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【日記】4月29日〜5月5日

4月29日
買い物をするべく近所のショッピングモールへ行く。
予想通りの混み具合で文字通り人に酔う。
連休はまだ始まったばかり。家族連れやカップルでごった返す店内は幸せに満ちてキラキラ輝いているように見えた。

夜、YouTubeで見かけた「枝豆ペペロンチーノ」を作る。このレシピを紹介している"おっくんの宅飲みグルメ"の動画は一度見る価値あり。特にラーメン製作動画の凄さには毎回感服するばかり。

4月30日
母親の誕生日。お祝いは明日1日かけてすることになったので、日中は何でもなく過ごす。

夜、watasitatiのライヴを見に大塚へ行く。
3人編成でのライヴを見るのは2回目。普段2人でのライヴを見慣れているからか、3人になった途端に音も見た目のインパクトもあり得ないくらいにパワーアップしていることに驚いた。もちろん2人の時ならではの良さもある。ただ、この突き抜けた全能感はちょっと他では感じられないものがあった。2019年はwatasitatiの年か。

5月1日
アイルトン・セナ25回目の命日。

前日、大塚へ行く前に「マルサの女 日記」を買ったのでひたすら読む。
ロケハンや一度決まった俳優がゴネて降板したり、階段の位置が気に入らなくてカット割りを変えたりと映画作りの難しさを感じる。その合間に書かれている「体重が減らない。2ヶ月前からダイエットしてるのに」とか父親になって以来、ずっと禁煙していたはずなのに疲労のせいで思わず喫煙してしまうなど、所々にクスっとなる場面が現れるのが楽しい。

夜、4月30日に誕生日を迎えた母親の誕生日パーティーを開催。

5月2日
朝からラーメンを製作。
初心者向けなのは味噌ラーメンだと思い、YouTube動画を参考に作ってみる。豆板醤の入れ過ぎで激辛になるもなかなか上手く出来た。
粉末和風だしとガラスープがあれば、素人ラーメンは作れると発見。次は塩ラーメンに挑戦したい。

夜、「マルサの女」のパンフレットが届いたので、その流れで「マルサの女」を見る。

5月3日
カタカナのライヴを見に新宿Motionへ行く。ツーデイズライヴの初日。
1曲目が終わると聴き慣れないイントロが流れてきた。新曲だ。セイヤさんのドラムが唸りを上げるカッコ良い曲で一発で気に入ってしまう。ここ最近の新曲はどれも良い曲なので新譜への期待は増すばかり。
ライヴも最近のカタカナらしい"勢い"が全編に渡ってバシバシ伝わってくる良いライヴだった。

夜、以前お世話になった知人と数年ぶりにLINEでやり取りをする。

5月4日
カタカナのツーデイズライヴ2日目は西永福に移転して初めて行われたジャムフェス。奇しくもカタカナと出会ったのは2年前の同じ日に行われたジャムフェスだった。

当初のステージが騒音問題で変更となりカタカナはフロアでの15分ライヴを2回転、となった。
1回目は「ニューウェーブさ」でサウンドチェックしているかと思ったら唐突にライヴが始まる否が応でも引き込まれる始まり方に興奮する。
ミツビシさんだけでなくタイシンくんまでフロアに乱入する珍しい場面もありつつ、あっという間に過ぎた15分間。

30分後に始まった2回目は「メイテイ」からスタート。この環境で一番聴きたい曲だった。最後の最後に太平洋不知火楽団の「dancing hell」のリフを敢えて弾いたタイシンくんはやはり笹ヲタなのだ。
ラストに置かれた「インタビュー」〜「コンテンポラリー」における強い興奮は多幸感にも似ていた。フロア中や転換中のステージに登って踊りまくるミツビシさん、メーコさんの絶唱にも似たエモーショナルな歌声とタムを全て取り外した変則ドラムセットで攻めたてるセイヤさん。
もはや壮絶とも言えるカタカナを文字通りゼロ距離で見た至福の時間だった。このバンドと出会えたことをぼくは心から誇りに思う。

ライヴが終わって空腹を満たすべく、タイシンくんと隣駅にあるラーメン屋へ行って醤油ラーメンを食らう。普通盛りだけど大盛り。生卵を溶いたものに麺を浸して食べている様を羨望の眼差しで眺める。次はそうやって食べたい。
なかなか良いお値段ではあったけど、美味しかった。

19時になる頃、JAMへ戻る。数時間ぶりに会ったミツビシさんはだいぶ泥酔していた。
太平洋不知火楽団を見る。タイシンくんやミツビシさんと一緒に最前列で。近くではdis-coveredでもお世話になっている平田さんがライヴを撮影していた。
カタカナを初めて見たあの時、平田さんも一緒だったことを思い出す。狭いジャムのスタジオライヴ。色々とこみ上げるものがあった。

笹口さんにとって太平洋不知火楽団とは原点でもあり、再始動した今では常に近くにあるべき存在なのだろう。
「サテライトからずっと」や「三億年生きた笹口」といった楽曲での3人が音でぶつかり合うような様を見て太平洋の長い歴史の深淵を垣間見たようだと感じる。素晴らしいライヴだった。

久しぶりに会った笹口さんは水木しげる氏に似てきたような気がした。メガネが変わったからか。

5月5日
レコード屋へ行くと人が倒れているのを発見。今まさに倒れたところだったらしく、店内には緊張が走っていた。長年探していたレコードを見つけて発作でも起こしたのだろうか。
まもなく救急隊が到着。物々しい雰囲気にとてもレコードを見る気にはなれず、帰宅。

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