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つれづれなる日々のこと

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#ライフスタイル

たっぷり、たぷたぷ。にくい下腹。

たっぷり、たぷたぷ。にくい下腹。

やばい。このままでは、ちょっと後戻りできなくなるかもしれない……。今ならまだ、なんとか戻れるだろうか?
何というか、太ってしまったのだ。かなり。

妙に深刻なのには、ひとつ理由がある。

七月に、夫の実家で法事の予定がある。祖母の三回忌だと言われたような気もするけれど、具体的には覚えていない。その法事で、礼服を着なくちゃいけないのだけれど、そこに問題がある。

礼服は今よりも三キロほど痩せていた時

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心のぬめりをとるために風呂場の掃除をしようじゃないか。

心のぬめりをとるために風呂場の掃除をしようじゃないか。

気がつかないうちに、じっとりとした感情や疲れがたまっていることがある。本当はいろいろなシグナルが点灯しているのだろうけれど、見て見ぬ振りをしているのだろう。

お休みの日に、意識してそのじっとりとしたものを吐き出したり、片付けたりできればいいのだけれど、なかなかそうもいかない。お休みの日はお休みの日で、猫を病院に連れていったり、町内会の行事に嫌々ながらも参加したりしなきゃいけない。疲れを吐き出

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ラップフィルム一枚を隔てた世界

ラップフィルム一枚を隔てた世界

これまで一度も体験してみたことがないものって、思いのほかたくさんある。何も「スカイダイビング、やったことない!」と言った大げさなことじゃない。
「少しだけ皿に残った料理にラップをかけたことがない」この程度ですら、だ。

先日、実家に帰ったとき夕食の支度を手伝っていた。その時に姉が「そういえば、お父さんなぁ、ラップ使ったことなかってんで!」と、信じられへんやろ? と言ってきた。

残った料理にラップ

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どんな時でも楽しめたらいいのにな

どんな時でも楽しめたらいいのにな

閉ざされた空間や、限られたスペースの中でどんな楽しみができるだろうか?

この数日、父の手術の立ち合いのため病院に通っていた。父が入院している大学病院は、すごく広くて、はじめのうちは迷子になりそうで、周りを見渡す余裕はなかった。

しかし、少しすれば、だいたいの位置関係は分かる。一階にはコンビニと、本を貸し出しているスペースも。長期間入院する患者のために美容院がある。二階には受付があり、ド

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包丁は、切れ味悪いほうが好き。

包丁は、切れ味悪いほうが好き。

包丁、切れにくくなってるから研ぎたいんだけど」時々、夫にこう言われることがある。

夫と私の二人暮らし。ふたりとも勤めているためか、家にいるどちらかが家事をすれば良いと考えている。
もちろん、それぞれ得意不得意の家事がある。そのため、掃除は疎かになるだとか、洗濯物を取り込みはするものの畳まずにぐちゃぐちゃのままだとか。もうひと頑張りしてほしい気持ちもあるけれど、お互いさまだということで目を瞑る

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ネコと暮らすと、いつしかクマもやってくる。

ネコと暮らすと、いつしかクマもやってくる。

「ごめん。ぼくはまだねむいから、おこさないでくれる?」迷惑そうに、ちらりと目玉だけを動かして大あくびをひとつ。
そりゃそうだ。あなた、夜中じゅうずっと騒いでいたんだから。
ネコとの暮らしは、ただただ、おもしろいだけじゃない。

ネコは、手がかからない。
なぜか、こんな風に思われている節がある。

たしかに、イヌは毎日の散歩を欠かせない。雨が降ろうが何だろうが、時間がくれば「そろそろお時間で

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小掃除のススメ

小掃除のススメ

やらなきゃなー、と思いつつ動き出せないことがしょっちゅうある。そのトップバッターに位置するのが、私の場合は掃除だ。

しかし、最近渋谷。さんが書いていらっしゃる「断捨離に関するnote」を読んでいると「私も掃除やりたい!」という気持ちがむくむくと湧いてくるのだ。

渋谷。さんご自身が断捨離が楽しいものだという捉え方でnoteを書かれているから、読んでいて「私もやりたいな〜」という気持ちになったのだ

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たかがゴミ捨てだと侮るなかれ。

たかがゴミ捨てだと侮るなかれ。

ようやくだ。ようやく、ここ半年ほど悩み続けていた「古着・古布」を捨てることに成功した。何を大げさに、と思われるかもしれないけれど、私が住まう地域では、厳しめのルールが存在する。

毎月第一・第三木曜日が資源ゴミの回収と設定されている。新聞やチラシ、ダンボールや雑誌など、役目を終えて古紙として捨てられるもの。古着、古布の類い。なぜか白熱灯や小さな金属、例えばフライパンなんかも、このタイミングで捨てる

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散髪と盆栽

散髪と盆栽

日曜に、夫の髪を散髪した。
初めて夫の髪を切ったのは、はっきりとは思い出せないけれど、もう四年近く前のことだろうか。

はじめのころは「散髪代を節約して、そのお金で釣り道具を買いたい」という理由だったと思う。けれども今では、私がカットする髪型が気に入っているのだと言ってくれる。

散髪と言ってもバリカンでばりばりと、伸びた髪を一掃するだけ。ただまったくの坊主頭は嫌だというのでトップのあたりの髪だけ

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サバとサーモンが移住の決め手になる可能性について

サバとサーモンが移住の決め手になる可能性について

暮らしていく中で、何を一番に考えるかは本当に人それぞれだ。ただ、普段からそんな話をしていないことが多いため「それを基準にするの?」と、びっくりすることもある。

以前、姉との会話で「日本以外に移住することになるとすれば、どの国が良いか」と話し合ったことがある。

なぜこんな話になったかは定かではない。「日本沈没」という映画のテレビCMを見たことがきっかけだったような気もするし、国際結婚をした人にス

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