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読書メモ

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読んだ本から、何かを感じとり、学んでいきたい。
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記事一覧

「経営」「経営学」とは・・・

「経営」「経営学」とは・・・

「経営」「経営学」に関する本を比較し、「経営」を構成する要素をどのように分類しているか、3冊の本で比較してみました。

1.『わかる経営学 15歳からの大学入門』
 「経営学」の4つの領域・・・「戦略論」「マーケティング」「組織論」「会計学」

2.『経営学イノベーション〈1〉経営学入門(第2版)』
 〈マネジメントの機能〉①意思決定②組織化③人員配置④計画化⑤統制⑥情報伝達⑦指揮

PART1 

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非営利団体が生まれた背景・広がり

非営利団体が生まれた背景・広がり

 NPOなどの非営利団体が生まれた背景にはどんなことがあるのだろうか。
引き続き、『経営学を楽しく学ぶ』を読んでいく。

次に、『みんなのNPO 組織づくり・お金づくり・人づくり』の前書きから、非営利団体の広がりを確認していく。

『経営学を楽しく学ぶ』メモ

『経営学を楽しく学ぶ』メモ

 私は、経済大学出身でありながら、「経営」についてちゃんと学習してきませんでした。
 今、沢山の人をいかに公平に、楽しく、面白く、場づくりできるか?マネジメントすることができるか?という課題を抱えていて、そのヒントをもらうべく、読書を始めることにしました。

まとめ・感想 組織・経営に関する基本的なポイントを学んだ。漠然とした意識ではなく、こういったポイントがまず頭の中にあるというだけで、判断する

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大宮自由民権運動発祥の地は土呂

大宮自由民権運動発祥の地は土呂

 大宮の自由民権運動発祥の地に関する記述を発見しました。天保15年の西暦は、1844年です。

大宮エリア(さいたま市北区を中心に)の地誌を深掘り

大宮エリア(さいたま市北区を中心に)の地誌を深掘り

昨日は、ジョガボーラの為の照明コインを取りに行って、中央図書館に立ち寄りました。
uneune防災フェスタのnote記事を書くのに、さいたま市北区の地誌を知りたいなと思いまして。
結局、あまりみつからず、帰ってネット検索したら、うねうね公園の成立プロセスが分かる都市計画資料がみつかり、記事は書けました↓

てなわけで、借りた本の用はなくなったわけですが、地元の地誌をせっかくなので学びたいと思います

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田中真知「風をとおすレッスン」を読む

田中真知「風をとおすレッスン」を読む

久しぶりに本を読み終えました。

「私」という言葉があるから、「私」という固定したものが存在していると捉えてしまうのであって、本当は諸行無常のつかみどころのないなにか、到底、言葉で簡単に規定できないような何か、が、私たちが、「私」と捉えている正体なのかもしれない。

人と人が出会い、交錯する、その場、そのものに、正解を求める以上に、敬意を払って大切にする。違いがあっても違いは違いのままに、出会い、

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「企画書」読書メモ20

「企画書」読書メモ20

Ⅲ.

「ぼくの生活白書」

余暇の過ごし方異説ーマンガも読まないテレビも見ない・・・・・・の巻ー青少年の大半が、幸福だと感じているらしい。だけど、多分それは、幸福になった、のではなくて、幸福にさせられてしまったのだ。(p.219)

強いられた幸福なるものが果して不幸すら自覚し得ない程の不幸、なのかどうか分らないが、すくなくとも、ぼくは幸福にも不幸にもなりたくない。ただ自覚的な生を楽しみたいだけ

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「企画書」読書メモ19

「企画書」読書メモ19

Ⅱ.

「仕事心得」

職業は選択できないこないだテレビでアマチュア・ロックなんとかをやっていたけど、笑っちゃうよな。とにかく、やる側に「ロックとはこういうもの」「パンクとはこういうもの」「ハードロックとはこうやるもの」・・・・・・という規則があらかじめあって、その枠に一生懸命、自分を押しこめようとしているだけなのだ。(p.206)

「反抗とはこういうもの」「苦しみとはこういうもの」「雑誌とはこ

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「企画書」読書メモ18

「企画書」読書メモ18

Ⅱ.

「仕事心得」

今回は、仕事や商売がテーマの話。私自身、仕事観みたいなものが確立している実感がなく生きていて、素直に、謙虚に、学ぶべき文章が多かった。

お客さま「お客さまは神様です」と精神では言ってるつもりが、実際はその人たち個人の健康と安らぎの事なんかはおかまいなしの製品を押しつけてきたのが、これまでの商人です。(p.203)

やたらと多機能搭載の、かえってわかりにくい電気製品とか、

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「企画書」読書メモ17

「企画書」読書メモ17

Ⅱ.

教育メディア

途方暮族あるいは現代転向論序説(駒沢B通信のみんなへの自己紹介)「最近分かったのね。自分が子供の頃、親とちゃんと対応というか対決しなかった人って、自分が親になった時に子供ともちゃんと対応しないのね」(p.197)

親子の人間関係のあいまいさを感じた人なら自分が親になった時にも、そのあいまいさを凝視し続けるべきなのだ(p.197-198)

以上、親子関係についての言及。親

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「企画書」読書メモ16

「企画書」読書メモ16

Ⅱ.

「教育メディア」

情報サークル教育が先生と生徒、師と弟子という人間関係の権力構造に無自覚なまま続けられる限り、生徒は知識のコンプレックスで委縮し続けるだろうし、やがて、その師とワン・ノブの知識の優越者(知的権力者)になるしかないだろう。(p.184-185)

こういう権力構造が、インテリアレルギー的な社会現象を生み出し、反知性主義的な社会の流れを生み出してしまってきたんだろうな。

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「企画書」読書メモ15

「企画書」読書メモ15

Ⅱ.

「教育メディア」

教育についてのぼくの発想以下、橘川幸夫さんの教育についての発想や考え方の抜粋と、そこから私が感じたことや考えたことである。ほぼ、共感しかなかった。ただ、令和になった今でも、こうした発想や考え方が広がる気配は乏しいが。

教育というのは、ある個人的意識を量的に拡大していくためのシステムだ。個人が主観的に発見したものにすぎないものを、客観的な制度なり法則に、あらよとばかりに

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「企画書」読書メモ14

「企画書」読書メモ14

Ⅱ.

「映像メディア」

変動期のテレビ(あなたは単なる装置にすぎない)今の五〇歳前後の平均的サラリーマンと、二〇歳の大学生の情報量は比べものにならないだろう。しかも、ニ〇歳の人間の持ってる情報のほとんどは、体験から吸収した情報ではない。個人的なものではなく、誰もが持っているもの、つまり、メディアから収集したものだ。だから情報に重さも裏もない。情報はただの情報でしかない。(p.161)

この本

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