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彼と私

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同棲中の彼とのあれこれ。アラフォーカップルの日々のこと。
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#日記

【エッセイ】紛失癖

【エッセイ】紛失癖

荷物を必要最低限にしろと言われたら、財布、スマホ、鍵、そしてリップだ。口紅は気分によって塗るくらいだけど、唇は常に潤っていたい。加えて唇が乾きやすいので、リップは必須アイテムだ。

かつてドラッグストアに勤めていた彼は、ドラコスに割と詳しい。付き合い始めた頃、私の唇のひび割れを見て「このリップは油膜でカバーするんじゃなくて、ちゃんと潤い成分が入ってるから良いよ」と言い、さりげなくリップをプレゼント

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【エッセイ】地獄から天国

【エッセイ】地獄から天国

先日、私は詐欺に遭った。ネット通販詐欺だ。人生で初めてのことである。さすがに根明の私でも落ち込み、詐欺に遭った当日の夜はぐしゃぐしゃっとした気持ちだった。

何よりも、彼に申し訳なかった。購入手続きフォームに今の家の住所を入力した。住所には「〇〇〇〇(彼の名前)方」と入れたのだ。電話番号は私のものだが、彼の情報までも漏れてしまった。本当に申し訳ない。

この事実を彼に話した。

すると、彼は落ち着

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【エッセイ】勝利

【エッセイ】勝利

今日は久々に会食。渋谷でしーすーだった。

明日は締切かつ、余裕があれば取引先に出社する予定だ。次々とごちそうが運ばれてきても、お酒はたしなむ程度に抑えた。

うん、よくやった…!!

早めに解散となり、家路につく。帰宅したのは22時。うん、いい感じだ。

帰宅すると彼はいつものごとく晩酌中だ。今日は仕事が忙しかったとのことで、とめどなく話してくる。彼に労いの言葉をかけ、冷蔵庫を開けた。

普段な

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【エッセイ】足裏

【エッセイ】足裏

彼とは家事を折半している。

私は床掃除と洗濯物、トイレ掃除を担当。彼は皿洗い、ゴミをまとめて出す係だ。洗濯物は最初から彼にお願いされた。自分で私の下着を干したら、私を女として見られなくなると。なんじゃそりゃ。

まぁいっかと思い、洗濯物は引き受けた。私はゴミ出しが面倒だから彼にお願いした。お互い嫌な家事を相手に任かせて、それぞれの役割を全うしている。家事で喧嘩することはない。我が家はいたって平和

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【エッセイ】デートのマナー

【エッセイ】デートのマナー

仕事があるものの、今日はスローペースで取り組めるので、昼は彼とランチに行った。台湾まぜそば、中華、イタリアンと悩んだが、家から近くてゆっくりできるイタリアンに行くことにした。

ここは以前から通う老舗イタリアン。店内はそこまで広くないが、天井が高くて開放的な空間が気に入っている。パスタのバリエーションが豊富で、初めて国分寺に来る人とランチするときに重宝する。もちろん味も美味しい。

家から徒歩数分

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【エッセイ】喧嘩

【エッセイ】喧嘩

私と彼は仲が良い。滅多に喧嘩しない。喧嘩するのは私が悪酔いして酒ヤクザモードになって、理不尽に切れるときくらい。いや、喧嘩と思ってるのは私だけで、彼はそんなろくでもない私をなだめて適度に放置する。これを喧嘩にカウントしないと、大喧嘩したのは1、2回くらい。基本的にはいつもニコニコ穏やかに過ごしている。

けれど、今日は珍しくぶつかった。
本当に些細なことなのに大声をあげて言い合った。普段温厚な彼も

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