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自分らしい幸せな生き方

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自分らしく、幸せに生きるにはどうしたらいいのか。心悦ぶ幸せな人生とは。自由に生きられるようになった今だからこそ、私の体験を通じて得た自分らしい道の見極め方について綴ります。
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#幸せ

空っぽのようなものが本当に大切なもの

空っぽのようなものが本当に大切なもの

水は無色透明で、
味もにおいもかたちもないけれど、
確実に存在していて、
地球上になくてはならないもの。

そのあるようでないような水が、
この世を動かしてくれているから、
私たちやこの世界は存在している。

そんな水のように、
本当に大切なものは、
見えてはいけないと
老子は書いている。

道とは自然の法則のことで、
老子は道の大切さを
説いているけれど、
道というのは、草が生えていない。
本当

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幸せは与えられるものではなくて、自分でつくるもの

幸せは与えられるものではなくて、自分でつくるもの

なぜか、いつも思い浮かぶ風景があった。
子どものころに、両親に連れられていった
針やいと(鍼灸)への行く道のりの桜並木だ。
行ってみようと思ったけれど、
どこなのかがわからないので、
母に頼んで、一緒に連れて行ってもらった。

知らなかったけれど、母は毎月一人で
宇治の針やいとに行っていたらしい。
頭痛とか膀胱炎になりやすくて、
行ったらよくなったからだという。

一人で行って、いつも甘いものを食

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ブルーは憂うつではなくて幸福のブルー

ブルーは憂うつではなくて幸福のブルー

シャガールの作品を
モティーフにした和菓子。

シャガール・ブルーと呼ばれる
神秘的で印象的な青は
シャガールにとって
幸福を表現しているという。 

ユダヤ人として生まれ、
過酷な戦争時代も経験し、
迫害されて亡命し、
最愛の妻の死も乗り越えて、
決して平穏な人生とは言えない。

シャガールにとってのブルーは、
一般的にイメージされる
憂うつなブルーではなくて、
すべてをやさしく包み込んで、

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ひとの本当の幸せとは

ひとの本当の幸せとは

今日はミモザの日。
イタリアでは、女性に感謝を伝える花として
ミモザが贈られます。
ミモザの日は、女性の日。

明るく幸せな気持ちになるミモザを
見るだけでも、気分が変わります。

ご招待いただき、「蜘蛛巣城」という舞台を観ました。
日本映画界の巨匠、黒澤明監督の傑作映画が舞台化された作品です。

戦国時代、忠義を尽くす主人公の武将が、
奇妙な老婆から城主になる予言を聞く。

その言葉から、どんど

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