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私は駿台予備校卒業生 その7 化学の石川峻先生の話 ~当たり前過ぎて意識しなくなっていること

化学の石川峻先生の話。

 1970年代中頃、私は駿台予備校の生徒でした。毎日、高校が終わると図書室に行き、そこから御茶ノ水まで通いました。夏休み、冬休み、春休みも自宅から講習会に通いました。
 同校には、個性あふれる講師の方々がいらっしゃいました。私の心を捉えた講師の方々は、皆入試のためではなく学究生活の礎としてというスタンスで授業を構成していらっしゃいました。

 今回は、化学の石川峻先生の話。

 私は、記憶力に問題があって、記憶力必須の日本史や世界史の無い理系に進みました。

 以下に赤裸々にまとめてありますので宜しければ。


 化学は、唯一有機化学が大量の暗記が必要でした。この有機化学の知識を系統的に整理して頂きました。この整理の仕方が、B4サイズのノート見開きで、2セット。非ベンゼン系とベンゼン系の計4ページに系統的まとめられ、俯瞰的に理解し易いものでした。この大俯瞰図2枚を丸暗記ではなく、系統的な相互関係で頭に入れたので、キツイ丸暗記地獄から開放されました。

 画期的暗記法でした。

 余談ですが、B4サイズのノート見開きとか、ポスターサイズに知識を展開すると理解しやすい事ってありますよね。例えば地図なんか良い例かと。パソコンを大画面のテレビにつなぐのもそれに近い効果が有リますよね。我が家も最近デスクトップPCは、リビングに置いて大画面で使っています。

 因みに「必修化学」という書籍にその俯瞰図が、巻末にわざわざ折りたたまれた形で出版されていました。

 暗記を俯瞰図で克服した話でした。

 石川先生の詳細は以下にまとまった資料が在ります。宜しければご参照下さい。



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