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アッシーメッシーなんでもやりますっ!!

長子が小学生になった頃、元夫は每日登下校中の長子を付け回していました。

濡れたくなかったからなのか、雨の日だけいない事が多くありましたが、基本的には毎日です。
長子に、「ジジイは今日雨だったから濡れたくなかったんじゃないかな?いなかったよー」なんて分析されている始末でした。※別居前、別居後も酷いことをされ続けた長子が小さいながらに考えたパパに対する抵抗の一つが、パパをジジイと呼ぶことでした。

私も送り迎えが出来る時は行っていましたが、長子が友達と帰りたいと言うので、お迎えにはあまり行っていませんでした。(上級生に助けられたエピソードはまた別で書きます。)

それにしても元夫、、、仕事何してたんだろ?朝と昼過ぎ、、、仕事中の時間だと思うのだけど、、、?
謎です。(在宅を勝ち取る方法については、また別エピソードで書きます!)

なので、長子は毎日大嫌いな元夫に会わなければならず、本当に嫌がっていました。

友達との話には入ってくるし、友達も含めて勝手に写真を撮るし、、、
何より遊んでって何度言っても遊んでくれもしなかったのに、今更急になんなの!?
と子どもながらに疑問に思っているようでした。

そんな長子との様子は、近所でも有名になり、学校の先生からも連絡が来たり、通報されたり、、、
元夫が長子に近づくと、来るなー!!と言いながら防犯ブザーを鳴らすので、元夫は近所でも有名な変質者になっていました。

もちろん警察には通報も相談もしています。別エピソードでも書いていますが、元夫は犯罪ぎりぎりの事しかしないので、パトロールしかしてもらえません。

防犯ブザーを鳴らす件では、調停や買い物の際に急に元夫に追いかけられ話しかけられた時に、「〇〇が鳴らせと言っているんだろ!!やめさせろよ!!」※〇〇には私の名前が入ります。
と言われましたが、
「私は、急に近付いてくる怖い人や、やめてと言ってもしつこい人がいて身の危険を感じた時に、周りの人に気がついてもらう為に鳴らすもの!と指導しただけだし、学校でもそのように指導されていますよ!なので長子は身を守るための物の正しい使い方をしているだけです。鳴らされたくなければ辞めれば良いと思います。」
と返しました。

ある日、たまたま義弟が出勤中に元夫に絡まれている長子を見つけ、写真を撮影して私に送ってくれました。

これまでも義弟の通勤時間と長子の登校時間が同じようで、何度も写真を送ってきてくれていたので、その度にストーカー行為や嫌がらせ行為が続いている証拠として調停で使う材料にしていました。(調停員は敵!?の別エピソードで今後書いていきます。)

いつもの様に写真を証拠フォルダにまとめ、もう一度よく確認すると、、、


ん!?

えっ!?これってまさか!?



長子は、幼い頃から少し大人びた感じで、言葉の始まりは遅かったものの喋り始めた頃には敬語まで完全にマスターしており、「こんにちは。最近はとても暑いですね〜。僕ね、今そこの公園で遊んできたんですよ〜」
なんて知らないおばあさんに話しかけてみたり、時には外国人にも話しかけ、母は焦りまくり謎の英会話をするはめになったり、、、
私は人見知りなので、近所の人にもすれ違う時、挨拶と会釈ぐらいはしますが、自分から話しかけることはないので、このような会話を一体どこで覚えてきたのか、、、?
母には全く分かりません。
3歳になる頃には、私が使っているのを見て学んでいたようで、知らないうちに勝手にリモコンやタブレット操作をマスターしていて、、、
しかも切り替えまでできるし、文字はまだでしたが、音声入力での検索方法まで私は教えていないし使わないのに知っていたり、、、

大人なの?ぐらい要領よく色んなことをこなしていました。

要領よく、色んなことを、、、

長子はその日、学校終わりに習い事に直接行く予定だったのですが、その荷物が大きいわ重いわで、ちょっと小1に持たせるのは可哀想かな〜というぐらいの荷物でした。

その荷物、、、


写真では、元夫が持っていたんです!!

たぶん、長子が持たせたのだと思います。母の勘です。

でも、でももしかしたら急に元夫に父性が芽生え、長子が重そうなので持ってくれたのかな?と思って、夕方、長子を迎えに行った時に、朝の事を聞きました。
私、「ねぇ、今日またジジイに絡まれたの?」
長子、「そうなんだよ、、、いつも一緒に行ってる友達と会えなくて、そしたら急に坂から走って降りてきて、ずっとついて来るんだよ、本当に嫌だよ!」
私、「それは嫌だったね」
長子、「うん」
私、「ちょっと聞きたいんだけどさ、この写真見てくれる?」
長子、「何?」
私、「今日の朝だよね?この写真でさ、習い事の荷物ジジイが持っているんだけど、持つよ!って言われたの?」
長子、「いや」
私、「まさか、、、、、、、、持たせたの?」
長子、「ママ、ちょっと考えてみて?どうせジジイはさ、やめてって言っても学校までずっとついて来るんだよ!!話したくもないのに来るし、スマイルゼミやったのか?スマイルゼミやったのか?ってそれ以外言わないし、他に聞くことないのかよ!!って感じだし、、、
だったらさ、荷物持ってもらえば僕も重くないし、ジジイも少しは役にたつじゃん!一石二鳥だよ!」
私、「なっなんと、、、マジか、、、まさかのどうせ同じ方向について来るなら、ついでに荷物でも持てよ的な感じか、、、」
母として長子に道徳的には教えなきゃいけないことがあるけど、小1にしては何と合理的な物事の考え方、、、

長子は元夫から、次子と比べて依怙贔屓されたり、遊んでもらえなかったり、話を聞いてもらえなかったり、指を車の扉に挟まれたり、顔面にホースを細めて勢いをつけた水をかけられたり、、、
まぁ、同居していた時からもう完全に敵みたいになっていたし、別居前も別居後も元夫のやることがひど過ぎて、実際に犯罪現場(後に書きます)も見てしまっているし、私の語彙力ではもう元夫のことを庇えない状態で、、、
長子は元夫に対して憎い!という感情が湧いてしまったのだと思います。

児童心理学等、子どもの心に関わる事を勉強されている方はご存知だと思いますが、自分の父親ないし母親を嫌いという感情を持ってしまうと、大きくなった時、自分にその憎らしい嫌いな血が流れているのだと思うと辛くなり、自傷行為等に走る子がいるので、私は、できる限り元夫がした事についての伝え方を変えたりと頑張ったのですが、、、
長子は元夫に対して以前から不信感と嫌悪感があったので、どうにもならないようでした。(調停員や子どもとの面会の調査員とのエピソードは後々書いていきます。)

早く別居して長子を元夫から離してあげれば良かったと、今でも後悔しています。


それにしても、、、

元夫は、私とお付き合いしている時、私が嫌になり別れを告げると、

メッシーでもアッシーでもいいから、会ってほしい!!

と謎のことを言っていましたが、長子に言われて荷物持ちをするようになるとは、、、

お互い年を取りましたね、、、
















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