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「痛い」1話~短編ホラー小説~
「痛い」 ①
楓
これは私が14歳の頃の話です。
私の両親は早くに離婚しており祖父・祖母共に私が小学生の頃に亡くなっている。一人っ子のため現在は母親と二人暮らし。幸い祖父が一軒家を残してくれていたので住む場所には困らなかった。
中学2年生の6月、小さな頃から通っていたダンススクールでのレッスン中、私は急に太ももの激痛に襲われ立っている事が出来ずに倒れ込んでしまった。周りの生徒たちも皆心配
親戚のおばあちゃんの訃報が届く。
すっごく性格悪くて口うるさくて皆に嫌われ者のばあちゃんだったけど、そんな人ほどいなくなると寂しいのです。
会う度に何だかんだ口うるさく言われてたなー。もう会えないのか。
天国では嫌われないよう大人しく過ごしてほしいものです(笑)
おばあちゃん~私が体験した不思議な話~2000文字以内
楓
小学2年生の夏、おばあちゃんが癌で亡くなった。
まだ子供だった私は死というものをよく理解していなかった。だから、寂しかったが悲しくはなかった。
大腸癌だった。1年近くの入退院を繰り返し、医者からもう助からないと宣告されると、最期は自宅で看取ろうと家族で決めた。
私の家族は祖父、祖母、母、私の4人家族だ。自宅のリビングにベッドを置き、そこにおばあちゃんを寝かせて何かあった時には皆で対応