月兎紬
こっそり壊したあの日の夢は まだ皮膚の内側はりついて ありとあらゆる思い出を 洗剤代わりに流し込んだのに 泡になって浮かびあがっては 虹色と共に再び輝く 雨上がりのこ…
雨季までの旅を 思い浮かべて 飛行機雲の真下 箒星に跨って 今宵束の間 序奏時間も忘れ 月までの波を スカイブルーで 思考錯誤描いたら きっと君が好きってバレる まぁそれ…
口にすれば嘘みたく 黙っていても伝わらず 臆病なボクは目尻を下げて それすらキミに気付かれなくて 大人になれば違うと思った 子どものままではいられなかった ヒールの踵…
心で泣いて 身体で笑い 蓋をするように 歌を歌う 月見で呑んで 花見で呑んで 息をするように 命を灯す いなくなったあの人も つらくなったあの時も 星を落としてグラスにう…
忘れたいよ忘れたい 頭の中のプロジェクター ただただ再生再構築 気づけば再度涙が惑う ほらまた再生再接続 閉ざしてしまえ記号の彼方 もう十分刻んだ記した 落ちる度浮か…
逆再生の青い空 口調や匂いに空気の振動 でもこんなに空っぽなんだ あと何度こんな夜を超える 放つ角度で流れ星 落ちる度浮かぶ記憶の螺旋 もう十分刻んだ記した 閉ざして…
浮き沈む あなたの心を 星の柄杓で ひと掬い 喉の奥まで 流し込んでも 分かり合えるもの 微塵もないし 浮き足立つのは 迷っているから 波打ち際で 黙っているから 了
僕のホームズ 呪文を唱えて まるで見たようにはっきりと 時には恥じらい華々しいね 積極的でも刹那的 守り抜いたなら指の先 私のワトソン 無茶をしないで だけど本当は側に…
別に死にたいわけじゃない 生きる理由が見当たらない 特に歪んでるわけでもない 光が強くて屈折するだけ ここまで想い続けたのなら 骨にもきっと染み込んで 燃やす時には気…
月は黒 燃えたりしないし 水分もない 森に隠れる気分じゃないし お金なんかじゃ満たされない どうなったって君がほしい サンデイモーニング蹴っ飛ばせ どこまでいっても君…
この目に映る白いもの全部 僕のものにしたら 僕を彩る身につけるもの全部 白いものにしたら 背景もシャツも車も フォントも靴下も髪も 夜空も月もビルもオーロラも 錠剤も…
空白の痛み文字にする 筆の重さにあなたを思う 綺麗に並べたピンクの雲に 秋の甘さに二人を思う 遠慮がちなシーツのシワが 明日を生きる栄養になる ほらそんなにうつむかな…
雨傘の下肩がぶつかる 殺した声が水を含んで 心の奥に沈んでしまう 見えているのにわからない わかっているのに見えてない 君が選んでくれたから 私は生きているのにな 乾…
キスの後そっと頭を撫でて 傷の痕もっと痛みが出ても 優しい言葉準備してたよ 予定通りにできないな もう一回って言っていいの もういっかって行っていいよ 嘘だよ本当は思…
雪も溶けたし月も欠けた 花は鳥と共に空へと舞った 風が教えてくれたけど またいつか月が満ちるまで コンクリートが愛おしい日 田園の方舟飛び乗った日 ランドリーで目を回…
河童が話しかけてきた 胡瓜を分けてさよならした ほんとにいたんだと ちょっとびっくりした あなたにサヨナラ告げられた ハートは半分にできなかった 本気の恋だったと 今…
2024年5月21日 23:17
こっそり壊したあの日の夢はまだ皮膚の内側はりついてありとあらゆる思い出を洗剤代わりに流し込んだのに泡になって浮かびあがっては虹色と共に再び輝く雨上がりのこんな日は特に一番綺麗に見えるんだLet me see so far awayまた壊してしまう前にレミシソファラで羽ばたき始めてしまおうぜ手にした夜空でまばたき忘れてしまおうぜ了
2024年5月21日 12:21
雨季までの旅を思い浮かべて飛行機雲の真下箒星に跨って今宵束の間序奏時間も忘れ月までの波をスカイブルーで思考錯誤描いたらきっと君が好きってバレるまぁそれでもいいって思える了
2024年5月20日 22:50
口にすれば嘘みたく黙っていても伝わらず臆病なボクは目尻を下げてそれすらキミに気付かれなくて大人になれば違うと思った子どものままではいられなかったヒールの踵が少し痛んでも疑いだせばキリがないからただキミのこと見つめてた発車のベルが響いてもまだキミのこと見つめてた了
2024年5月19日 21:26
心で泣いて身体で笑い蓋をするように歌を歌う月見で呑んで花見で呑んで息をするように命を灯すいなくなったあの人もつらくなったあの時も星を落としてグラスにうかべ君と笑って飲み干したたた満月が綺麗ならそれで了
2024年5月19日 07:33
忘れたいよ忘れたい頭の中のプロジェクターただただ再生再構築気づけば再度涙が惑うほらまた再生再接続閉ざしてしまえ記号の彼方もう十分刻んだ記した落ちる度浮かぶ記憶の螺旋放つ角度で流れ星あと何度こんな夜を超えるでもこんなに空っぽなんだ口調や匂いに空気の振動逆再生の青い空了
2024年5月18日 23:22
逆再生の青い空口調や匂いに空気の振動でもこんなに空っぽなんだあと何度こんな夜を超える放つ角度で流れ星落ちる度浮かぶ記憶の螺旋もう十分刻んだ記した閉ざしてしまえ記号の彼方ほらまた再生再接続気づけば再度涙が惑うただただ再生再構築頭の中のプロジェクター忘れたいよ忘れたい了
2024年5月17日 22:36
浮き沈むあなたの心を星の柄杓でひと掬い喉の奥まで流し込んでも分かり合えるもの微塵もないし浮き足立つのは迷っているから波打ち際で黙っているから了
2024年5月16日 23:46
僕のホームズ呪文を唱えてまるで見たようにはっきりと時には恥じらい華々しいね積極的でも刹那的守り抜いたなら指の先私のワトソン無茶をしないでだけど本当は側にいたくて騙し騙され強がられ平面的でも立体的騙し抜いたなら腕の中「密室の中で待ってるね」「鍵は君が持っていて」了
2024年5月15日 22:47
別に死にたいわけじゃない生きる理由が見当たらない特に歪んでるわけでもない光が強くて屈折するだけここまで想い続けたのなら骨にもきっと染み込んで燃やす時には気づくんだろなどこまで青く澄み渡れたら納得のいく人生なんだ燃えて燃えて灰になるまで生きる理由を探そうか了
2024年5月15日 00:36
月は黒燃えたりしないし水分もない森に隠れる気分じゃないしお金なんかじゃ満たされないどうなったって君がほしいサンデイモーニング蹴っ飛ばせどこまでいっても君が足りない月まで行っても愛が見えない了
2024年5月13日 22:40
この目に映る白いもの全部僕のものにしたら僕を彩る身につけるもの全部白いものにしたら背景もシャツも車もフォントも靴下も髪も夜空も月もビルもオーロラも錠剤も酸素もゾウも光も全部全部真っ白にしたら君は戻ってくるのかなこんなに汚れてしまった僕を君はなんて、言うのかな了
2024年5月12日 20:07
空白の痛み文字にする筆の重さにあなたを思う綺麗に並べたピンクの雲に秋の甘さに二人を思う遠慮がちなシーツのシワが明日を生きる栄養になるほらそんなにうつむかないで何処を通っていたとしてもきっといつか光が射してこんな風にあなたに溺れて了
2024年5月11日 20:24
雨傘の下肩がぶつかる殺した声が水を含んで心の奥に沈んでしまう見えているのにわからないわかっているのに見えてない君が選んでくれたから私は生きているのにな乾かない袖に夕陽が差して交わした約束の匂いがしたらまた明日も期待して傘がなくても肩をぶつける了
2024年5月10日 23:19
キスの後そっと頭を撫でて傷の痕もっと痛みが出ても優しい言葉準備してたよ予定通りにできないなもう一回って言っていいのもういっかって行っていいよ嘘だよ本当は思ってないでも君には届いてない私だけが知ってる君は君だけが知ってる私は桜だって散ってく春は夢だって知っても二人は了
2024年5月9日 20:42
雪も溶けたし月も欠けた花は鳥と共に空へと舞った風が教えてくれたけどまたいつか月が満ちるまでコンクリートが愛おしい日田園の方舟飛び乗った日ランドリーで目を回したり林檎探して電気屋巡りそんな全てが恋しくあれどでもねだからこれでおしまいグッバイマイスウィートハート了
2024年5月8日 22:45
河童が話しかけてきた胡瓜を分けてさよならしたほんとにいたんだとちょっとびっくりしたあなたにサヨナラ告げられたハートは半分にできなかった本気の恋だったと今更痛みで理解した季節が時間を四つにわけても春夏秋冬思い出があっていつまでたっても僕は一人だあの日の河童は元気かな了