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#俳句

現代語俳句メール句会 第9回  結果発表

現代語俳句メール句会 第9回 結果発表

「現代語俳句メール句会」と題して、
メールによる句会を開催しています。

今回は7名のみなさんに全31句をお寄せいただきました。

以下その結果発表です。

現代語俳句メール句会 第9回
2020年 9月

ご参加のみなさんの選と講評です

《 一太郎さん選 》

◎ 特選句 ◎

傘かしげ道ゆずり合う秋の雨
悠凜

季語である「秋の雨」のもつ物寂しさ、幾分かの暗い印象が街の歩道を行き交う人々の

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歌仙〜表六句「秋の声」

歌仙〜表六句「秋の声」

吉田翠さんにお声をかけて頂き「歌仙」というものに挑戦してみました。

本来は36句を詠み繋いでいくなかなか大変な文芸なのですが、今回は冒頭の6句「表六句」のみ。五七五と七七を交互に連ねていきます。

その中にも季節の流れ、詠まなくてはいけない内容、詠んではいけない内容、前句との関係、一句の格調・調べ・完成度、など様々な制約がついて回ります。

正直、始める前は「難しそう〜」以外の気持ちがなかったの

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教科書を捨てて知ること鴎外忌(第7回現代語俳句メール句会参加)

教科書を捨てて知ること鴎外忌(第7回現代語俳句メール句会参加)

7月の俳句です。最近は様々な俳人らの「名句集」を読んで、楽しみながら学んでいます。ただ成果が出るまではもう少し時間がかかりそうです(^▽^;)

↓コチラの句会に参加↓

Kusabueさん、句会の皆さま、
いつもありがとうございます!

ではまいる

七夕か荒ぶる利根は鳥も見ず◯

茗荷の子もしや奥歯はジャズ奏者◯

舞い降りた鷺が隠れて青田原◯

色落ちのあじさい落とす長雨よ◯

教科書を捨て

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◯心ひとつ向かう閉鎖の夏の富士

時事俳句に挑戦してみました。現代語俳句の会の皆さん、ご指導ありがとうございます! #俳句 #haiku #現代語俳句 #現代語俳句の会

「わたしの初夏」その2

「わたしの初夏」その2

「わたしの初夏」をテーマに #フリー俳句投句会 に参加いたします。
前回は僕らしからぬ句を書いたので(あれはあれで楽しかったけれど)、残りは少しばかりいつもの自分らしく……(厭世)
では参る。

慈悲深く俯くことよ桐の花◯

荒寥たる朝もきらめく早苗の田◯

子燕も我よ我よか人の世も

前回の投稿はコチラです

Kusabueさん、いつも楽しい企画をありがとうございます!

俳句の胸に飛び込んで【エッセイ】

Kusabueさん主催の「現代語俳句の会」で句を発表させて頂いてます。
詠み始めて1年足らずの僕が俳句の心や技法について何か重要なことに気付けたわけではないし、気の利いたことを書ける気もしません。今日は個人の備忘録として「今この時」に俳句とどのように向き合っているかを書き残しておきたいと思います。創作に行き詰まっているであろう未来の僕へ。役に立ったらいいな。



【俳句と詩を前にして】今更です

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「わたしの初夏」その1

「わたしの初夏」その1

「わたしの初夏」をテーマに #フリー俳句投句会 に参加いたします。
初夏と言えばデートですかね。知らんけどなっ。ちっとばかし浮かれてみようかな。キャラじゃないけどなっ。
今回はフリー句会ということで少し趣向を変えてみます。サブテーマは「ディスタンス」です。
では参る。

暑いねと日傘ひらいた君遠し◯

サイダーの瓶は右手か左手か◯

噴水の音するたびに寄せる顔◯

夕暮れが夜空に変わり水中花

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春雷ぞ身にほとばしる志(第4回現代語俳句投句会参加)

春雷ぞ身にほとばしる志(第4回現代語俳句投句会参加)

4月も俳句を詠んでみました。閉塞感の募る毎日ですが、心に景を浮かべるだけで、少しばかり心が軽くなるようです。

↓コチラの句会に参加↓

Kusabueさん、いつもありがとうございます!

今回は六句です。気づけば「家の中・家の周りで感じられる春」がテーマになっています。やはり世相に引きずられてしまいますよね。
それでも、あれこれ試行錯誤しているのがバシッと型にハマったときには、言い知れぬ開放感が

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極楽か白衣はためく空うらら〔返句〕

極楽か白衣はためく空うらら〔返句〕

季語:うらら(三春)

白衣(びゃくえ)はお遍路を行く人の白装束です

↓こちらへの返句です↓

白れんの地球をつつむやさしさよ(第3回現代語俳句投句会参加)

白れんの地球をつつむやさしさよ(第3回現代語俳句投句会参加)

3月も俳句を詠んでみました。花の季節ですね。自宅の周りや、通勤路で出くわす花たちに「やぁ、また会ったね」と声をかけたくなります。

↓コチラの句会に参加↓

Kusabueさん、いつもありがとうございます!

今回も5句です。「余情」を意識しました。物質として無いもの、それどころかテクストにすら無いものを意識して生み出すのは本当に難しい。でもあれこれ試行錯誤するのも楽しく感じるようになってきました

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家までと明かり差しだす早梅よ(第2回現代語俳句投句会参加)

家までと明かり差しだす早梅よ(第2回現代語俳句投句会参加)

2月も俳句を詠んでみました。季節を楽しんでみようと、先月よりも少し肩の力を抜いて。

↓コチラの句会に参加↓

Kusabueさん、いつもありがとうございます!

今回は5句です。なかなか難しい。俳句仙ならぬ俳苦戦でございました。この投句会ではひとり10句まで投稿できます! では参る。

家までと明かり差しだす早梅よ◯

寒鯛を師と仰ごうか不惑まで◯

シャツにまでかすかな湿り春支度◯

ひとり急

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書き初めはメモ帳とペン空の下(第1回現代語俳句投句会参加)

書き初めはメモ帳とペン空の下(第1回現代語俳句投句会参加)

Kusabueさん主宰の現代語俳句投句会に参加させて頂きました。記念すべき第1回、Kusabueさんご開催おめでとうございます。そして丁寧な講評をありがとうございましたm(__)m

参加するきっかけは、時折参加させて頂いていた「自由律俳句いちごつみ」でした。せっかく皆さんと句会をするのであれば、自分自身がスキルアップして引き出しを増やした方が楽しく参加できると思い挑戦してみました。僕は今回4句詠

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列島縦断47都道府県〜自由律俳句の旅!+おまけのボツ句

列島縦断47都道府県〜自由律俳句の旅!+おまけのボツ句

こちらに参加させて頂きました!
素晴らしい句ばかりです。
皆さん各地の魅力を独自の視点で小気味良く切り取られていて、大変勉強になります。
参加された皆さん、そして運営の方々、どうもありがとうございました!
僕は茨城県(今住んでる)、静岡県(以前住んでた)、佐賀県(縁もゆかりもないw)を担当しています。

「自由律の切れ味」みたいなものをうまく表現できなくて、定型に寄せるように詠んでおります(結果、

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【投句用ノート】そのうち草さんが~中略~令和こんにちは~♪

【投句用ノート】そのうち草さんが~中略~令和こんにちは~♪

先にこちらの投稿をご覧になられ、ご投句の説明を読まれてない方、まずは こちらの【担当県発布】ノート へ。ご質問などもそちらでお受け致します。



こちらがご投句専用ノートとなりますので、コメント欄の方へお願い致します!

投句締切は12月10日(火)です!