『経営学を楽しく学ぶ』メモ 2 asako 2024年4月20日 15:19 私は、経済大学出身でありながら、「経営」についてちゃんと学習してきませんでした。 今、沢山の人をいかに公平に、楽しく、面白く、場づくりできるか?マネジメントすることができるか?という課題を抱えていて、そのヒントをもらうべく、読書を始めることにしました。「組織成立の3要素」1.組織の目標 メンバーに受け入れられる妥当なものでなければならないし、皆がそれをよく理解していなければならない。2.メンバーの貢献意識を引き出すための工夫 適切な動機づけや、働きやすい職場環境づくり、適材適所の人員配置などが大切3.意思疎通や指揮命令のための情報伝達ルートがきちんと設計されていなければならない。そして、ルート上を多くの情報が行き来できるように、コミュニケーションを促進する工夫も大切である。齋藤毅憲、『経営学を楽しく学ぶ』(144-145頁)、中央経済社、2020より整理「組織構造を決めるもの」(1)分業関係と専門化 仕事を分割し、担当者を決めなければならない。(2)部門化 役割同士を結びつけてグループとして括ることを考える。組織図にあらわされる。(3)権限関係と階層化 経営学の父・テイラーは、経営(マネジメント)と作業の職能は分離すべきであるとした。 一般的に、組織全体にかかわる意思決定を行う経営者階層をトップ・マネジメント、管理者階層をミドル・マネジメント、オペレーションの実行を監督する層をロワー・マネジメントとよぶ。 「集権的」、「分権的」、二者択一ではなく、程度の問題。(4)公式化 仕事の手順、内容を決めて、ひとつの型をつくることを標準化という。そして、標準化された仕事の手順やルールなどを文書としてまとめることを、「公式化」という。齋藤毅憲、『経営学を楽しく学ぶ』(145-147頁)、中央経済社、2020より整理「組織の管理原則」(1)命令一元化の原則(2)統制の範囲の原則 ひとりの上司が統制できる部下の数を「統制の範囲」とよび、これには限界がある。(3)権限と責任一致の原則 権限とは業務を遂行することができる力、責任はそれにともなう義務のことである。権限が与えられたとき、その権限にみあう責任も負う。逆に、ある業務に対して責任を課せられたならば、必要な権限も与えられなければならない。権限と責任は一致しなければならない。(4)専門化の原則(5)階層化の原則 職能は垂直分化し、階層化される。権限のラインはトップからロワーへと階層にそって垂直に引かれ、命令や情報伝達はこのラインから外れてはならない。(6)権限委任の原則(例外の原則) 日常的業務、反復性の高い仕事(ルーチンワーク)について、上司はできるかぎり部下に権限を委任する。上司は、複雑な仕事や例外的問題(一度かぎりの問題)に対する意思決定に専念できるようにする。齋藤毅憲、『経営学を楽しく学ぶ』(147・148頁)、中央経済社、2020より整理まとめ・感想 組織・経営に関する基本的なポイントを学んだ。漠然とした意識ではなく、こういったポイントがまず頭の中にあるというだけで、判断するスピード等も変わってくるような気がする。 ダウンロード copy #経営 #マネジメント #組織 #仕事のコツ 2 サポートして頂いたお金は、ライターとしての深化・発展のために大切に使わせていただきます。 記事をサポート