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「無理なものは無理」と気づくことの豊かさ

こんにちは。

牧 菜々子です。

このくらいやるのが常識。

頑張ればできるはず。

そう思っていても。

人間のすることには、限界があります。

「体」という器を持っていますから、物理的に制限がかかります。

時間的な制約もあります。

生身の人間だからこその感情的な限度もあります。

どんなに常識でも、頑張ればできそうでも、「無理なものは無理」という場面はあるのです。

そして、「無理なものは無理」ということに気づくことは、人を豊かにします。

どうしてかというと、「諦める」ことは、一種のセンスだからです。

人は、センスを発揮する時、豊かな気持ちになります。

たとえそれが「無理」という話であっても、そこにはセンスが介在しているのです。

自分自身の限度や限界について、センスを発揮する時。

その時、人は、「無理なものは無理」と、豊かさを感じることができるのです。