桃乃木 楓-momonoki-kaede-

小説や、自分がこれまでに経験したこと等、様々なことを書きます。読んでいただけると泣いて…

桃乃木 楓-momonoki-kaede-

小説や、自分がこれまでに経験したこと等、様々なことを書きます。読んでいただけると泣いて喜びます。よろしくお願いします。 7/14:名前を「楓」から「桃乃木楓」に変更しました。

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「痛い」1話~短編ホラー小説~

「痛い」 ① 楓 これは私が14歳の頃の話です。 私の両親は早くに離婚しており祖父・祖母共に私が小学生の頃に亡くなっている。一人っ子のため現在は母親と二人暮らし。幸い祖父が一軒家を残してくれていたので住む場所には困らなかった。 中学2年生の6月、小さな頃から通っていたダンススクールでのレッスン中、私は急に太ももの激痛に襲われ立っている事が出来ずに倒れ込んでしまった。周りの生徒たちも皆心配している。 (無理をして痛めちゃったかな…) 後悔と共に強くなる痛みに耐えき

    • 親戚のおばあちゃんの訃報が届く。 すっごく性格悪くて口うるさくて皆に嫌われ者のばあちゃんだったけど、そんな人ほどいなくなると寂しいのです。 会う度に何だかんだ口うるさく言われてたなー。もう会えないのか。 天国では嫌われないよう大人しく過ごしてほしいものです(笑)

      • 名前を「楓」から「桃乃木楓」に変更しました。 ぜひ名字も覚えてください(笑) 読み方は「もものきかえで」です。 今後ともよろしくお願い致します!

        • 公立の中学校で留年した話。

          楓 私は中学生の頃、留年しました。 高校や大学で留年を経験なさった方は多少なりともいらっしゃるかと思います。 今回この記事を書くにあたり調べてみたら、私立中学校では学力や出席日数が規定以下の場合、留年になる可能性があるとのことでした。 しかし私は公立中学校に通っていました。 公立中学校では基本的に留年することはありません。 実は私は、自ら望んで留年したのです。 では何故そんな事になったのか… 私の波乱万丈な人生の一部をここに書かせていただきます。 そんな私の中学生

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        「痛い」1話~短編ホラー小説~

        • 親戚のおばあちゃんの訃報が届く。 すっごく性格悪くて口うるさくて皆に嫌われ者のばあちゃんだったけど、そんな人ほどいなくなると寂しいのです。 会う度に何だかんだ口うるさく言われてたなー。もう会えないのか。 天国では嫌われないよう大人しく過ごしてほしいものです(笑)

        • 名前を「楓」から「桃乃木楓」に変更しました。 ぜひ名字も覚えてください(笑) 読み方は「もものきかえで」です。 今後ともよろしくお願い致します!

        • 公立の中学校で留年した話。

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        記事

          友人の結婚式にて最低最悪な対応を受けた話

          楓 結婚式の話なのになぜ鮭の写真? と思われた方々。 決して間違いではないのですよ。 私はこれまでに何度も友人の結婚式に参列させていただきましたが、無事に楽しい思い出だけで終わった経験が少ないのです。 ある友人Aの結婚式では、私がトイレに入っている間に、トイレ前の通路で新郎側の参列者である男性同士が殴り合いの喧嘩を始めてしまい、私は出るに出られなくなってトイレの中で数十分が経過。(喧嘩の理由は不明) その結果テーブルラウンドフォトに間に合わなかった。 という寂しい経

          友人の結婚式にて最低最悪な対応を受けた話

          おばあちゃん~私が体験した不思議な話~2000文字以内

          楓 小学2年生の夏、おばあちゃんが癌で亡くなった。 まだ子供だった私は死というものをよく理解していなかった。だから、寂しかったが悲しくはなかった。 大腸癌だった。1年近くの入退院を繰り返し、医者からもう助からないと宣告されると、最期は自宅で看取ろうと家族で決めた。 私の家族は祖父、祖母、母、私の4人家族だ。自宅のリビングにベッドを置き、そこにおばあちゃんを寝かせて何かあった時には皆で対応できるようにしていた。 とは言っても私はまだ子供だったので、お水を運んだり話し相

          おばあちゃん~私が体験した不思議な話~2000文字以内

          「痛い」最終話~短編ホラー小説~

          「痛い」 ③ 最終話-輪廻- 楓 それから数日後、母の伯父さんの家を訪ねた。 「おお、よく来たの。こんなに大きくなって。病気になったと聞いたぞ、もう大丈夫なのか?」 私の継続した体の痛みの事だ。 「体はもう大丈夫だよ。今日はおじいちゃんに聞きたい事があって来たんだ。」 居間に上がらせてもらい少しの世間話の後、私は肝心な事を聞いてみる。色々と詮索されると面倒なので学校の宿題に必要で…とかなんとか適当な嘘を吐いた。 「楓ちゃんの家が建つ前の土地の話か。うん、よく覚え

          「痛い」最終話~短編ホラー小説~

          「痛い」2話~短編ホラー小説~

          「痛い」 ② 楓 それから数日置きに同じ悪夢を見るようになった。この原因不明の痛みに襲われる以前はほとんど夢すら見る事がなかった為余計に気味が悪い。 (痛みのストレスのせいでこんなに変な夢を見るようになったのかな…) その時の私はそう思っていた。 そんな日々が続いたある日の深夜、ふと目を覚ました私は酷く喉が渇いていた。 (お水が飲みたいな。) そして起き上がろうとしたその時、 (あれ…体が動かない!どうしよう!) 恐怖と焦りが一気に襲ってくる。別室で寝てい

          「痛い」2話~短編ホラー小説~