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ブルーは憂うつではなくて幸福のブルー

シャガールの作品を
モティーフにした和菓子。

シャガール・ブルーと呼ばれる
神秘的で印象的な青は
シャガールにとって
幸福を表現しているという。 

ユダヤ人として生まれ、
過酷な戦争時代も経験し、
迫害されて亡命し、
最愛の妻の死も乗り越えて、
決して平穏な人生とは言えない。

シャガールにとってのブルーは、
一般的にイメージされる
憂うつなブルーではなくて、
すべてをやさしく包み込んで、
静かに癒してくれるブルーだった。

苦難に満ちた人生に
愛と希望を見いだす。
それが幸せになる。 

シャガールの絵は、
美しいブルーの中に
幸せそうな恋人たちや動物や天使が
漂うように描かれている。

「あらゆる人生が避けがたくも終わりへと向かっているのなら、わたしたちは生きている間に愛と希望の色によって人生を彩らなければなりません」マルク・シャガール

その幸福の象徴としての青と
キラキラと錦色に輝く花束を
あしらった和菓子は、
甘美だった。

抹茶とともに、
目の前の満開の桜を眺めながら、
幸せなときを味わう。

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#生き方 #幸福  #幸せ
#人生 #ブルー
#dic川村記念美術館

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