幕間 葵 _ interlude

さて、幕間です。
この幕間にもファンがいるそうで、その数なんと4,000人だとか。（…え？）ありがたいことです。なしやわらかいことです。（…は？）

感情でどれが一番好きですか？例えば、映画。例えば、音楽。どんな感情になれるものに、好んで触れますか？紬さんは、おそらく、「せつなさ」だと思います。感情って説明するの難しいですよね。手が離れてしまった時のような、もうすぐ祭りが終わってしまう時のような、一緒にいるのに一緒にいないような、たった三日間の恋人のような、感覚でしょうか。

お待たせしました。今日は、サカナクションにします。

今回は、選ぶのが大変でした。nujabesの時と同じくらい悩みましたが、上の５曲でいきましょう。
サカナクションはもう、すごすぎます。心地よい、でも切ない、時に元気なサウンドに、山口さんの文学的な言葉たち。ダンスミュージックだけど新しく、エレクトロなくせに80年代90年代を匂わせる趣き。控えめに言ってめちゃくちゃ好きです。
歌詞に行きましょう。

時が震える
月が消えてく
君が何が言おうとしても

サカナクション　「ユリイカ」より

どれだけ　忘れたくても
どれだけ　君と話したくても
あの頃　感じてたこと
ただ　今は思い出すだけ

縒れてた古い糸を
静かに手で巻き取る様に
いつかはわかる
あの海のこと

君が消える
影が揺れる
甘えてもう一歩

波が消える
風は知ってる
甘えてる様

この海に居たい　この海に居たい
この海に帰った二人は幼気に

この海に居たい
この海に帰った振りしてもいいだろう

サカナクション　「ナイロンの糸」より

すごい、ですね。本当、すごいです。「ナイロンの糸」は本当にすごいです。泣いてしまいますよ、聞くたびに。

他にも、サンプル、アドベンチャーなど、紹介したい曲がたくさんありましたが、まぁ、もしあれば、２回目で。

音楽を聴いて、癒えるくらいの傷なら、たいしたことはないんでしょうね。文字にして、なくなるような痛みなら、ほっといたらいんでしょう。でも、そうしないと、この数日を乗り切れない、この数時間を生きれない。そんなとき、やっぱり音楽や文字に、私たちは頼ります。まぁ、そりゃそうですよね、頼り甲斐がありますから。知ってるんですよね、きっと私を癒してくれる、と。まぁ、だから、noteはやめれませんし、詩もやめれませんよね。

最近とっても花が好きです。あ、今日はたまたまモスバーガーを食べました。とても美味しかったです。花でも団子でも、私を生かしてくれるなら、何でも好きです。

では、また幕間にて。