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日々の思考と記録

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毒にも薬にもならないけれど、身体に染み込むように、思ったこと、考えたことを自分の言葉で書きます。拙くたって、伝わらなくたって、真摯に書く。
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2022年6月の記事一覧

折り返しにはベスト

折り返しにはベスト

 今日は珍しく、このnoteを書いている時間に最低限やるべきことが全部終わっている。
 すなわち、この文章を書き終わって歯磨きさえしてしまえばいつでも寝れる状態です。

 そう考えると、残りの時間を有意義に使えそうです。
 なにを隠そう、今日は1年の折り返しとなる1日です。もう半年が過ぎました。

 明日からまた新たな気持ちでスタートを切る意味でも、残りのやりたいことやって、さっと寝ましょう。早起

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自分を羽交締め

自分を羽交締め

「勇気がないんです」

 時折、そういうことを言う人に出会います。勇気さえあれば、他は全部整っているのに、それだけが足りないがために、どうしても動き出せない、と。

 僕も自分が勇気がないと思う時があります。

 けれど、冒頭の人が言う勇気とはちょっと違います。遊園地におけるチケットのように、入るために必須のものではありません。

 それはむしろ、覚悟に近いのかもしれません。
 飛び込んだ後で、自

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髪切り

髪切り

 髪を切りました。

 サイドは刈り上げてかなり短めになりました。前回、前々回はほどほどに長さを残していました。そのため、これだけ短くしたのは久しぶりかもしれません。
 これからの暑さを考えると、ちょうどいいと思いました。

 気分の切り替えをしたい時に、ついつい気分そのものをなんとかしようと思いがちです。
 ただ、体調や天候、その時抱えている課題などの積み重ねが良くも悪くも反映されているので、気

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好きと適性

好きと適性

 自分が好きなものに適性があるって幸せなことです。

 僕はインドカレーが好きなんですが、身体はスパイスと相性が悪いです。そのため、食べるとお腹を下します。それは、チャイを飲んだ時も同様になります。

 好きだからと言って、適性があるとは限りません。
 逆に好きでなくても、適性があるものもあります。

 そういうのことは、世の中に溢れているんですよね。もちろん好きと適性が合致している時が最高だけど

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ブレても戻したいなにか

ブレても戻したいなにか

 人は環境の影響から逃れられません。
 その土地の気候で肌の色や骨格もずいぶん変わるように、意志でどうこうできる話ではありません。

 それは自然に限らず、労働環境や人間環境についても同様です。したがって、どんな環境に身を置くかによって、人生は大きく変わります。

 ただ、いつでも最高の環境を選択できるとは限りません。むしろ制約が多く、理想とは程遠い選択肢しかないことも多いでしょう。

 だからこ

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フィードバックなしに生も死もない

フィードバックなしに生も死もない

 僕達は他者に認識されることで、生きているのかもしれません。

 2022/06/18 のオードリーのオールナイトニッポンに宇宙飛行士の野口聡一さんがゲスト出演されていました。ゲストトークの中で、「宇宙で反射するものがないと漆黒の闇がある。そこには生も死もない」という旨の野口さんの発言がありました(生放送だったので、多少言い回しは違うかもしれません)
 それを聞いた瞬間に、人が死ぬためにはだれかが

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自分を重ね合わせない

自分を重ね合わせない

「私、共感力が高いんですよ。だから、人が怒られているのを見るの苦手なんです。感じすぎてすぐに疲れちゃうんです」
 つい最近、そう言った人がいて「共感とはなんだろう?」と思いました。

 漠然としたイメージはあるものの、実際に定義を考えるとよくわからなかったので、辞書で引いてみます。

他人の意見や感情などにそのとおりだと感じること。また、その気持ち。
goo辞書

 それっぽい意味ですが、この定

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人を動かす言葉を実感

人を動かす言葉を実感

 自分の言葉に人を動かす力があると実感できる体験は、尊いです。

 なぜそう感じたのかといえば、最近ずっと「Notionがすごい」と言い続けていたら、興味を持ってくれる人が続出したことでした。そのうちの何人かは実際に教えてほしいと言ってくれて、講座を開きました。

 自分の言葉はだれにも響かないと思っているのなら、書くも話すも必要なくなってしまいます。
 だから、聞いてもらう体験と実際に動いてもら

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正解はない

正解はない

 先日、ワークショップに参加した際にファシリテーターが「正解はない」と言っていました。

 教育の賜物で、僕達は油断すると正解を探してしまいます。
 けれど、計算問題のように明確な正解は、仕事してみるとほぼありません。だから、まさしく正解なんてないでしょう。

 ただ、正解がない前提に立ってみると、向かうべきゴールもそのための道のりもない事実に気づきます。すなわち、「自分がどうするか?」が問われま

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ペンのまどい

 最近noteを書くことに迷いが生まれています。
 その証拠と言えるのかわかりませんが、下書きが増えています。それ以外にも最初だけ書き出して、そのまま削除したものもたくさんあります。

 書きたいことはあります。
 ただ、どの話題をどの程度書くのかが迷いどころです。今まで自分の中におぼろげながらあった基準が曖昧になっていて、揺らいでいるのを感じます。それは変容の過程でもあるでしょう。

 自分の当

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踏切で立ち往生した車を見て、丁寧を誓った

踏切で立ち往生した車を見て、丁寧を誓った

 今日、踏切内で車が停車している場面に出くわしました。
 バーが降りていて、警戒音が鳴っていました。

 ただ、おそらく緊急停止ボタンを押した後で、僕が来た時には解決する直前だったようで、ちょうど周囲の人が立ち往生した車を脱出させていました。

 停止していた車は何事もなかったかのように走り去っていき、ホッとしたのですが、その後が大変でした。

 当然緊急停止ボタンを押された後は、安全確認も必要で

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勝手に美談にしないで

勝手に美談にしないで

 人知れず貢献する人がいます。
 カラスが散らかした道端の生ゴミを掃除したり、印刷機の紙が足りなくなったら入れてくれたり。

 僕はそういう人を見つけたいし、感謝したいと思っています。たまたまネットで同じようなことを言っている人がいて、けれどその人は「たくさん褒めたい」と言っていました。

 そこに強烈な違和感を覚えました。

 なんで褒められなくちゃいけないんだろう?
 だれに気づかれるでもなく

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笑う

笑う

 今日は久々に朝から夜まであっちへこっちへ1日お出かけしていました。
 知らないうちに、出かけたり人と会ったりがどんどん行動しやすくなっている。見えない鎖に縛られて、なにをするにも気を使わなくては行けなくて息苦しかった時期は過ぎようとしているのかもしれません。

 2年という歳月は、これから僕達の身に重くのしかかってくるでしょう。本当の影響はここからだと思います。けれど、悲観しても仕方ないです。崩

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本質は見えない

本質は見えない

 ことが起こった時の立ち振る舞いに、その人の本質が表れると言います。

 最近、お仕事をご一緒させていただいている組織が変革期を迎えています。中に入ってみることはできないので、伝わってくる話を聞きながら遠巻きにしているのですが、人の動き方がそれぞれ違うのがよくわかります。

 変化の波に上手くのって、積極的に動こうとする人。変化を恐れて、不安や不満を抱く人。これまでと変わらず動く人。そもそも気づい

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