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街が持つしずかな意志よソーダ水

しあわせは今があることでした虹

文語派も口語派もきくふうりんよ

しあわせなひとは目立たず掛け簾

革靴のつやあたらしく梅雨明けか

さいごにはかげを深めて濃紫陽花

さびしさはとおのいてゆく遠雷よ

背およぎにプールの光さわぎだす

口語俳句 俳句の目標の探究 〜『平明深遠の詩』について〜

みなこころ落ち着けるのが大夕焼

みどりさす全てまとめて瀬戸の島

いっぴきよときがとまった金魚鉢

くさぶえよながめそだった夕山河

ひとすじよながれたばねて夏の河

ハンモックゆっくり沈みこむ空よ

ひとが来てそれとさだまる冬の海

辛いルーかけたすカレーライス夏

林間学校星を見てよりけんかせず

休日がはじけて冷やしサイダーよ

自転車よけしきがうごくくもの峰