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日々雑感

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日々思ったこと、感じたことを特にテーマを決めずに書いています。
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#和太鼓

人生の思い出

人生の思い出

66年間の人生の中で思い出に残っている嬉しかったことや楽しかったこと。
いつも後ろ向きなことや不満しか書いていないので、たまにはこういうことを書いてみようと思う。

【空手】
何ごとにも自信を持てず、引っ込み思案でいつも下を向いている私に業を煮やした父に無理やり入門させられた空手道場。
高校生のとき。
西新宿の古い雑居ビルの4階にあった道場。
恐る恐る行ってみると黒い帯をつけた男性が一人いた。

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責任感とは?

責任感とは?

私は和太鼓を20年以上続けてきました。

この場に何度か書いている(アイス)ホッケーとともに、私が長いこと大切にしてきた趣味の一つです。
しかし、最近、その和太鼓と「もうすっぱり縁を切ろうか」と考え始めています。
この1年ほど、そういう気持ちが日に日に強くなってきています。

自分が上手くなりたい、という気持ちは3年ほど前に捨てました。
どんなに練習をしても、ちっとも上達しない自分に嫌気がさしたの

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夢の太鼓グループ

夢の太鼓グループ

2017年2月のブログ。

『同じ職場に通う半身に麻痺がある方。
私が通勤する朝はいつもバス停から勤務先まで話をしながら歩きます。
私が和太鼓を趣味にしていることを知り、ポツリとつぶやきました。
「僕にも太鼓、出来るかな」
「楽しいんでしょうね」

この言葉を聞いて、ハッと感じるものがありました。
「障害の有無に関わらずみんなで太鼓を楽しむことができないだろうか」と。
私の中で、このような太鼓グル

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双極性障害【自己受容】

双極性障害【自己受容】

自己受容、他者信頼、他者貢献。

ある心理学者によれば、幸せに生きるためにはこの三つが一組が必要だとのことです。

この三つはこの順番に持つことが必要なのかどうかはまだ私の勉強不足で分かりません。

それはさておき、自分はどうか。
信頼している他者はいます。
カウンセラーさん、なんでも打ち明けることができ、それを受けとめてくれる友人。

他者貢献は、ボランティア活動や「和太鼓・仁の会」を運営するこ

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和太鼓・仁の会のこと

和太鼓・仁の会のこと

私はいっとき障害者施設で働いていたことがあります。

そこに勤めていたとき、毎朝、通勤時に一緒になる身体障害者の方がいらっしゃいました。
その方は足が不自由でゆっくりとした足取りで歩きます。
バスを降りて、一緒に歩き、いろいろな話をしながら職場へ向かいました。
ある日、私が太鼓を習っているという話をしたとき、ポツリとおっしゃいました。
「ボクにも太鼓、叩けるかな」

これが私が「和太鼓・仁の会」を

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和太鼓・仁の会(2)

和太鼓・仁の会(2)

先週、今年の練習をすべて終え、会員の皆さんからいただいたメッセージの一つ。

A君のお母様から。
『思いもよないコロナ禍の中ですが
学校生活残りの1年
社会人に進むにおいて
Aの余暇の過ごし方を模索
していた時に
仁の会のお誘いをいただき
入会させてもらい
Aの楽しんでる姿に
皆さまとの出会いに感謝の年と
なりした

親としては皆さんにご迷惑
ばかりでハラハラと見ている
状態ですが
暖かく見守って

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できない / しない

できない / しない

上達を求めて太鼓の稽古に励んでいたころのある時期、稽古に向かおうとすると気が重くなり、電車に乗れなくなりました。
好きな太鼓の稽古に行くのに何故「行けない」のだろう。
自分でも不思議でなりませんでした。
当初は持病(双極性障害)のせいで電車に乗れなくなったのだろうと思っていました。
そんなとき、ハッと気づいたことがあります。
それは、「行けない」のではなく「行かない」のではないか、ということです。

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和太鼓の稽古

和太鼓の稽古

私は約20年間、和太鼓を習っていました。
週末はもちろん、平日にも仕事帰りにあちこちの太鼓教室に通っていた時期があります。
それだけ好きだった和太鼓ですが、自分が上達を目指す太鼓はやめました。

理由は2つあります。
1つの理由は、まったく上達しないことに嫌気がさしたことです。
2つ目の理由については、明日書くことにします。

稽古をしても、しても、ちっとも上手くならない。

そんなことを考えずに

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和太鼓・仁の会

和太鼓・仁の会

私が地元で始めた和太鼓・仁の会。

最初の練習は2017年5月。

あれから約3年半が経ちました。

現在の会員数は12名。

ボランティアで指導にあたってくださっている方と私を加えると14名の会になりました。

会員は、障がい者ご本人、その保護者、障がい者施設職員など。

障がいの種別も年齢も様々。

皆さん、太鼓が大好きで毎回ほとんどの方が参加されています。

あるとき、重度の知的障がいを持つ

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できない?しない?

できない?しない?

この場に何度か書いていますが、私は長年太鼓を稽古してきました。

週末だけでなく、平日の夜も仕事を終えてから週に2、3回稽古に通っていた時期もあります。

それほど熱中していた太鼓ですが、あるときから、稽古に向かおうとすると気が重くなり、電車に乗れなくなりました。

好きな太鼓の稽古に行くのに何故「行けない」のだろう。

自分でも不思議でなりませんでした。

当初は持病のせいで電車に乗れなくなった

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一期一会の太鼓

一期一会の太鼓

最近やめてしまいましたが、私の楽しみの一つは和太鼓でした。
ちょうど20年、続けてきました。

「和太鼓」といってもその種類はたくさんあります。太鼓の置き方、打ち方、リズム、打ち手の人数...

私が最も好きで、熱心に稽古に励んだのは、1台の太鼓を胸の高さ位置に横向きに置き、両側から二人の打ち手が打つ太鼓です。

この太鼓は、表の打ち手が「旋律」を打ち、裏の打ち手が基本となる拍子を打ちます。

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【太鼓の稽古】

【太鼓の稽古】

私は約20年間、太鼓を習っていました。

週末はもちろん、平日にも仕事帰りにあちこちの太鼓教室に通っていた時期があります。

それだけ好きだった太鼓を最近やめました。

その一番の理由は、まったく上達しないことに嫌気がさしたことです。

稽古をしてもしてもちっとも上手くならない。

そんなことを考えずにただ太鼓を楽しめばいいんだ。

何度もそう言い聞かせましたが、それができない。

稽古に行っても

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