2020年7月の記事一覧
負けることと、学ぶこと。
小学生のころ、友だちと取っ組み合いのケンカをした。
相手はSくんという、どちらかというとボーッとした、クラスでも目立たないタイプの男の子だった。取っ組み合いになった原因はもう、おぼえていない。そういうケンカになることは、当時のぼくにはよくあることだった。プロレスごっこの延長のように、ケンカがあった。
楽勝だと思ってSくんと組み合い、ぶん投げてプロレス技でも極めてやろうとした次の瞬間、ポーンと放
“生かすため”の議論を。
一人暮らしをしながら介護の仕事をしていたとき、無資格で中卒だった私の手取りは、10万円前後だった。そこからアパート代、光熱費、携帯代、保険代、駐車場代含む車の維持費を支払って手元に残った額が、私の食費だった。
擦り切れた下着を履き続け、靴下の穴は小学生の時から使い続けている裁縫セットで縫った。同年代の友人たちが大学へ通い、バイト代で海外旅行の計画を立てている。羨ましいを通り越し、もはや別次元の世
彼女は改札の向こうで小さく手を振る【 #恋愛小説 】
恥ずかしい話だが、自身の奥手な性格もありそれまでの人生でろくすっぽ恋という恋もせずに三十路を迎えた頃、私は親の勧めるがままにお見合いを三回続けた。これはもう十年ほど昔の話だ。そこから1年後には結婚式をあげているわけだからそのお見合いは無事に成立したわけであるが、三度目のお見合いを思い出す時私はいつもあるシーンが目に浮かぶ。
なぜこんなことを書き始めたのかといえば、ひょんなことで人様から「お見合い
岡崎体育さんと友達になるための考察 ~プレゼン資料を添えて~
突然ですが、みなさんには友達になりたいと思う有名人はいますか?
私はいます。
岡崎体育さんです(わかりやすいようにランキング形式で発表しました)
岡崎体育さんは『MUSIC VIDEO』や『感情のピクセル』をはじめとした遊び心溢れる楽曲の他、『エクレア』『龍』など聴いたら思わず涙してしまうような名曲も生み出す大変多才なアーティストです。最近ではドラマ・映画への出演も果たし、俳優としての活躍も
今週末の日曜日、ユニクロで白T買って泣く
今週末の日曜日、私はユニクロで泣く。
いつも行く、イオンの4階に入っているユニクロで。きっと、震えながら白のエアリズムコットンオーバーサイズTシャツ(5分袖)を手に取って、泣く。
何の話か全くわからないと思うけど、今、たった今3時間前に起きたことを、心臓をばくばくさせながら、今日は書く。
私の家は、奈良にある。近鉄電車の快速急行が止まる駅。そして、家の94%を、地元の20代以下に開放している