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記事一覧

社会を変える力が保育にはある。

社会を変える力が保育にはある。

0,1,2歳の育ち方って、人生への影響力半端ないと、保育士やればやる程思う。

保育者に密に関わってもらって育まれるのか、ばたばたの中でばたばたな関わりで育まれるのか。

保育者と保護者がゆっくり子どものことを語り合えるのか。

こういう積み重ねの中で、社会すらも変えてしまう力が保育にはあると思う。

ワーママとして抜け落ちていた視点に気づく本「ママがいい」

ワーママとして抜け落ちていた視点に気づく本「ママがいい」

今読んでいる「ママがいい」という本。
待機児童の解消などを目的に、
保育の規制緩和が進み、
保育にビジネスが侵食し、
保育の質が下がっていることに対して
問題提起をしているこの本。

ワーママとして働いて3年目、
私に抜け落ちていた視点に
たくさん気づかせている本です。
まだ読み切っていませんが、
色々と衝撃を与えてくれた
フレーズとその理由をとりあえず
書き出します。

衝撃を与えた言葉①入園を

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保育園について考えた⑩ 保育園ではなく、母親と一緒にいるべきだという意見 #生後144日目

話は前後してしまいますが、育休延長することを決める前に、読んでいた本がありました。
それは「ママがいい!」という本です。

ママがいい! 母子分離に拍車をかける保育政策のゆくえ(松居 和)保育園ではなく、母親と一緒にいるべき、という意見。いろんな意見を知るように意識はしていたけれど、「母親といるべき」という意見はまだ見ていませんでした。

著者は、保育の現場とかかわり、「保育者の役割」について、保

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私の人生の軌跡 ③ 『赤ちゃんから終活まで』~保育編~

私の人生の軌跡 ③ 『赤ちゃんから終活まで』~保育編~

『ゆりかごから墓場まで』
この言葉は多くの人が聞いたことがあるだろう。

これは、第二次世界大戦後の英国の社会福祉政策、社会保障制度の向上をうたったスローガン。
学生の頃、授業でも習ったことがあるかと思う。

私はその言葉をもじって、
『赤ちゃんから終活まで』を私の思いを表す言葉としている。

私が保育を志したわけは、以下の記事で書いているので、興味のある方は読んでみてほしい。

今日は、私の人生

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質の低い保育は子どもの発達に悪影響を及ぼす可能性がある。幼保無償化は大丈夫? 保育園運営の現場からお伝えします

質の低い保育は子どもの発達に悪影響を及ぼす可能性がある。幼保無償化は大丈夫? 保育園運営の現場からお伝えします

2019年10月から消費税が10%になってしまいましたぁ…(涙)

政府はここで得られる財源の一部を使って幼児教育・保育の無償化(以後、幼保無償化)を実施します。年間約7,800億円ですね。

幼保無償化とは、幼稚園、保育所、認定こども園などを利用する3歳から5歳児クラスの子どもたち、 住民税非課税世帯の0歳から2歳児クラスまでの子どもたちの利用料が無料になる制度です。

上図の参照元:東京新聞

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保育園って仕事のときしか預けちゃいけないの?

1.保育園って仕事のときしか預けちゃいけないの?今回のテーマは「子育て支援」
現役保育士さんから頂いたお題です。

要約させてもらうと…
いまの子育て環境の中で子育て疲れちゃったな…休憩したいなぁ…という保護者に出会っても…
保育園としては「お仕事が休みの時は子どもと一緒に過ごしてください。」としか言えない現状がある。
でも、それって今の子育て環境に合ってない古い考え方なんじゃないの?

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