近藤 ゆりこ

和えものクリエイター  発酵好きが発酵調味料と季節の野菜で創り出す、ヘルシーで魅力的な…

近藤 ゆりこ

和えものクリエイター  発酵好きが発酵調味料と季節の野菜で創り出す、ヘルシーで魅力的な「和えもの」の世界。 著書▪️味噌、醤油、米酢、みりん、お酒 伝統発酵調味料の魅力 ~四季のレシピ付き~  ▪️軽やかな和えもの ~味噌・醤油・酢・みりん・お酒でつくる季節の野菜料理レシピ~」

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  • 春の和えものレシピvol.1

    旬の野菜と身近な発酵調味料を使った春の和えものレシピをまとめたものです。春の和えものは優しい味わいが特徴。どれもヘルシーで、つくるのがとても簡単なものばかり。和えものがつくれるようになると、毎日の野菜料理がとても楽しくなりますよ!

記事一覧

【火を使わないでつくれる夏の和えもの パート1】水茄子のわさび糀和え

Instagramで「火を使わないで作れる和えものシリーズ」としてこちらの和えものをアップしたところ、友人やら色々な方から「暑い夏、キッチンが本当に暑いから火を使わない…

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【枝豆好きのすべての人におすすめしたい】蒸しナスのずんだ和え、「フードベストセラー記事」に選んでいただきました!ありがとうございます♪

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【苦瓜好きではなかった私が何度も作っている】にがうりの胡麻和え

夏のにがうり、スーパーフードなんて呼ばれていますね。 ビタミンCやミネラル、食物繊維も豊富で、尚且つ免疫力アップなど、元気な身体づくりにとっても役立つお野菜のよう…

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【意外な組み合わせ!でも作らずにはいられない美味しさ】ズッキーニの酢味噌和え

ズッキーニというと、オリーブオイルで焼いてレモンかけたり、トマトと煮込んだり、イタリアンで使うことが多いように思います。 和食ですと、あまり使用頻度は高くないで…

近藤 ゆりこ
2週間前
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【少ない調味料で優しく豊かな味わいに】糀で愉しむ夏の「和えもの」レシピ3選

和えものクリエイターの近藤ゆりこです。 この記事では、「糀で愉しむ夏の和えもの」 と題して、「糀」を使った夏の和えものレシピを後半でご紹介いたします。 前半は「糀…

近藤 ゆりこ
2週間前
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【枝豆好きの全ての人におすすめしたい】蒸し茄子のずんだ和え

これから枝豆が美味しい季節になりますね♪ 枝豆大好きなので、夏はほぼ毎日食卓に並びます。 「ずんだ」とはすり潰した枝豆のこと。山形のずんだ餅が有名なのではないでし…

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近藤 ゆりこ
3週間前
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【甘酸っぱく、みずみずしい!夏に最適な冷やし和えもの】ミニトマトとタコの梅肉おろし和え

トマトとタコ、というイタリアン的な組み合わせをなんとか和の和えものに、とつくった一品です。甘酸っぱい梅肉だれにさっぱりと大根おろしと大葉を加えて、みずみずしく夏…

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近藤 ゆりこ
1か月前
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【ぬめりに絡む香ばしさとコクのハーモニー】モロヘイヤのくるみ胡麻和え

モロヘイヤの季節。刻むことで出てくる独特のネバネバした感じやぬめりは、どちらかというと酢醤油などであっさりいただくのが多いですね。 実は甘じょっぱい擂り胡麻の和…

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近藤 ゆりこ
1か月前
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【お豆腐の水切り不要で濃厚な美味しさ】きゅうりと大葉の厚揚げ白和え

(こちらの記事は6月3日〜4日の2日間だけ無料でお読みいただけます) 白和えに欠かせないお豆腐の水切り。私は自分で編み出した方法でやっているため、さほど苦にはなりま…

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近藤 ゆりこ
1か月前
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【ハーブのような清涼感を楽しめる洒落た和えもの】葉付き人参の胡麻甘酒白和え

この時期だけのお楽しみ、葉付き人参を葉も細かく刻んで白和えにしました。セリ科特有の清涼感ある香りやほろ苦さが普段の優しい白和えにハーブの爽やかさを楽しませてくれ…

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近藤 ゆりこ
2か月前
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【食感よく、香りよく、痺れる美味しさ】新ごぼうの山椒味噌和え

実山椒の季節です。皆さまの中にも楽しみにしていらした方も多いのではないでしょうか。 先日、私は「ちりめん山椒」「昆布と実山椒の佃煮」を作り、残りを「山椒味噌」に…

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近藤 ゆりこ
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【色の組み合わせは生ハムとメロンだけど箸休めに最高!】白うりの新生姜甘酢漬け和え

これまでの私の和えものレシピの中で最も短時間で作れる和えものです。 と言っても、新生姜の甘酢漬けがあれば、ということが条件であります。笑 新生姜が出回り始め、甘酢…

近藤 ゆりこ
2か月前
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【ほのかに品よく香る新にんにくと味噌の黄金の味】新じゃがの大葉にんにく味噌和え

新にんにくと言えば、 5~6月に出回る「生にんにく」のこと。 (普通のにんにくは乾燥して長持ちさせたものですよね) 皮が淡い紫色に部分的になっていることがあります。…

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近藤 ゆりこ
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【ニラの新しい魅力が感じられる】春ニラのくるみ和え

ニラの旬は3月から5月と言われています。柔らかい春のニラは和えものにするのもおすすめ。 ニラのアリシンは熱に弱く、油と一緒に調理するとその効果を損なわずに済むので…

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近藤 ゆりこ
2か月前
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【美味しさが染み渡る和えものにしてくれる】「醤油洗い」と「酢洗い」の効果

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近藤 ゆりこ
2か月前
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【旬×旬!また食べたくなる】空豆と新玉ねぎの淡味噌和え

旬×旬の組み合わせながら、なかなか珍しい取り合わせかもしれませんね。全く異なる食感と味だからこそ、その対比が面白いのですが、それをうまく繋げてくれるのが優しい味…

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近藤 ゆりこ
2か月前
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【火を使わないでつくれる夏の和えもの パート1】水茄子のわさび糀和え

【火を使わないでつくれる夏の和えもの パート1】水茄子のわさび糀和え

Instagramで「火を使わないで作れる和えものシリーズ」としてこちらの和えものをアップしたところ、友人やら色々な方から「暑い夏、キッチンが本当に暑いから火を使わないというのは有り難い」と反響がありました。
それは私も同じ。せめてひと品ぐらいは火を使わないでつくれるお料理がいいと思っていますので、題して「火を使わないでつくれる夏の和えものシリーズ」というのをこれからもちょこちょこと挟んでいきたい

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【枝豆好きのすべての人におすすめしたい】蒸しナスのずんだ和え、「フードベストセラー記事」に選んでいただきました!ありがとうございます♪

【苦瓜好きではなかった私が何度も作っている】にがうりの胡麻和え

【苦瓜好きではなかった私が何度も作っている】にがうりの胡麻和え

夏のにがうり、スーパーフードなんて呼ばれていますね。
ビタミンCやミネラル、食物繊維も豊富で、尚且つ免疫力アップなど、元気な身体づくりにとっても役立つお野菜のようです。

そんなにがうり(沖縄ではゴーヤと呼びますね)、あの苦味が好き嫌い分かれるところで、私自身はどちらかというとあまりおいしいと思っていただくことはありませんでした。
ところが、ある日胡麻和えにしてみたところ、とても食べやすく、しかも

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【意外な組み合わせ!でも作らずにはいられない美味しさ】ズッキーニの酢味噌和え

【意外な組み合わせ!でも作らずにはいられない美味しさ】ズッキーニの酢味噌和え

ズッキーニというと、オリーブオイルで焼いてレモンかけたり、トマトと煮込んだり、イタリアンで使うことが多いように思います。
和食ですと、あまり使用頻度は高くないですね。

先日、私の和えもの専用インスタアカウントのフォロワーの方から、「家庭菜園でズッキーニがたくさん獲れるのだけれど、和えものに使えますか?」とご質問をいただきました。
私がたまに和えもので使うときは梅肉和えや胡麻和えでした。
それはそ

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【少ない調味料で優しく豊かな味わいに】糀で愉しむ夏の「和えもの」レシピ3選

【少ない調味料で優しく豊かな味わいに】糀で愉しむ夏の「和えもの」レシピ3選

和えものクリエイターの近藤ゆりこです。

この記事では、「糀で愉しむ夏の和えもの」
と題して、「糀」を使った夏の和えものレシピを後半でご紹介いたします。
前半は「糀と和えもの」について少し掘り下げて書いております。
いきなりレシピに飛んでいただいても構いませんが、前半も読んでくださるとレシピがすんなり頭に入ると思います。

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ところで、皆さんは「夏の和えもの」

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【枝豆好きの全ての人におすすめしたい】蒸し茄子のずんだ和え

【枝豆好きの全ての人におすすめしたい】蒸し茄子のずんだ和え

これから枝豆が美味しい季節になりますね♪
枝豆大好きなので、夏はほぼ毎日食卓に並びます。
「ずんだ」とはすり潰した枝豆のこと。山形のずんだ餅が有名なのではないでしょうか。
「ずんだ和え」はこのずんだを和え衣にした和えものです。色々な地域で「茄子のずんだ和え」が郷土料理としてあるようですが、ほとんど茄子の皮つきで和えてあり、皮の紫とずんだの翠色のコンビになっています。
もちろん、それはそれでとても美

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【甘酸っぱく、みずみずしい!夏に最適な冷やし和えもの】ミニトマトとタコの梅肉おろし和え

【甘酸っぱく、みずみずしい!夏に最適な冷やし和えもの】ミニトマトとタコの梅肉おろし和え

トマトとタコ、というイタリアン的な組み合わせをなんとか和の和えものに、とつくった一品です。甘酸っぱい梅肉だれにさっぱりと大根おろしと大葉を加えて、みずみずしく夏らしい和えものに仕上がりました。
「和えたて」もしくは「和えたて」からすこしだけ味が馴染んだ状態がおいしいのが和えもの、ですが、こちらは冷蔵庫で30分ほど冷やして味をよく馴染ませてからいただくと抜群に美味しいです。
ミニトマトは最初、皮を湯

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【ぬめりに絡む香ばしさとコクのハーモニー】モロヘイヤのくるみ胡麻和え

【ぬめりに絡む香ばしさとコクのハーモニー】モロヘイヤのくるみ胡麻和え

モロヘイヤの季節。刻むことで出てくる独特のネバネバした感じやぬめりは、どちらかというと酢醤油などであっさりいただくのが多いですね。
実は甘じょっぱい擂り胡麻の和え衣との相性も良いのです。こちらは対照的な食感の胡桃とのハーモニーが癖になる和えものです。

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【お豆腐の水切り不要で濃厚な美味しさ】きゅうりと大葉の厚揚げ白和え

【お豆腐の水切り不要で濃厚な美味しさ】きゅうりと大葉の厚揚げ白和え

(こちらの記事は6月3日〜4日の2日間だけ無料でお読みいただけます)

白和えに欠かせないお豆腐の水切り。私は自分で編み出した方法でやっているため、さほど苦にはなりません。

こちらの記事でご紹介しているこの方法は本当におすすめなのですが、一般的な水切り方法(お皿の重石を載せるなど)だと、やはり手間と言えば手間ですし、ある程度時間を要します。
私も手間だと感じたから、なんとかしたいと編み出したわけ

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【ハーブのような清涼感を楽しめる洒落た和えもの】葉付き人参の胡麻甘酒白和え

【ハーブのような清涼感を楽しめる洒落た和えもの】葉付き人参の胡麻甘酒白和え

この時期だけのお楽しみ、葉付き人参を葉も細かく刻んで白和えにしました。セリ科特有の清涼感ある香りやほろ苦さが普段の優しい白和えにハーブの爽やかさを楽しませてくれます。
この白和え衣には甘酒がよく合いますよ。

葉付き人参の胡麻甘酒白和え◆材料

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【食感よく、香りよく、痺れる美味しさ】新ごぼうの山椒味噌和え

【食感よく、香りよく、痺れる美味しさ】新ごぼうの山椒味噌和え

実山椒の季節です。皆さまの中にも楽しみにしていらした方も多いのではないでしょうか。
先日、私は「ちりめん山椒」「昆布と実山椒の佃煮」を作り、残りを「山椒味噌」にしました。
(山椒味噌というと葉の部分でつくる方が多いのかもしれませんね)

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【色の組み合わせは生ハムとメロンだけど箸休めに最高!】白うりの新生姜甘酢漬け和え

【色の組み合わせは生ハムとメロンだけど箸休めに最高!】白うりの新生姜甘酢漬け和え

これまでの私の和えものレシピの中で最も短時間で作れる和えものです。
と言っても、新生姜の甘酢漬けがあれば、ということが条件であります。笑
新生姜が出回り始め、甘酢漬けを作る方も結構いらっしゃると思います。
自分でつくると自分好みの味に作れるし、新生姜を買ってきたら、あとはお酢、お砂糖、お塩に漬けるだけで翌日には食べられるし、日持ちもするのも魅力ですよね。この和えものは、同じ時期に出始める白うりと合

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【ほのかに品よく香る新にんにくと味噌の黄金の味】新じゃがの大葉にんにく味噌和え

【ほのかに品よく香る新にんにくと味噌の黄金の味】新じゃがの大葉にんにく味噌和え

新にんにくと言えば、
5~6月に出回る「生にんにく」のこと。
(普通のにんにくは乾燥して長持ちさせたものですよね)
皮が淡い紫色に部分的になっていることがあります。紫色大好きな私としては、見た目綺麗だなぁっていつも思います。

新にんにくはとってもみずみずしく、
食感も柔らかいのが特徴で
生のままスライスして鰹のお刺身に載せていただいたりするイメージですね!
この和えものでは、まず新にんにくをさっ

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【ニラの新しい魅力が感じられる】春ニラのくるみ和え

【ニラの新しい魅力が感じられる】春ニラのくるみ和え

ニラの旬は3月から5月と言われています。柔らかい春のニラは和えものにするのもおすすめ。
ニラのアリシンは熱に弱く、油と一緒に調理するとその効果を損なわずに済むので、ニラが油をつかった料理に多く使われるというのは理にかなっているのですよね。
この和えものでは油を使いませんが、ほのかに甘くしたくるみの和え衣で和えると、ニラ特有の癖もどこか和らぎ、新鮮な美味しさです。
生命力が強く、身体を最も温める野菜

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【旬×旬!また食べたくなる】空豆と新玉ねぎの淡味噌和え

【旬×旬!また食べたくなる】空豆と新玉ねぎの淡味噌和え

旬×旬の組み合わせながら、なかなか珍しい取り合わせかもしれませんね。全く異なる食感と味だからこそ、その対比が面白いのですが、それをうまく繋げてくれるのが優しい味噌の和え衣。

ホクホクが美味しい空豆、大好物です。
塩茹でや素揚げ、かき揚げが
あまりに美味しいので、
なかなか和えものにしたいと思うことが
ないのですよね。
枝豆などと比べると、やや繊細な味なので
その味を和え衣が邪魔しないように
考え

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