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つれづれなる日々のこと

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2019年9月の記事一覧

消費税こわい。

消費税こわい。

「消費税増税までカウントダウンです!」

あらゆる媒体でこの文字を見かける。暮らしに直結するし、他人ごとではいられない。

消費者として、いろんな対策も気になっている。けれど、飲食店で働いているので「外食産業」として増税への対応も正直に言ってやっかいだ。

「キャッシュレス化の促進」ということで、10月1日からはクレジットカード決済やら交通系ICカード決済、paypayなどの電子決済をおこなうと、

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子どものころの、断片的な記憶。

子どものころの、断片的な記憶。

母や姉と話していたとき、わたしが生まれるときの話になった。

母は、妊娠中毒症を発症していて、12月のはじめに出産予定だったけれど、11月から入院することになっていた。

その時、姉は母の姉であるおばさんの家に11月から預けられることになっていた。わたしはまだその時母のお腹の中にいたので、何一つ記憶はない。

姉は、おばさんの家にいた記憶はほとんどないという。ただ、「ボーンボーン」と音がひびく時計

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楽しんでくれるといいなあ

楽しんでくれるといいなあ

三連休に、慌ただしく帰省していた。

月曜日に神奈川へ着く日程で考えていたけれど、じわじわと台風も近づいてくる。

月曜日に新幹線に乗る予定だったけれど、日曜日の夜に神奈川へ戻ることにした。

夜の8時過ぎ、新横浜に到着。上りのホームは、普段はがらんとしてさみしい気持ちになる。新横浜から品川か東京に行くために、新幹線を利用する人はそれほど多くない。

しかし、その日は様子がまるで違った。

新横浜

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10月になれば私は

10月になれば私は

やりたいことが色々あるけれど、うまく時間をやりくりできない。

お盆休みから書き始めた小説に、9月の休日の大半を使っているせいだとは分かっている。

9月末が締め切りの公募に提出するつもりなので、そこまでは妥協したくないのだけれど、結構疲れてきて、あとひと踏ん張りが難しい。

手直しはいくらでもできてしまうので、どこで手放していいのか分からない。とりあえず最後の土日まではがんばろうと思う。

本当

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ぷろふぇっしょなる、かっこわらい。

ぷろふぇっしょなる、かっこわらい。

「わたしには、これができます」と、自信を持って言えることが何もない。

前からなんとなく気が付いていたけれど「ああ、そうなんだな」と、突きつけられた気になった。

先日、電車の中で聞こえてきた会話が、どうしても忘れられない。

スーツを着たサラリーマンふたりの会話。おそらくふたりとも30代後半から40代半ばあたり。

クライアント先から帰るのか、これからクライアント先に向かうのかは分からないけれど

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そうだ、歯医者いこう。

そうだ、歯医者いこう。

なかなか足が向かない場所のひとつに、歯医者がある。これはおそらく多くの人の足が向かない場所なんじゃないかと思う。

虫歯になって劇的に歯が痛むとか、親知らずが動いて歯茎がぐじぐじ傷むとか。痛みや不快を感じるなければ、率先して歯医者に行こうという気にはならないだろう。

だから、冷たいものを食べていると歯茎がしみるとか、歯磨きのときにちょっと歯ぐきから出血してるなあ程度ではガマンする、まさにわたしが

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月より団子

月より団子

今年もまた、コンビニやスーパーでお月見団子を見かける季節が巡ってきた。

今年は9月13日が十五夜だ。「花より団子」ならぬ「月より団子」とまでは行かないだろうけれど、空を見上げて月を見る余裕は欲しい。

わたしは以前、お月見団子を作るアルバイトをしたことがある。その様子を昨年noteに書いていた。

正直に言うと、お月見の日だからって、「お団子を食べよう!」という習慣になっていない気がする。「お月

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意識して、「その時間」をつくること。

意識して、「その時間」をつくること。

最近めっきり本が読めずにいる。その理由は簡単だ。これまで本を読むのに充てていた時間を、小説を書くことに費やしているからだ。

ただ、ここまで本が読めずにいるとは、自分でもびっくりしている。

普段わたしが本を読むのは、土曜日・日曜日または祝日といった会社が休みの日。何にも予定がなくって、時間が許すときは、本当に一日中本を読んでいることもある。

この休日の時間を、わたしは今小説を書くのに充てている

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なにげない普段の暮らしのありがたさよ

なにげない普段の暮らしのありがたさよ

ここ最近、暮らしのリズムが崩れていてなかなか疲れている。

全国的に報道されていたと思うけれど、少し前に目を疑いたくなるほどの大きな電車の事故が起きた。

わたしは毎日その電車を利用しているので、普段何気なく乗っている電車の痛ましい事故に胸が苦しかった。あの横転した電車にわたしが乗っていてもおかしくなかった。

振り替え輸送での帰宅を余儀なくされ、いつもとちがう電車に揺られた。降りる駅を間違えない

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風の強い晴れた土曜日の朝、へびを飲み込んだ話。

風の強い晴れた土曜日の朝、へびを飲み込んだ話。

年に一回胃カメラ検査を受けることになって、早4年。毎年憂鬱で仕方ない。

予約を取るのが7月くらいなのだけれど、そのあたりからずうっと憂鬱な気分が続いていた。

とはいえ、「もう検査しなくてもいいです」といって放置して、あとから後悔することになっても困る。摂食障害で胃や食道へ負担をかけてきたし、ピロリ菌に侵された胃を無視することもできない。

とりあえず、毎年9月は「身体メンテナンス強化月間」とし

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夫の買い物はとっても楽しそう

夫の買い物はとっても楽しそう

ここ最近、ずうっと夫の悩みを聞かされ続けていた。その悩みとは

「(釣り道具の)リールを買いたいけれど、どれにすればいいか迷っている」というもの。

趣味の釣り道具を買うのが悩みだなんて、ふざけてると思われそうだけれど、夫はとにかく真剣だった。

釣りをするには道具が必要なのだけれど、その道具は極めれば極めるほど細かくなっていく。

はじめて釣りをする人に向けた「ファミリーセット」みたいなものの場

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自分のからだの動きが、相手にどう作用しているか【システマをまなぶ】

自分のからだの動きが、相手にどう作用しているか【システマをまなぶ】

重力を意識する生活から一週間がたち、9月3日に行われたシステマの講義。

今回はわりと実践的というか「相手の緊張を利用する」という内容。

緊張とは? というのがもう難しいのだけれど、普段の肩こりなんかも緊張状態。

「相手の緊張部分をマッサージする」というワークの際、先生に直接指導をしてもらったのだけれど、「すでにコリがあるから、いつも緊張してる状態だ」といわれハッとする。

緊張状態が身体のな

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角を曲がるときに

角を曲がるときに

「じゃあバスの時間やし、そろそろ帰るわ。」

いつのころから「帰る」と言うようになったのだろう?
離れて暮らし始めたばかりのころは「行く」と言っていたような気がするのに。

実家に帰省すると、いつもほっとする。
けれど、ほんの少しだけ居心地が悪い。

生まれ育った家だとしても、ずいぶん長い間離れて暮らしているのだから仕方ないよと、自分自身に言い聞かせる。

ただ、どれだけ離れていても、母は変わらず

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あっという間に過ぎていく

あっという間に過ぎていく

もう9月、というのが何だか全然ピンとこない。体感としては8月、いや7月といってもいいくらいなんだかよくわからないままあっという間に夏が過ぎてしまう。

残暑も厳しいだろうから、まだ夏といえばギリギリ夏だと言えるのだろうけど。でももう今年も4ヶ月で終わるんだと思うと、夏というよりもう年末だなという気持ちになる。

スーパーなどではもうハロウィンのイラストがパッケージに載っているお菓子が売られていた。

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