フォローしませんか?
シェア
石川真理子
2024年6月27日 08:41
あらゆる現象はみずからの心が創り出している。お釈迦さまは、そう仰せになりました。けれどこの真理を受け入れるのはたやすいことではありません。現状に何らかの不満を抱き未来に不安を感じる人が少なくない今むしろ「そんなことあるわけない」と拒絶し憤慨さえするでしょう。まったく望まない現実をこの自分が創造するわけがない。そう感じるのも致し方ありません。そこで、「心」というもの「自分
2024年6月26日 08:49
時間のことなど気にせずに静かに座してみましょう。どうしても気になるならお線香を焚くといいでしょう。坐禅の際には長いお線香を焚きますがそれは時を計るためでもあるのです。一本のお線香で概ね30分。その時間がとれないならスマホのタイマーを利用します。何分経とうがあとはもうすべて任せてただ呼吸を深くしていきます。静かに音をたてないように出るに任せ入るに任せ呼吸とひとつになって
2024年5月13日 08:30
老師の言葉に突き動かされ「今」にありったけの心を向けるうち私の人生の時間は極めて濃厚になりました。永遠を掴みかけているようです。
2024年5月2日 08:39
本当の自信は自己との対話と日々の見えざる積み重ねのなかで培われていくものです。それは、他人からはわかり得ない自分だけが知っている真実です。誰に知られずとも徳を学び行いに落とし込むことを何も答えを求めることなく続けていったその先に静かに微笑む自己が見えてくる。それは、学歴や資格など理由ありきの自信とは異なる自己との信頼関係です。外付けの自信はふとしたきっかけで脆くも崩
2024年1月26日 07:01
自分の殻を人に壊されたらショックだし傷つきます。しかもそれは不運な出来事にしか見えないでしょう。相手は苦しみをもたらした張本人自分はその被害者そんな構図さえ成り立ってしまいます。本当は殻を壊してもらったかなり幸運な出来事かもしれないのにそんなふうに思えるのはかなり先のことになるか意識の持ちよう次第ではトラウマとなることもあるでしょう。自分の殻を自分で壊す。それができたら
2024年1月25日 08:35
この社会は多くの人が当然だと受け止める思考法や発想、情報により成り立っているかに見えます。実際、多数決のように他勢の論理で流されていくことはままあるのです。けれど、時代を動かしているのは逆の発想をする少数派と言っても過言ではないでしょう。最初は非常識で度外れていると受け入れられなかったとしてもある段階でひっくり返るのです。これは個人においても当てはまります。自分を疑い、
2024年1月24日 08:30
1.自分の人生を自分の意思で生きているかどうか2.自分を納得させるよりも、周囲に認めて欲しいということにばかり意識がいっていないか3.何かを始める前に「どうせダメかもしれない」「やったところで何になる」というあきらめを持っていないか4.「手遅れ」「能力がない」など、できない理由、やらない理由を、しない理由を重ねていないか5.心のどこかで、誰かがなんとかしてくれるのでは
2024年1月22日 08:27
たとえば指先ほどの小さな花にも宇宙があります。雨が降り大地を潤しその養分を吸い上げて花は咲く。日の光、授粉を助ける虫たち種を運ぶ風や鳥。ただ一輪の小さな花でもありとあらゆる存在との繋がりの中で生まれて、散って、実を結ぶ。私たちも花となんら変わりなくすべてとつながり合い宇宙を内包する存在なのです。このことが真からわかった時みずから創り出した幻の檻からきっと出ていくことがで
2024年1月10日 08:30
自分を否定しダメ出しをするそうしたことはたぶん誰にでもあることです。ただ、否定している自己とはいったい何なのかと考えてみたいのです。つまり、そもそも自己とは何をもって自己というのか。そう問いかけると急に自分の輪郭が曖昧になったりあるいは幾つもの顔を持つ自分が次々と浮かんだり。自己とは空を掴むようなもの色即是空空即是色これが自分であり自己だと思った刹那いやそうではなくこ
2024年1月8日 08:30
大きな出来事があるとあたたかい部屋で過ごせることおいしいお食事をいただけることにふと罪悪感に似た感情を抱いたりします。辛い思いをしている人がいるのに申し訳ない。それは尊い心の動きです。こんな時、神さまは人間を善なるものとして創ってくださったのだろうと思えます。申し訳ない気持ちを私たちはどんな行動で表現できるでしょう。まずは、祈ることができます。そして、目の前の人を大切にし
2023年11月29日 08:30
神さまは天上から雨を降らすようにありとあらゆる幸運のきっかけを私たちに送り続けています。限られた人だけが幸運の鍵を与えられるわけではありません。ただ、私たちの多くは、忙しすぎるのです。忙しさの中で、ついイライラして見失ってしまうのです。雨あられと降り注ぐ幸運の鍵を受け取るにはゆっくり空を見上げたり鳥の声に耳を傾けたり風に葉が揺れるのを眺めたり昨日つぼみだった花が開いているの
2023年11月28日 08:30
林檎は赤色、蜜柑は橙、空は青色そう言って反対する人はいませんが「赤」といったっていろんな赤がありひとつの林檎をまったく同じ赤色に見えているという保障はどこにもないのです。私たちはそうした無数にある暗黙の了解のなかで共通の認識を抱いていると信じて過ごしている。それを思えば肉眼というものの危うさがつくづく感じられてくるものです。見えないものを信じられる心はそれを感じるだけでなく目
2023年11月21日 08:30
まあ、お茶でもどうぞ。喫茶去とは、そんな意味です。お茶でもどうぞ。さりげないけれどこの言葉だけで、なんだかホッとします。やらなくてはいけないことがたくさん積み上がっている時はせめて10分でもお茶の時間を持つようにするとそれだけで前を向けるのです。お茶は気を入れるとも言われます。気はエネルギーそのものつまりお茶は充電というわけです。そうであるならできれば少し上質なお茶を
2023年11月3日 08:29
あなたを悩ませる何かがあるならそれを消すことはできないにせよ悩むのをやめることはできます。たいてい悩みの背景には解決しなければ決着つけなければという想いがあります。けれどその解決も決着も自分が望むかたちであってそうである以上、解決や決着というよりはコントロールしたいという欲求であり安心したいという恐れの裏返しです。ものごとの大半はそれを経験することに意味があるようです