![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/86952756/rectangle_large_type_2_0d5bad77248f2e9e66095643e0870ed8.png?width=800)
中南米旅行初心者がアルゼンチンから始めるべき理由5選 (2)
本日は前回の続編、中南米初心者の方がアルゼンチンから旅を開始することをオススメ理由について残り3選をお届けします。
3. 食事がおいしい
4. 国民の教育レベルが高い
5. 交通網(バス)が発達している
中南米に興味があるけど、治安やスペイン語に不安があるので一歩が踏み出せない
まずはどこの国から行くのがおすすめか知りたい
と悩んでいる人におすすめです。
約5分ほどで読める記事ですが、最後まで読んで頂きますと
中南米へある程度安心して旅行へ行くことができる
まずアルゼンチンから旅を始めるべき理由がわかる
アルゼンチンの魅了をたっぷり知ることが出来る
といったメリットがあります。
それでは早速 Vamos a ver (見ていきましょう)!
3. 食事がおいしい
中南米では多くの人が食事に苦労します。
豆料理やトウモロコシ、バナナを焼いたもの、パサパサのお米に私も何度辛酸をなめさせられてきたことか笑 それらがお好きな人はごめんなさい🙇 本当に日本食の素晴らしさを実感する瞬間であります。
アルゼンチンはその点、ラテンアメリカでは珍しく(また💦)食事がとてもおいしい国です。
沢山ありすぎて選びきれませんでしたが、数多くの中から私がオススメするのは.....
Asado(アサード)
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/86742473/picture_pc_1dfc1f63f54fbccea2c17b8e3a4b7741.jpg?width=800)
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/86742496/picture_pc_3a0e3022d99c4e3b1049d51ebdf81f7e.jpg?width=800)
言わずと知れたアルゼンチン料理の王様、アサード。アルゼンチン人1人の牛肉の消費量は、なんと年間60Kg(日本人の10倍)。人より牛の方がこの国には多いと冗談で言われるくらいです。広大なパンパと呼ばれる肥沃な牧草地で育った牛肉はこの国の誇るまさに宝です。
PizzaとPastaと時々Salame(サラミ)
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/86744049/picture_pc_beedf207116d705394c45c788420c121.jpg?width=800)
![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/86744127/picture_pc_851435d4bf45ae5c9ffa4edb84a5cf6d.jpg?width=800)
![画像7](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/86744302/picture_pc_7e6836d8dce4208ba9ba2803dadbe8db.jpg?width=800)
19世紀終盤の政府の移民政策により、多くのイタリア移民がアルゼンチンに定住するようになりました。アルゼンチンはイタリアの影響を強く受けた国です。現在の多くのアルゼンチン人はイタリア移民の2世や3世ということが言えます。その為、大雑把に言えばイタリアでおいしいものはアルゼンチンでも美味しいです。その代表がピザやパスタ、サラミやチーズということになります。ブエノスアイレスにはレストランやカフェが所狭しと店を構え、本場さながらのイタリア料理を提供しています。
Lomito
![画像5](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/86744162/picture_pc_89d1084f8bcd5fc71cc784cfa1babd58.jpg?width=800)
上述のアサード(牛肉)関連で、フィレ肉をサンドイッチ風にしたLomitoもアルゼンチンが誇るソウルフード。小麦の産地(生産量世界10位)だからか、アルゼンチンはパンもとてもおいしいので、同国の強みであるパンと牛肉がタッグを組んだLomitoはまさに絶品です。
Empanada
![画像6](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/86744212/picture_pc_21f3d1258c3b01c6c4d08dc8587679be.jpg?width=800)
Empanada(エンパナーダ)はパイ生地で炒めた肉や野菜、卵などを包んだ料理のこと。Arabe(アラビア風)、Pollo(鶏肉)、Carne(牛肉)やCriolla(甘口)など味のバラエティーも豊富。4-5個なんてペロリと食べてしまいます。手作りできるアルゼンチン人も多く、お袋の味と言ってもよいでしょう。
4. 国民の教育レベルが高い
この項目に関しては私があれこれ語るより過去朝日新聞に掲載された大田朋子さんのコラムを読んでいただくのが良いと思います。
経済危機や慢性的なインフレは市民にとっては大きな問題ではあるものの、国民の教育レベルが高いのは旅行者にとって大きな安心材料になります。
私もブエノスアイレス訪問時このコラムを読み、深く共感をしました。
5. 交通網(バス)が発達している
![](https://assets.st-note.com/img/1662988498115-8UTmGLdFiK.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1662988531442-6sjUXPhdDc.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1662988559024-1Tb7afYmwt.jpg?width=800)
ラテンアメリカでの長距離移動は、鉄道が発達していないため飛行機かバスの二択となります。経済的に余裕のある社会人の方々は飛行機での移動が基本でしょうが、お金を掛けずに各地を回ることが醍醐味のバックパッカーの方にとってはバス移動が基本になるかと思います。
アルゼンチンはバス移動の快適さがラテンアメリカ屈指と言えます。各都市にはバスターミナルがあり、多くのバス会社のチケット売り場も併設しているため容易にチケットを購入できます。本当に行こうと思えばどこまででもバスで行くことが出来ます(時間が許せば)。
座席のタイプにはCamaとSemicamaがあり、チケット購入時選ぶ必要があります。Camaはベッドのように座席が倒れてそこで快適に眠れるようになる席のタイプのこと。SemicamaはCamaより安価ですがCamaのような座席の広さはなく(それでも普通のバスの座席よりは遥かに広いが)、人によって好みの分かれるところです。
例えばブエノスアイレスからイグアスの滝のお膝元の町、Puerto de Iguazuは移動に約20時間もかかります。その為、CamaやSemicamaなど快適な旅の空間は必須なのです。
他の中南米でここまでバス会社が凌ぎを削って各社サービスの向上に努めている国は少ないかと。
むしろ未だに観光客用のバスではなく、現地の人の利用するバスに一緒に乗るしかない場合も少なくありません。その場合は窃盗や置き引きなどに常に注意を払わねばならずなかなか休むことが出来ません。快適な移動手段があるのもアルゼンチンならではの大きな強みなのです。
以上、中南米旅行初心者がアルゼンチンから始めるべき理由5選をお伝えしてきましたがいかがでしたでしょうか。コロナが収束したら是非、渡航に挑戦してみてください! きっと心優しいアルゼンチン人があなたの旅をサポートしてくれるはずです。
何か他に不安や質問等ございましたら何でもどうぞ!
これからもラテンアメリカの事を色々発信させていただきますので記事が面白いと思ってくださった方は是非、スキ&フォローを宜しくお願い致します。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?