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友人の結婚式にて最低最悪な対応を受けた話

結婚式の話なのになぜ鮭の写真?
と思われた方々。
決して間違いではないのですよ。



私はこれまでに何度も友人の結婚式に参列させていただきましたが、無事に楽しい思い出だけで終わった経験が少ないのです。

ある友人Aの結婚式では、私がトイレに入っている間に、トイレ前の通路で新郎側の参列者である男性同士が殴り合いの喧嘩を始めてしまい、私は出るに出られなくなってトイレの中で数十分が経過。(喧嘩の理由は不明)

その結果テーブルラウンドフォトに間に合わなかった。

という寂しい経験がありますが、様々な経験をした中でも最低最悪だったのが、友人Bの結婚式です。

友人Bは子供の頃からの大親友で、結婚式の日を心から楽しみにしていました。

大概の結婚式の招待状にはアレルギー等を書く欄がありますが、私は重度の鮭アレルギー。もちろんしっかりと記入しましたし、そもそも友人Bは大親友ですから私のアレルギーは把握してくれています。

それなのに…
結婚式当日、披露宴が始まり料理が運ばれてきて驚きました。
テーブルに次々と運ばれてくる鮭のカルパッチョ、鮭のクリームスープ、鮭のフライ、エ・ト・セ・ト・ラ!

なんという事でしょう。これは式場スタッフさんのミスに違いありません。
がしかし、ここは大親友の披露宴の場、悪目立ちはしたくない。

幸いにも隣の席に座っていた友人Cがとても優しいよく出来た人間で、私が食べられそうな物と鮭を交換してくれました。
友人Cの優しさに感謝しつつも、あまりの鮭料理の多さに申し訳なく思い、ついに式場スタッフへ申し出ることを決意しました。

ある女性スタッフさんを呼び止め、事を荒立てないよう下手に下手に言葉遣いに気を付けながら鮭アレルギーであること、そして招待状にも記入済みだったことを伝えました。

突然の申し出だった為スタッフさんたち大慌て。
しかし出来る範囲で新しい料理を持って来てくださいました。

ここまでは良かったのです。

披露宴はどんどん進行していき新郎新婦の華々しいケーキ入刀が終わり、披露宴も終盤。
そのケーキを切り分け、会場の後ろの方でケーキバイキング状態が始まりました。
料理をあまり楽しめなかった分ケーキは楽しく美味しく頂こうと思い、私もケーキバイキングに出来ている列に並びました。

すると先程鮭アレルギーである事を伝えさせていただいた女性スタッフさんに声をかけられました。


「ケーキに鮭は入ってませんからね~(^^)」

「・・・・・」


固まりましたよ。そんな当たり前のこと言わなくてもいいじゃないですか…
しかもそのスタッフさんの笑顔の怖いこと怖いこと…

恐らくですが、鮭アレルギーだと伝えたことで変なクレーマーだと思われてしまったのです。

たしかに鮭アレルギーはあまり有名ではないのかもしれませんが、アレルギー検査の基本項目になっているくらいです。日本には多数いらっしゃるということです。

自分の知識の無さを棚に上げ私をクレーマーだと思い込んだ女性スタッフさん…最後の一言さえなければとてもいい披露宴だったのに…




もちろんその日主役だった友人Bには話してませんよ。
ご本人たちにとっては最高の結婚式だったのですから。


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