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ひとの本当の幸せとは

今日はミモザの日。
イタリアでは、女性に感謝を伝える花として
ミモザが贈られます。
ミモザの日は、女性の日。

明るく幸せな気持ちになるミモザを
見るだけでも、気分が変わります。

ご招待いただき、「蜘蛛巣城」という舞台を観ました。
日本映画界の巨匠、黒澤明監督の傑作映画が舞台化された作品です。

戦国時代、忠義を尽くす主人公の武将が、
奇妙な老婆から城主になる予言を聞く。

その言葉から、どんどん疑心暗鬼になり、
自分を守るため、幸せになるために
謀反を起こし、やがて城主になるが、
不安と疑念に襲われ、心もとりつかれてゆく。

結局、城主になったことは
はたして幸せだったのか。
忠義を尽くして生きていたほうが、
城主にはならなかったかもしれないけれど、
心は満たされて幸せだったのではないか。

そんなふうに考えさせられる
ストーリーでした。

幸せとはなにか。
どうすれば幸せに生きられるのか。

その問いに、二つ思ったことがあります。

一つは、目的と手段をまちがえないことです。
目的は何か。
幸せにくらすことであって、
城主になれば幸せになれると思った。
手段としての城主の地位が
目的になると、幸せになることが失われる。


もう一つは、神のお告げと思った
その言葉の主が何ものなのかを見極めないと、
どことつながっているかがわからないです。

それはどういうことかというと、
目に見える世界というのは、
波動の高い世界から波動の低い世界まで幅広くあって、
私たちは自分の波動に応じた現実を生きています。
波動の高い世界の方が、波動の低い世界よりも
感じる幸せや豊かさは大きくなります。
それと同じように、目に見えない世界も
波動の高い世界から波動の低い世界まであります。
波動の高い神さまなのか、
波動の低い怪しい存在なのかによって、
自分を導いてくれる方向が全然変わってきます。

波動の高い存在とつながるには、
自分の状態が波動が高い状態でないとつながれないです。

とにもかくにも、
自分の状態を波動の高い状態に整えておくこと
自分自身が心地よくて、愉しくて、
気分のいい状態でいることに
意識を向けることです。

心が悦んでいるかどうか。

それが、幸せになる鍵です。


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