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実務に役に立つ!ファンマーケティングのおすすめな5冊を紹介。

ご覧頂き、ありがとうございます。
今回は、ファンマーケティングに関する本を5冊紹介します。


①ファンベース

元祖”ファンマーケティング”のビジネス本です。まず、一冊目に読むべきは、”ファンベース”という言葉の生みの親である佐藤尚之(さとなお)さんの「ファンベース」です。
広告業界のトップランナーだったさとなお氏が、たどり着いたのがファンを大切にするマーケティング”ファンベース”です。情報過多の時代、広告でお客様の行動喚起するのは非常に難しく、コストがどんどん上がっています。ファンを大切にして、ファンをベースに中期的に売り上げや価値を上げていく考え方が豊富な事例とともに掲載されています。

まず、ファンマーケティングとは何なのか?全体像を知りたい人は、初めに読んだほうがいいと思います。なぜファンが重要なのか?ファンの共感を得るにはどうしたらいいのか?など丁寧に書かれています。

②ファンベースなひとたち

『ファンベース』著者の佐藤尚之氏(さとなお)と、ネスレ日本でコーヒーのオフィス向け定期宅配サービス「ネスカフェ アンバサダー」を大成功に導いた津田匡保氏(ファンベースカンパニー代表)の共著です。

この本の特徴は、漫画と対談に構成でファンマーケティングを実施した企業の紹介している点です。漫画が入っているので、①で紹介した『ファンベース』よりも読みやすく、マーケティングに関するビジネス書をほとんど読まない人でもスラスラ読めます。ファンマーケティングに取り組んだ10社の事例では、抱えている課題をどうやって解決したなど、ポイントが絞って説明されています。

掲載されている企業の事例も、ロングセラーブランド、ベンチャー企業、新規事業開発、地方企業など様々なので、参考になるケースがあると思います。

本を読む時間がない方、また、本を読む習慣がない方にお勧めです。

③ファンに愛され、売れ続ける秘訣

外資系教育会社の日本ブリタニカ株式会社で営業等の経験を積み、在籍中に世界142カ国の社員中2位の営業成績を挙げ、成約率98%を記録するなどの超人的な実績をもつ著述家の和田裕美の一冊。

ファンマーケティングを活用して営業成績を上げたい人は、こちらの本がおススメです。①、②は、商品やサービスのマーケティングに寄っているので商品、マーケティング、広告部門の方にお勧めですが、こちらの本は、営業系の仕事についているビジネスパーソンにおすすめです。

特に営業で世界NO.2を獲得した和田和美さんの本なので、個人の営業スキルが重視される会社のに所属しているビジネスパーソンにとっては、多くの気づきを見るけることができる本です。

監修に『ファンベース』著者の佐藤尚之(さとなお)が入り、対談では、”ファンベース”の基礎や考え方なども抑えることができます。

④ファンをつくる力

Bリーグのプロバスケットボールクラブ「川崎ブレイブサンダース」は、DeNAが運営を継承してから3年で、リーグNo.1の動員数を達成しました。その原動力になったのが、YouTubeやTikTokなどを積極的に使ったデジタル戦略です。

川崎ブレイブサンダースのマーケティング領域を統括してきた藤掛直人氏によって書かれた本書では、ファンマーケティングに関するノウハウと、デジタルマーケティングの活用事例やデータマーケティングなどを学ぶことができます。

本書は、「川崎ブレイブサンダース」1社にフォーカスすることで、一つの事業として、ファンマーケティングの取り組みからデジタル活用までを深く知ることができます。

特に、デジタルマーケティング領域で仕事をしていのビジネスパーソンにおすすめです。自分のスキルをどのようにファンマーケティングに生かすのか?イメージが付きやすいと思います。本を通して、自社が扱っている商品、サービスに応用できるヒントが見つかります。

⑤18年連続増収を導いた ヤッホーとファンたちとの全仕事

「よなよなエール」で知られる ヤッホーブルーイングが、業績を伸ばし続けられる秘密は、ヤッホーが好きで、よなよなエールなどの個性的な同社のビールを愛飲し続けるファンの存在です。ヤッホー が約20年間にわたって実践してきたファンとの信頼関係の構築がまとめられた一冊。

ヤッホーブルーイングで通販部門、プロモーション部門、ファンベースマーケティング部門の部門長を歴任し、ファンとのコミュニケーション施策を設計する「よなよなピースラボ」を立ち上げ、ラボ長に就任した佐藤潤氏の著書。

ロングセラーブランドを生み出す秘密を解き明かす内容になっており、マーケティングや商品の担当者だけでなく、ブランドオーナーの方にこそ読んでいただきたい。どのように顧客との関係を気づくべきなのか?企業のマーケッターには多くの気づきを与える一冊です。

まとめ

実務に役に立つ!ファンマーケティングの初心者におすすめな5冊を紹介。
①ファンベース

ファンマーケティングの元祖。まずファンマーケティングを理解するなら最初に読むべき本。
②ファンベースなひとたち
時間がなく、ポイントだけ理解したい人向け。漫画もあり読みやすく、要点が簡単にまとめられている本。
③ファンに愛され、売れ続ける秘訣
営業成績を上げたい営業パーソンにおすすめ。ファンマーケティングを活用した営業活動の具体的事例を学べる。
④ファンをつくる力
デジタルメディア、データ分析を活用したファンマーケティングの具体的事例を学べる本。デジタルマーケティング部門の人におすすめ。
⑤18年連続増収を導いた ヤッホーとファンたちとの全仕事
ブランドオーナーにこそ読んでいただきたい本。どのように顧客との関係を気づくべきなのか?企業のマーケッターには多くの気づきを与える一冊。

最後まで読んでいただきて、ありがとうございました。

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