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高見純代著「しあわせ白書」/あるがままを受け入れ、輝いて生きる。

相互フォローさせて頂いている高見純代さんのご著書を拝読しました。

純代さんは、幼少の頃から大変体が弱くていらした事、また、大学ご卒業の頃お父様の会社が経営破綻に陥りその返済のために29歳まで全額家にお金を入れていたこと。就職した会社ではイジメを受け転職した会社でも同じような辛い日々を送りうつを発症、その後乳ガンを宣告され、最初の診断(温存手術)を鵜呑みせずご自分で納得のいく手術を選び克服。
さらに子宮がんをも宣告されたものの、婦人科での治療を拒否。
ここからが凄いのです。 
大学時代に嗜まれた嵯峨御流華道(家元制ではなく、仏教の教えを根底に持つ華道という事です)の元、大好きなお花を愛でる事を再開。診断を受けてから5年後、検査結果から手術を決意。様々な体験をされ、今ガン以外の病と共存しつつ精神的に健やかに軽やかに生きておられる、その心の変遷が活き活きと綴られていました。

何度も大きな病気を克服された純代さん。失意の中、枯れていく病室のお花を見ながら、以前習っておられた華道の再開に向けて心を柔らかく開放されていく過程からは、枯れてしょんぼりしていたお花がみるみる命を吹き返したような、生きる喜びが感じられ、途中何度か涙しながら読了しました。

純代さんは、華道を通じて仏道に帰依され、祈りの心が自分を救ったと書かれていますが、
さまざまな困難の局面で医師の診断を鵜呑みにせず、ご自身で調べ、納得のいく取り組みをされた事、その叡智にとても感動し、私もそんな風でありたいと心の中で強く誓いました。

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ところで私は、完全治癒を目指して従来のガン治療(手術、放射線治療、化学療法など)を行いその結果体はボロボロになり体力を失って亡くなって行った方の手記を何冊か読み、そのたびに、
これでいいのだろうか?
治るために積極的な治療をして、結局苦しんで死んでいく、それは私は嫌。
痛い思いをして弱っていき何も出来ず寝ているしかないのなら、そうではなく、残された人生を好きな事をして過ごしたい。だから、お医者様の指示を鵜呑みにする事は絶対に避けたいと思っていました。
ですので、純代さんのご判断にとても勇気をもらいました。

ガンの事は気にせず好きな事をして過ごしていたらいつの間にかガンが消滅した、という話も聞きます。
実際、身近にも、ガンではないのですがそういう経験をした方が何人かいます。

医療は、ある面では商業主義に組み込まれており、なるべく多く薬を出したい、手術件数を増やしたい、そういうお医者様が多いのも残念な事実。

純代さんは、華道を通じて、師をはじめとした魅力ある方達との温かい交流を持つ事で礼節を学び大きな愛情に包まれて過ごした事で救われたのです。お花に接する喜びが、純代さんの体を健やかなものに変えていった。こんな感動的な事が、本当にあるのだと知り私は今とても嬉しくてなりません。

ガンにフォーカスし過ぎない事。
「今ここ」に生きる事が1番大切、と純代さんはおっしゃってます。
先の事を心配し過ぎて心を病んでしまいその結果本当に体も病んでいく方が多いように思います。
私も、この先純代さんのように、純粋な心でもって、今ここを活き活きと生きていく‼︎
そう決心しました。

純代さんのような方と、今同時代に生きていて、こうして学びを頂けた事に心から感謝します。
ありがとうございました。

純代さんのこちらの記事↓で、ご著書が紹介されています。ご興味のある方は是非ご覧くださいませ。


それでは今日はこの辺で。
最後までお読み頂き
ありがとうございました❤︎

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