね。

story↓

東野圭吾さんはどれもとても読みやすいのと、人情面でほろりとさせられるのが好きポイントで、文庫になると読んで来ましたが、、
途中は面白かったけど最後あっさりと終わってしまった感じかなぁ。少し物足りなかった(生意気な感想)かな。
違う展開

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西野精治著「スタンフォード式 最高の睡眠」/良い覚醒が良い睡眠をもたらす。

西野精治著「スタンフォード式 最高の睡眠」/良い覚醒が良い睡眠をもたらす。

ゴールデンウィークに帰省した長男からおススメされた本2冊目はコレ。
早速読んでみました。

私は、実は睡眠は不得意分野^^;
とにかく入眠が不得意で、しかし1度寝たら起きれない、眠り続ける、みたいな。
元々私の親が夜型で、私の母は亡くなった前日(というか当日)もいつものように夜中2時頃まで起きてたそうで、80歳近くの人にしてはかなりの夜型。
私はというと、子育て時代は日中とにかく疲れていたので普通

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青木厚著「空腹こそ最強のクスリ」/空腹力を鍛える。

青木厚著「空腹こそ最強のクスリ」/空腹力を鍛える。

3年ぶりに、東京で一人暮らしをしている長男がギターを背負って帰って来ました。(暇さえあればギターを弾いているため肌身離さず携行しているのです^^;)3泊して既に東京に戻りました。(^^)/~~~

聞けば、今 1日1食生活をしていると言うので詳しく聞いたところ、
お腹の調子を悪くした事がきっかけでこの本を読み実践していると。

早速購入して読みました。
あっという間に読了。
(文字数が少ない?)

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