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消費税こわい。

「消費税増税までカウントダウンです!」

あらゆる媒体でこの文字を見かける。暮らしに直結するし、他人ごとではいられない。

消費者として、いろんな対策も気になっている。けれど、飲食店で働いているので「外食産業」として増税への対応も正直に言ってやっかいだ。

「キャッシュレス化の促進」ということで、10月1日からはクレジットカード決済やら交通系ICカード決済、paypayなどの電子決済をおこなうと、中小・小規模店舗においてはポイント還元される施策がおこなわれる。

わたしがつとめているカフェは本当に小さな店なので、これまでは「現金払いのみ」の対応だった。ときおりいらっしゃる海外のお客様には申し訳ないなあと思いながらも、現金でのお支払いをお願いしていた。

しかし、一時的なキャンペーンとはいえ、ポイント還元がおこなわれるのであれば、それを利用したいというお客様もいるだろう。

社長はキャッシュレス機器の導入をあれこれ悩んでいた。今は登録料などがかからないとしても、今後使用料が発生するのは目に見えている。結局のところ、店舗側の負担が大きい気がする、といってずっと導入していなかった。

けれども、利用してくださるお客様に「ポイント還元・非対応店舗です」というのもなんだか申し訳ないよね、という話になり、ようやく導入することに決めた。それでもQRコード決済には思うところがあって非導入。クレジット決済と交通系IC決済などは対応。

「思うところ」はレザー専門ストア スナワチ前田将多さんが書かれたコラムが、本当にその通りで、もやもやした気持ちを代弁してくださっている。こちらを読んでいただきたい。

申請したのは、今年の7月の話。

7月、というのは「ポイント還元対応店舗」として認められるには申請が必要で、その登録申請の締め切りに間に合うように申し込んだ。まあ、わりとぎりぎりだったのだけれど。

申請登録の通知がメールでお知らせされる、というのだけれど、その通知が9月26日の時点で、まだこない。とても心配。

一応、店舗内で表示する「5%還元」のポップは送られてきているし、「キャッシュレスポイント還元店舗検索」で検索するとカフェの表示がされているので、たぶん還元対象店舗、なのだろう。

けれど、「申請登録」のメールが来ていないとまだ登録されていなくて、還元非対象店舗扱いなんじゃないかと不安にかられる。堂々とポップを提示していいものだろうか?

消費者としての立場でいうと、いろいろ情報を取り込んでいないとポイント還元されないんだと今朝知ったばかりだった。

交通系ICカードのポイント還元って、どうするんだろう? と思っていたのだけれど、登録しておかないと還元されない。

PASMOだと、以下のサイトからPASMOのカード情報を登録(カードの裏面・右下に書かれているPBから始まる英数字と、個人情報)しておかないと、利用しても還元されない。

PASMO以外、例えばSUICAでも要登録だ。他の交通系ICカードもおそらく登録が必須。

ということを、ついさっき知ったばかりだ。みんな知ってた……? わたしが情弱なだけか。

普段利用しているキャッシュレス決済(わたしの場合はクレジットカードと、イオンが展開しているICカード決済のWAON)が、どんなかたちでポイントキャッシュバックをおこなっているのか、一度よく調べてみようと思う。

知らない人には還元しないよ、(知っている人だけがお得)というサービスがあるのは分かる。でも、消費税は国が行っていることなのだから、「みんな知ってるよね、利用してね」という風にできないものだろうか。なんというか、小売業者に負担が大きいばっかりだ。





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