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溢れた気持ちと、貯まった気持ち
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気持ちを伝える大切さ

気持ちを伝える大切さ

君の優しさに甘えていいですか
抱きしめて
はにかんで
君といたい気持ちが溢れる
いまも一緒に、傍にいるのに、
こうやって同じ空気を吸ってると
離れていた不安が消えるんだよ

命をくださいとか
だいそれたことは言えないけど
永遠に抱きしめて
ずっと君の目を見ていたい
キレイ事では生きていけないけど
君がいれば生きていけるよ

似てる君と僕は
今日も世間を放置して
ふたりだけで、おでこをくっつけて

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夜に溶ける感情

夜に溶ける感情

てのひらをじっとみつめて。
答えなんてないのに。

かけがえのないもの。
そこにあるかのように。

ゆれ動く気持ち。
たゆたゆしい煙のようで。

本当の幸せが分からない。
殻の部分だけを傷つけて。

なんで僕が泣いている。
てのひらに ぽたり。

早く心のすきまを。
埋めてほしいんだ。

こぼれ落ちそうな。
暗い夜の時間を数えて。

僕は知りたいだけ。
空白行に隠れている気持ちを。

ひとりごと

ひとりごと

いつだって本当に思っている
苦しいことの方が多いのもわかってる
でもそばにいたいよ
かける言葉も見つからない
やさしい言葉も伝わらない
かもしれない。に囚われて
声に出せずにずっともがいてる
この世界が敵になっても
自分の手で助け出せたら
どれだけ幸せなんだろう

心が窒息しそうでも
ずっと君を想ってる

糖度80パーセント

糖度80パーセント

これは私の恋ですが
あなたに知ってて欲しいことです

あなたが無責任に並べた言葉は
優しい棘として心に刺さります

あなたが喜ばせようとつく嘘は
夜のホームみたいに寂しいです

喫茶店で珈琲を飲んで
どうでもよい話をして
帰り道で手を握ってて欲しいです
たまに手の甲を指で撫でて欲しいです
それだけで笑顔でいられます

毎朝がホットケーキみたいに
甘い 甘い 蜂蜜みたいに
あなたに愛して欲しいです

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フェルト

フェルト

眠れない夜に。
羊をぼんやり数えて。

貴方が逝なくなった世界を。
ぼんやり過ごして。

眠れない夜に泣いて。
くじらが入るプランターが
いっぱいに溢れて。

さようならがなければいいのに。
全部嘘であればいいのに。

羊全部が貴方ならいいのに。
神様じゃなくて貴方がいればいいのに。

ああ。もう泣きすぎて
フェルトが固くなっちゃう。

オレンジの魔法

オレンジの魔法

明るい歌を歌おう
君が隣に居てくれるから
照れ隠しを誤魔化したいから
めいっぱいの愛を花束のかわりに

ごめんねと言おう
君が拗ねてしまったから
抱き寄せて頭を撫でていたいから
願わくばいつも笑ってて欲しいんだ

幸せな顔で笑おう
君が見つめてくれるから
一緒に生きたいと思うから
下手くそだけどずっと傍にいるから

同じ世界にいることを嬉しく思うよ
ひとりで見る景色と
ふたりで見る景色が
こんなに

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忘れちゃうから大事なの

忘れちゃうから大事なの

あの時の私は
何を感じて何を思っていたんだろう

お気に入りの香水をマフラーに纏わせて
鼻まですっぽり隠して目をつぶる

時間に助けられ
気持ちが軽くなるまで誤魔化して
記憶が薄くなるにつれて
過去の自分は私ではなくなる

まぶしいけど、春先の日差しが温かい

忘れたいこと、忘れたくないこと
なんて事ない日常
特別な口実の非日常
大事な事だったのに、覚えていたいのに
全てが「あの頃」に掴まってしま

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不法侵入

不法侵入

気持ちの中に足跡がついて
どうしてこうも増えていくのか
今日もまたひとつ
明日もまたひとつ

寝てる間にも増えていて
隣りに居たような気がして
少し残念な気持ち
ポテトサラダが好きなことを
思い出したり
目の中の瞳が茶色いねって
思い出したり
体の節々が痛いけど
少し幸せな気持ちになる

毎日が好きって言葉を
静かに声に出した

あたなは毎日好きが増えるねって
そう言ってくれた
またそうやって人の

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春とねぐせ

春とねぐせ

ふわり。春めいて。

かなとこになった
白い立ち雲に登って
風は気持ちよく
陽春は眠気を誘う。

優しい気持ちが
ふわり。ふわり。

うららかさのせいで
いつもより優しい世界になって

毎日が幸せに
なったらいいなって。
寝言は自由だからね
全部忘れて寝れればいいのに。

わたしの頭も
ふわり。ふわり。
#青ブラ文学部

ひとつまみの幸せ

ひとつまみの幸せ

食欲と笑顔は比例している
楽しいご飯は絶対に美味しい

作るのは1時間
食べるのは12分

作り手の思いは伝わりづらい
映画と似ている

凝縮された気持ちと味付けは
この卵焼きに込められていて

甘かったりしょっぱかったり
君が考えてくれたことを忘れたらいけない

一緒に食べようと思ってと
用意してくれたことを忘れたらいけない

初めて食事を共にしたことを
ずっと覚えていて欲しい

初めてお揃いの

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ほしがり

ほしがり

人との繋がりは、星の瞬きのように
幾千の感情と人生を教えてくれる

すぐ終わってしまう星
ずっと輝いてる星
いつも傍から離れない星
たまにぶつかってくる星
知らない星は知らないまま
遠くの方でキラキラ走ってる

嫌なことも
良いことも
一瞬だから瞬きなんだね
今、私が少し口元が笑っているのも
誰かの目にはキラキラしてて
愛してる誰かの人生を
華やいでくれますように

また明日、繋がるかもしれない人

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うさぎドライブ

うさぎドライブ

気持ちが毎日、生まれて消えて

うたかたな恋を、書いては消して

そんな毎日で、守りたいあなたを想像して

小さなキラメキで、未来を色付けて

あなたの笑顔で、疲れを癒して

また頑張って、ぎゅってして欲しい

うさぎのように、無表情だけど

うさぎのように、口下手だけど

私の物語は、あなたに触れていて欲しいの

ちっぽけな私の、想いを信じて

ちいさな私の手を、握って離さないで

明日も明後日

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許せない気持ち

許せない気持ち

雑踏のまんなかで
目を閉じて
耳に入る足音だけが
人生の数とするならば
こんなちっぽけな僕の音も
このなかの
ひとつなんだろう
僕が地団駄した音も
一生のうちの一秒なんだ
死んだ目を揺らした魚たちが
今日も雑踏を歩いている

だめな男

だめな男

泣いてる顔を見られたくないから
抱きしめて顔を隠すんだよ

君が今日言った好きは
世界で一番大切で
いつもありがとうって
君がいない時に言うんだ

もしも僕の心が弱くなって
君を悲しませる馬鹿になってしまったら
遠慮なく僕を殺しますので
どうか泣かないでください

自分勝手に貴方を愛しています
だからいつまでも君は