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石川真理子
2024年10月1日 08:30
変わりたいという思いは大切です。それは言い換えれば成長したいという願いだからです。一方で、変わらなくていいという思いは停滞ではなく受容を意味します。自分自身を受け入れることができているのです。変わりたくないという思いは内側にある大切なものと繋がっています。それはきっと幼い頃からあなたの真ん中にあるものなのでしょう。変わりたい変わらなくていい変わりたくないどれも正解で、どれ
2024年8月19日 08:30
今日は、ことさらゆっくりと呼吸するようにしてみましょう。目を軽くとじてやすらかな気持ちになるのを待って最初に少しだけ息を吐きます。軽いため息のような感じです。それからあらためて空気を吸い込んでみましょう。お腹に十分吸い込んだらあまり音を立てないよう静かに吐いていきます。そのとき、何かを許しましょう。ふと思い浮かんだ物事それにかかわった誰かあるいは、自分自身。そしてまた
2024年8月9日 08:30
すべては自分の心が創りだしている。これを真理として受け入れるにはずいぶん勇気の要ることです。不都合なことがあったときそれは外から押しつけられたものにするほうが一見、ラクに思われるからです。そうした生き方から離れられないうちは自分の人生でありながら主人公のいない舞台がそこにあるようなそしてそれが普通であるかのような生き方になってしまうのかも知れません。写真:魚住心 Leica
2024年8月8日 08:30
「手放し」という言葉がまことしやかに使われるようになるほど皮肉なことに今度は「手放しができた私」というものを創ろうとしているのかもしれません。つまり、それもまた付加物というわけです。自由と独立のなかに生き始めたならもはや「手放したかどうか」などもすっかり忘れ果てて天衣無縫の心境に至るに違いありません。
2024年8月7日 08:31
無知は罪だという考え方があり実際、それは肯定するほかないといえます。一方で知は人を傲慢へと簡単に向かわせます。知を真に知る人はそれにより逆に謙虚になり果ては限りなく無心に近づいていくものでしょう。今、「美」は知識として語られていると感じます。どこぞのなにが、どんなふうに魅力的か。それは誰がつくったものであって、その誰かはどんな人物であって・・・ほんとうのところそんなことはどう
2024年7月27日 08:30
私たちは魔法にかけれたように東洋にいながら西洋にどっぷりと浸かっていたのです。そして今もどうやらそのままのようで西洋のアタマと心のまま「これが日本」と豪語しているようです。それは、認めないとどうしようもないことです。外道(げどう)から内道(ないどう)へ自覚はまだまだ遠い道のりでしょうか。写真:魚住心 Leica filmcamera
2024年7月26日 08:30
不足感や恐れがもととなる思考や行動がむしろ増幅に繋がることを私たちはどれだけ体験してきたでしょう。もうそろそろ、たくさんだと思いませんか。こりごりだと嫌気がさしているはずです。まずは、ごまかすのを辞めてみましょう。目をそらしたところで事実は厳然としてあり消えはしないのです。なぜ不足感や恐れがあるのかどんなにイヤでも認めてしまえば案外、ラクになることもあります。もしも自分を「
2024年6月27日 08:41
あらゆる現象はみずからの心が創り出している。お釈迦さまは、そう仰せになりました。けれどこの真理を受け入れるのはたやすいことではありません。現状に何らかの不満を抱き未来に不安を感じる人が少なくない今むしろ「そんなことあるわけない」と拒絶し憤慨さえするでしょう。まったく望まない現実をこの自分が創造するわけがない。そう感じるのも致し方ありません。そこで、「心」というもの「自分
2024年6月26日 08:49
時間のことなど気にせずに静かに座してみましょう。どうしても気になるならお線香を焚くといいでしょう。坐禅の際には長いお線香を焚きますがそれは時を計るためでもあるのです。一本のお線香で概ね30分。その時間がとれないならスマホのタイマーを利用します。何分経とうがあとはもうすべて任せてただ呼吸を深くしていきます。静かに音をたてないように出るに任せ入るに任せ呼吸とひとつになって
2024年5月13日 08:30
老師の言葉に突き動かされ「今」にありったけの心を向けるうち私の人生の時間は極めて濃厚になりました。永遠を掴みかけているようです。
2024年5月2日 08:39
本当の自信は自己との対話と日々の見えざる積み重ねのなかで培われていくものです。それは、他人からはわかり得ない自分だけが知っている真実です。誰に知られずとも徳を学び行いに落とし込むことを何も答えを求めることなく続けていったその先に静かに微笑む自己が見えてくる。それは、学歴や資格など理由ありきの自信とは異なる自己との信頼関係です。外付けの自信はふとしたきっかけで脆くも崩
2024年1月26日 07:01
自分の殻を人に壊されたらショックだし傷つきます。しかもそれは不運な出来事にしか見えないでしょう。相手は苦しみをもたらした張本人自分はその被害者そんな構図さえ成り立ってしまいます。本当は殻を壊してもらったかなり幸運な出来事かもしれないのにそんなふうに思えるのはかなり先のことになるか意識の持ちよう次第ではトラウマとなることもあるでしょう。自分の殻を自分で壊す。それができたら
2024年1月25日 08:35
この社会は多くの人が当然だと受け止める思考法や発想、情報により成り立っているかに見えます。実際、多数決のように他勢の論理で流されていくことはままあるのです。けれど、時代を動かしているのは逆の発想をする少数派と言っても過言ではないでしょう。最初は非常識で度外れていると受け入れられなかったとしてもある段階でひっくり返るのです。これは個人においても当てはまります。自分を疑い、
2024年1月24日 08:30
1.自分の人生を自分の意思で生きているかどうか2.自分を納得させるよりも、周囲に認めて欲しいということにばかり意識がいっていないか3.何かを始める前に「どうせダメかもしれない」「やったところで何になる」というあきらめを持っていないか4.「手遅れ」「能力がない」など、できない理由、やらない理由を、しない理由を重ねていないか5.心のどこかで、誰かがなんとかしてくれるのでは