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「奇岩の町」2024年4月制作
その町は、実に奇妙だった。
まず、建物が船にとっては見慣れない姿だった。
しかも、てっぺんには、それぞれどこかで見た形の岩がのっていた。
落ちそうなのに落ちないらしい。
いつ誰がどのようにしてつくり、なんのために設置したのか
それはこの世界で7つの不思議のひとつとされていた。
「つくる」という行為と関連のある絵です。
ピカレスク様の「Tokyo Artist Book Fair 2021」に出展した作品集『おやまぁ ―世界のどこかの落ちそうで落ちないさんたち―』のその後でもあります。
今回の奇岩は、昨年の個展をきっかけにつくり始めた物語『そして愛だけが残った』に出てくるものたちをモチーフにしました。
そして、フクロウさんの小さな物語もつくりました。昨年の個展の絵や、今回出展した現実の世界の作品「おめでとう」と、ちょっぴり関係があります。
素材
木、ダーマトグラフ、アクリル絵具、金箔、楮紙、青貝粉、天然石粉末、天然群青、紫雲末、藍墨色、岩黒、朽葉色、岩焦茶、象牙色、瑪瑙末、濃口珊瑚末、淡口珊瑚末、杉葉色、緑瑪瑙、柳葉裏など
撮影はまだそんなにできていないのですが、一旦投稿します。
キラキラ動画をインスタに投稿しました。
5/1(水)~5/12(日)代々木のピカレスク様にて実物をご覧いただけます。
ありがとうございます。それでは、また。
その後、船目線の小さな物語も入れた動画をつくりました。
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