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小さな画面と広やかな世界

人の心がなんだか狭くなったように感じるのは
小さな長方形の画面に釘付けにされることが
増えたからだろうか。
そこには広い世界があるように見えても
実は片鱗が点在しているだけで
不安に傾いていきがちなのも
そのためなのかもしれない。
どこまでも続く広い空
梢を渡る風
どこからか飛んできて
どこかへ飛んでゆく鳥たち
いま自分がいる場所を
いま自分がいることを
全身で感じてみたら
小さなことにこだわっていたことが
わかるかもしれないのだけれど。

みなさまからいただくサポートは、主に史料や文献の購入、史跡や人物の取材の際に大切に使わせていただき、素晴らしい日本の歴史と伝統の継承に尽力いたします。