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和太鼓・仁の会

私が地元で始めた和太鼓・仁の会。

最初の練習は2017年5月。

あれから約3年半が経ちました。

現在の会員数は12名。

ボランティアで指導にあたってくださっている方と私を加えると14名の会になりました。

会員は、障がい者ご本人、その保護者、障がい者施設職員など。

障がいの種別も年齢も様々。

皆さん、太鼓が大好きで毎回ほとんどの方が参加されています。

あるとき、重度の知的障がいを持つお子さんがお母様と一緒に参加されました。

その後に、私に送られてきた別の会員のお母様からのメール。

「この間 来られた Aくん

それこそ 年齢差も 障がいの程度も 我々とは離れていて…

お部屋に入ってこられた時 果たして楽しんで帰っていただけるか…と心配しましたが

太鼓はすごい!

余計な説明もいりませんね

太鼓を叩けば もうそれだけで あの笑顔ですもの

出逢って数分で もう仲間になれる

周りに迷惑かけてしまうから…と 公園1つとっても 遠慮しがち

気兼ねなく 親の私たちも そのまんまで居られる場所が どれだけうれしく ありがたいことか…

Aくんはもちろん、お母さまにとっても

そのまんまで居られる場所となれば 良いですね。」

障がいのあるお子さんを持つ保護者にとって、遊び場一つとっても世間の目は冷たい。

そんな苦労がにじみ出ているメールです。

そんな皆さんが誰に遠慮することもなく「そのまんまで居られる場所」。

仁の会はそういう場所であり続けたいと思います。