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Malina.
2019年11月1日 13:04
「物語」のような世界を生きたい。それは幼い頃に思い描いていた世界のように、空想いっぱいのファンタジーの世界ではなくて、私はただ「美しい」世界を生きていたい。生きていたいというより、世界を美しく、できる人でありたい。***なんてことない日常を、当たり前の日々を美しい世界へと変えてしまうことのできる人でありたい。混濁として、嫉妬や絶望で溢れるこの世界を美しいと、感じられる人であ
2019年10月27日 13:18
何も予定のない日曜日の午後。いつものようにまだ半分眠ったままの頭で電気ケトルのスイッチを入れ、ぼんやりとした感覚を少し楽しみながらコーヒーをドリッパーにセットする。いつの間にかお湯は沸いていて、買ったときはあんなに心が躍っていたはずなのに、今はもう何も感じなくなってしまったブルーのケトルを持ち上げ、ほんの少し、お湯を注ぐ。ふわっと湯気とともにコーヒーの香りが舞い上がる。淹れたてのコーヒーを
2019年10月26日 15:51
「世界を変えたい」そんな風に大きな夢を抱いてた。だけど、その夢が現実になることはなくて、いつか抱いた夢は今の私を傷つける鋭いナイフに変わっていた。そうして何年も何年も、自分で作ったナイフで自分自身を切りつけては、ボロボロになった自分を見たとき、ようやく気付いた。「ああ、これは私の夢じゃないんだ」いつか自分の夢だと思って抱いた希望は、私じゃない誰かにとっての大切な夢で、それがあまりに
2019年10月19日 15:51
あの人が 懐かしいあの笑顔で私に笑いかけているその瞬間 夢だと気付き枕元のスマホに手を伸ばす今日こそは 早く起きようと思ったのにいつもと同じ時間を示す時計に うんざりする光の差し込む部屋で 優雅に朝食をなんて 夢のまた夢で鏡と時計を交互に見ながら バタバタと今日も私は 私をつくり上げていくいつも 同じ時間に家を出ていつも 同じ時間に仕事をするそしてまたいつも 同じ
2019年10月9日 10:28
本当に「自分に自信がある人が嫌い」なんだな、と最近よく思う。わからなければ、こんなにイライラしたりしないのに、でもなぜか「自分に自信がある人」はすぐわかってしまう。たとえ正しいことを言っていたとしても、なんだか胡散臭かったり、聞きたくなくても、聞こえてくる。本当に耳障りで仕方ない。もちろん、それだけじゃなくて、彼らは、それはもう全身から自信をまき散らしている。***そんな人間に