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今日の言の葉

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その日、降りてきた言の葉を綴っています。あなたの良き日々に繋がれば幸いです。
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#自分

大人の教養④いかに自分を客観視できるか

大人の教養④いかに自分を客観視できるか

どんな時でも慌てず騒がず
落ち着いて冷静な言動をとれるのは
教養ある人の特徴のひとつです。
それはたとえるなら
揺れる電車や船上で
うまくバランスを取るようなもの。
状況に応じながらも
自分を見失わないのです。
これができるようになるには
自分を客観視する力を身につけます。
少し離れたところから
自分を見つめるもう一人の自分がいる。
これは坐禅をすることで
だんだん身についていきます。
最初は妄想

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自分を満たす方法

自分を満たす方法

自分への感謝を習慣にしましょう。
ありがとう、と、言葉にし
ありがとう、と、抱きしめる。
最初は違和感を覚えたとしても
毎日続けていくのです。
やがて、ある時点で
心の奥深くから
感謝の念が溢れ出てきます。
その時、周囲のあらゆるものへ
かつてないほどの感謝を
抱くことになるでしょう。
するとおのずから見える世界は変わります。
目の前で起きる現象の
受け取り方も変わっていくため
怒りや妬みといった

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思慮深くなるために

思慮深くなるために

もっと自分と対話してみましょう。
誰かに相談するつもりで
自問自答してみるのです。
なぜそう想うの?
問いへの答えが見えたら
さらに
その答えの背景にあるのは何?と
問いかけてみるのです。
心は入れ子のようなもので
本心は案外深いところにあります。
自分と対話することで思慮深くなり
物事を多角的に捉えることが
できるようになります。
いくつもの視点を持つことで
究極には正解も不正解もなく
幸も不幸

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自分への恋文

自分への恋文

今日は、恋文を書いてみましょう。
自分への恋文です。
いつか、誰かのことを
純粋に愛したことを思い出して
その真摯な心を
自分に伝えるのです。
あなたが好きです
恥ずかしがり屋で不器用なところも
意地っ張りで怖がりなところも
わがままなところ
泣き虫なところ
みんなみんな大好きです。
あなたが生まれたこと
あなたと出会えたこと
何もかも神さまの、いたずら、
ではなくて
約束されたことでした。
あな

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光は根本から

光は根本から

「想い」は目に見えないもののなかでも
最大級のエネルギーであり波動です。
このことを私たちは
わかっているようでわからない
つい忘れてしまいます。
もし本当にわかっていたら
本気で自分の想いに対する鍛錬を
かなり真剣にすることでしょう。
想いは「ふと」出てくるもの
気づいたらもう浮上しています。
それが善き想いならいいのですが
そうでないこともよくあります。
となれば、その出所を鍛錬し
できる限り

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生きてゆくために11.なんとなく好きでいい

生きてゆくために11.なんとなく好きでいい

好きなことがわからなくてもいいのです。
わからない原因はさまざまですが
見ようによっては
当たり前とも言えるのです。
なぜなら好きなものは変わるから。
夢中になるほど好きだったものが
ある段階で急に醒めていくことがあります。
それは、私たちそのものが
絶えず少しづつ変化しているためです。
どんなに意識が変わろうと
ひとつのものに夢中になれる人もいれば
その時々で、なんとなくこれが好き
という人もい

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波動をあげる方法①「当たり前」に感謝する

波動をあげる方法①「当たり前」に感謝する

水を入れた2つのグラスに
片方は「ありがとう」
もう片方には「ばかやろう」と書いた紙を貼ったところ
「ありがとう」は美しい結晶が出来たのに対して
「ばかやろう」は結晶が崩れてしまった。
故・江本勝さんの『水は語る』で証明された
よく知られる話です。
このことは感謝の波動がいかに高いかを物語っています。
私たちの体は約7割が水分ですから
感謝の思いや言葉がいかに波動をあげていくか
言うまでもありませ

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生まれたての今日

生まれたての今日

朝、眠りから浮上してくる時の
ぼんやりふわふわした感じは
あたらしい自分が生まれてくることの証です。
お布団から抜け出すのが億劫なのは、
お母さんのお腹から出る時の
ちょっと不安な気持ちが隠れているのでしょう。
朝の光がカーテンの隙間から差し込んで
あたらしい一日を生きるよう促しています。
過去も未来もなく今の連続を生きる。
日に新た、とは、そういうことなのかもしれません。

小さな画面と広やかな世界

小さな画面と広やかな世界

人の心がなんだか狭くなったように感じるのは
小さな長方形の画面に釘付けにされることが
増えたからだろうか。
そこには広い世界があるように見えても
実は片鱗が点在しているだけで
不安に傾いていきがちなのも
そのためなのかもしれない。
どこまでも続く広い空
梢を渡る風
どこからか飛んできて
どこかへ飛んでゆく鳥たち
いま自分がいる場所を
いま自分がいることを
全身で感じてみたら
小さなことにこだわって

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いくつもの恋

いくつもの恋

もっと自分に恋しよう
不器用で恥ずかしがり屋で
意固地になることもあるけれど
面白くてかわいいヤツ
そして何よりよくやっている

もっと人生に恋しよう
なんだかんだ言って今日まで生きてきた
明日どうなるかはともかく
今生きていることの確かさは
何にも替え難い悦びだもの
きっと楽しくできる

いまひとつの日々が続くのなら
恋心が足りないのだろう
幾度も、いくつもの恋を重ねていく人生は実に豊かで
文句

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美しく生きるために

美しく生きるために

美しい生き方はよいものです。
なぜなら人に希望を与えるからです。
美しく生きる人は
そこにいるだけで他の誰かに生きる力さえ与えます。
なぜなら自分を精いっぱい生きているからです。
そこには愛があり感謝があります。
美しい生き方はすべての人に与えられるものです。
ただそれは目覚めさせる必要があります。
種に水をやり芽吹かせ大切に育て
花を開かせ実りを迎えるように。
美しさへの感性を開き、
美しさとは

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みずからに問いかける

みずからに問いかける

自分を信じることばかりが強調されますが
時には疑ってみることも大切です。
本当にそう思っていますか?
心の奥から出てきた言葉ですか?
もしそうでないなら、
なぜそういう反応をしたのですか?
こんな問いかけを自分に向けることは
人によっては苦痛かも知れません。
けれど自分が何を想い
何を大切にしているかをわかる人は
世界に只一人、この自分しかいないのです。
たった一人しかいない自分との対話を放置した

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数珠をつなぐ

数珠をつなぐ

自分はどこに向かいたいのか
ということと
どこに向かっているのか
ということが
わからなかったり
一致していないように感じることは
ままあるものです。
わかっていたいこと、
忘れずにいたいのは
糸に数珠を通すには
ひとつひとつでなければ
できないということ。
どこに向かいたいかおおむね決めて
そのつど珠を選びつないでいけば
やがてさまざまな景色が展開するでしょう。
それは想像していたよりも
もっと

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まかせて生きる

まかせて生きる

誰もが無意識のうちに相手をコントロールしたいと思っています。
けれどその在り方は
思い通りにならないことがかえって多くなり
苛立ちや怒りを覚えることになります。
私たちがコントロールできるのは
自分の感情や思考であって
そちらはむしろ修練していくほうが
幸福に生きることにつながります。
ただしそれでも自分のすべてを
コントロールしているわけではないことを
よく知っておくことです。
感情や思考などは

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