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パリジェンヌのリアル〜独身編〜 #1 Kirthii

男女同権が進み、女性の就労率が高いといわれるパリで働く女性たちのリアルとは?独身パリジェンヌの本音に迫ります。

◆Profile◆
Kirthii(キルティ)/20代/預金信託金庫

Q1:あなたの仕事について教えて。
「決済方法のコンサルタント・アドバイザー。」

Q2:現在の職を選んだのはなぜ?
「MBAでマネージメントと情報処理が専門なので、預金信託金庫で研修しながら経験を積もうと思った。」

Q3:基本的な勤務時間、残業のありなし、バケーションの期間などは?
「フルタイムでの出勤で、9時半から17時半が定時。残業することはなく、土日が休み。今は研修生の身分なので基本的に有給はない。まもなく卒業して正社員になれば、育休や有休の制度は整っています。」

Q4:パリは働く女性にとってどんな場所?
「パリは仕事でいいポストを見つける機会が多い街だと思う、それに個々の能力を素早く伸ばしていける街。」

Q5:あなたの人生にとって仕事をどのようにとらえている?
「将来、プロジェクトリーダーとして働くための道。この職場で私は、多くのスキルを身に着け、経験を積んでいます。プライベートを豊かに過ごすことは、仕事で昇進するためにも必要不可欠。」

Q6:将来結婚や出産をしたとしたら、仕事への取り組み方やモチベーションは変わると思う?
「もし子供が生まれたとしても、モチベーションは変わらず仕事は続けると思う。」

Q7:女性であることで、『ガラスの天井』を感じた経験はある?
「今までの経験ではガラスの天井を直接感じたことはないけれど、メディアなどで『女性が昇進しづらい環境がある』と度々見ることがある。私の職場では職場の地位においては男女に違いはないけれど、給料に関してはあり得るかもしれない。ただ、給料について同僚同士で話題にならないから確かではないんだけど。」

Q8:仕事やプライベートで落ち込んだ時は、何をする?
「瞑想をして一度思考を空にする。」

Q9:今現在抱える悩みはある?それはどんなこと?
「いいえ、特には。」

Q10:10年後あなたはどうなっていると思う?
「10年後、きっと私は今日存在していない仕事をしていると思う。今は想像もつかない職をね。」

Q11:生きる上でのモットーは?
「『常に前進すること。障害は学ぶためにある。』が私のモットー。」


《編集後記》
回答の中で何度も『経験』って言葉が出てきたのが印象的です。フランス人は年を重ねることをポジティブに捉え、知識や経験を身につけ成熟することがより人生は豊かにしてくれるという考えが根本にあると、住んでみてから感じます。そしてそこは私も同感!もちろんフリーランスも経験を踏むことは重要ですが、才能や技術でカバーされることってあると思うので、会社勤め(業種にもよりますが)とは違う点を彼女の回答から知れました。

しっかりとした目標を持って経験を積む重要性を話す一方で、「10年後、きっと私は今日存在していない仕事をしていると思う」って答えるその柔軟で寛容なパリジェンヌらしい考え方は、なんだかLanderメンバーにも通じるところがありますね!Landerメンバー、パリジェンヌと気が合うかも…!?(by ELIE INOUE from Paris)


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クリエイティブプロデューサーMutsumiのロサンゼルスでの活動を辛酸なめ子さんがnoteとハフポストで連載中です。そちらもよろしくおねがいします。 https://note.mu/nameko_la