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今日の言の葉

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その日、降りてきた言の葉を綴っています。あなたの良き日々に繋がれば幸いです。
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2023年10月の記事一覧

「生きている」という実感はありますか?

「生きている」という実感はありますか?

人生の後半にさしかかったら
すっきりと潔く生きることです。
残された時間は
そう多くはないのだから
迷っている暇などないからです。
会いたい人に会いに行く
行きたい場所へ行ってみる
やりたいことをやってみる
心の赴くまま興味のわくままに
自由自在に自分を生きてみるのです。
さまざまな「事情」を理由に動かないのは
一見、よくできた大人のようでいて
実は「生きていること」を
本当には実感していないのか

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書くことでしか

書くことでしか

ほんとうの想いを
書くことでしか表現できなかったあの頃
ノートの表紙をひらくとき
心も密やかにひらかれた。
そこだけは自由な世界
言葉の連なりは五次元を超えてゆく。
そんな、生きていく力の弱い人間が
よく生きてこれたものだと
今は微笑むことができる。
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不器用で生きづらいと感じる人は
特別な存在ではなく
ほんとうは誰もが
そんな想いでいるのではないだろうか。
自信満々に見える人も
心の内に

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争いはすべて物質世界で起きる

争いはすべて物質世界で起きる

物質世界は確かなようでいて
うつろいやすくはかないものです。
「うつろ」は「空ろ」「虚ろ」であり
また「移ろ」「写ろ」「映ろ」です。
何もないスクリーンに
想いが映し出され
想いは常に変わるため
移ろってゆくのです。
目の前の現実が自らの心が映じたものであり
他の人もまた
それぞれの世界を見ている。
このことを深く理解できたなら
どれほど諍いが減るか知れません。
見ている世界はそれぞれでも
しかし

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自分への信頼を深めるには

自分への信頼を深めるには

心は空もようのごとく
想いという名の雲が絶えず流れます。
時には雲に覆い尽くされ
冷たい雨が降ることもあります。
稲妻が閃き、雷が轟くことも。
そういう様子を
どれだけ静に見つめていることができるか。
流れる雲を眺め
曇天を認め
雨も稲妻も雷も
あるがままに受け入れていく。
それらに呑み込まれるのではなく
こちらが「主」となり受け入れるのです。
感情に翻弄される状態は
呑み込まれていることを意味し

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影に想う

影に想う

足下に落ちる影にふと目が行くと
安堵と共に不思議な想いがする。
影は、私が確かに存在していることを
教えてくれる。
ではもしこの影が見えなくなったら?
そんなことを想像すると
さすがにゾッとしてしまう。
自分では何もわからずに
ある日突然、影がないことに気づいて
では私はもう存在しないなかと
そんなことを思わされたら…
影に語りかけるなんて
馬鹿げているかもしれないけれど
そんな日が来ないように

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共依存エネルギーをカットする

共依存エネルギーをカットする

夫婦や親子など身近な存在は
エネルギー的に影響し合う度合いも
強くなるものです。
明るいエネルギーよりも
重く暗いエネルギーの方が
より影響を与え合うようです。
どちらかが落ち込んで不機嫌でいると
いつのまにか引っ張られてしまうのは
そのせいでしょう。
エネルギー的な共依存関係は
どうしても起きてしまうのです。
そんな時はエネルギーカットを
行ってみるのもひとつの手です。
おへそのあたりから透明な

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孤独を愛する意味

孤独を愛する意味

孤独を愛する人は
孤立しているのではありません。
もしも孤立していたなら
とてもではありませんが
一人でいるのは難しいでしょう。
人は、一人になると、
自分につながる人々のことを想い出します。
離れてみると、
どれも奇跡のような縁であったとわかるのです。
それは今現在に限らず
はるか昔の、先祖の代から
何らかの不思議なご縁により
出会わされたとさえ思われてきます。
一人でいると
編み目のようなつな

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天岩戸はひらきましたか

天岩戸はひらきましたか

これまで私たちは
多かれ少なかれ
自分を閉じて生きてきました。
みずから岩戸を固く閉じたのです。
それは自分を守ると同時に
外の世界でのさまざまを
要領よくこなすためでした。
岩戸の中に置き去りにされたのは
ほんとうの自分です。
孤独を感じる人が多いのは
自分を閉じ込めているからでしょう。
その結果、世の中はずいぶん
しんどいものと成り果てました。
地球の方からギブアップが来た今
私たちは天岩戸を

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二極化の分岐点

二極化の分岐点

ここ数年をかけて
世界は二極化多重構造となっています。
AとBという二極があり
さらにそれぞれ幾つもの階層があるのです。
二極化の分岐点は
怒りと怖れのエネルギーを抱くか
穏やかで安らかなエネルギーを抱くか。
最初はわずかな差でしかなかった分かれ道は
今、大きく離れ始めています。
先に行くほど角度がつていくためです。
もし、途中で選択を間違えたと気づいたら
分岐点まで戻ることです。
何を怖れ、怒り

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黄金の秋

黄金の秋

風が起きるたび波打つ稲穂に
朝露を抱いて金色に光るたわわな実りに
古代の人々が神を見いだしたのは
澄んだ心に真理を映していたからでしょう。
春のはじまり、夏の盛り
祈りつつ過ごしてきた季節は今
黄金の秋
豊かな実りは分かち合うことで
より以上の豊かさを共有することができ
奪い合うことは
とてつもない損失へとつながっていく
それを理解していたというよりは
そもそも神の化身について
そんな扱いはするも

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心に余裕がないときは

心に余裕がないときは

トラブルが起きてしまうときは
たいてい心の余裕が
失われていることが多いものです。
それは誰もがわかっていることだから
あとは
心に余裕があるのかないのか見つめ
ないなら対策をとれば良いのです。
いちばん簡単で
最も効果的な対策は
空を眺めること。
一分も眺めていれば
心は空と同調し
心の中に「空」がうまれます。
それこそがゆとりであり余裕です。
いつどこにいてもできる
自分をトラブルから守る方法

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その手には乗らない

その手には乗らない

分断のエネルギーが津波のように押し寄せて
人々に怒りと憎しみを抱かせようとしています。
それは、意図して行われています。
そこに気づいてください。
そして、その手には乗らないと
心に決めてしまいましょう。
拳を振り上げ荒々しく叫ぶより
深く傷ついた人々の悲しみを想い
一日も早く癒えるように
静かに祈りましょう。
祈ったところで何になる
というのは
祈りの計り知れない威力を
知らない人の言葉です。

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百年先の人が懐かしむ世界

百年先の人が懐かしむ世界

昨日あなたが歩いた道は
千年の昔、誰かが歩いた道なのです。
風景は違っていても
この空も流れる雲も日の光も
きっと変わらぬ姿をしています。
この大地は万年の記憶を有し
私たちを下から支え
次の時代を創造するのを見つめています。
歴史とは
ほんとうは
今も昔もない
ここにどの時代も存在し息づいている
そういうものなのです。
私たちが創造した世界を
百年先に生きる人たちが
懐かしむことになるのです。

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あなたが地球に降り立った日

あなたが地球に降り立った日

流れ星がひとつ
夜空を横切ったかと思うと
あなたは、この世界に生まれました。
それはまるで星の王子さまが
地球にやってきたかのような出来事で
お母さまは嬉しくて泣き笑いしました。
涙はこぼれおちて
あなたの頬を塗らし
今度はあなたが泣きました。
この広い世界の片隅で起きた
誰も知らない小さな出来事だけれど
お母さまとあなたにとっては
この世界でいちばんの大事件だったのです。
あの日のことを
あなた

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