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2020年6月の記事一覧

分散か集積か

分散か集積か

 最新号のWedge、「逆境に克つ人事戦略」。コロナ禍によって加速した働き方や人事の変革に関する諸々の議論が網羅されており、よい振り返りができました。

 特に印象に残った記事はGAFAM(シリコンバレー)で進むリモートによる『分散化』と、中国のTech企業の『集積(と長時間労働)』へのこだわりとのコントラストです。

 シリコンバレーにおける極端な知の集積は、高騰した人件費に、高騰した不動産価格

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在宅ワークでのマネジメントの要点は? ②

在宅ワークでのマネジメントの要点は? ②

「在宅ワーク下でのマネジメントの要点は何か?」

自身もリモートマネジメント歴たかだか2ヶ月の初心者であるにも関わらず、こんな大それた問いを打ち立ててしまいましたので、まず、4月16日から完全在宅ワークに突入した我がチームの成果の振り返りを行ないます。

私の部署は営業促進と対外PRを担ういわゆる企画部門で、セールスリード獲得のためのイベント開催やレポート配信、またそのためのリサーチな

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在宅ワークでのマネジメントの要点は?

在宅ワークでのマネジメントの要点は?

 緊急事態宣言発出からもうすぐ3ヶ月。なかば無理やりのように始まった在宅勤務に対する”総括”が各所で行われています。

 今週は大手企業キーエンス、ダイキンが通常出勤に戻すことが大きく報じられました。「高い収益力を支える営業と開発部門の正常化」がキーエンスが通常出勤に戻す理由だと記事は伝えています。

 そしてどうやら通常出勤に戻す流れは全国に拡がっているようです。

 在宅ワークは感染予防などの

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感染症のリスクがあっても経済を回し続けられる社会とは

感染症のリスクがあっても経済を回し続けられる社会とは

6月21日(日)の日本経済新聞から、『在宅の生産性向上探る 民間調査、7割が「効率低下」』。当初は導入の是非が論点でしたが、それが今は「在宅でいかに生産性を上げるか」へとシフトしている、と記事は伝えています。

記事では、インフラ整備や各種運用ルール、経済的な支援など各社による様々な対応が紹介されています。

全国に緊急事態宣言が発出された5月に比べ、現在は新規感染者数が大幅に減少。地

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賃金は○○の対価

賃金は○○の対価

6月20日の日本経済新聞から、『「ジョブ型」に労働規制の壁、コロナ下の改革機運に水』。

企業が職務内容を明確にして成果で社員を処遇する「ジョブ型(職務型)雇用」の導入を加速しています。

“ジョブ型”への議論は、グローバルでの人材獲得競争や、同一労働同一賃金といった問題を解決する道筋としても行なわれてきましたが、今回、ウイルス感染拡大に伴いなかば否応無く始まった在宅ワークの普及により、

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レジリエンス(Resilience)

レジリエンス(Resilience)

コロナショックで一気にポピュラーになった言葉、「レジリエンス/R esilience」。

もともとは「反発性」、「弾力性」といった物質の性質を示す物理用語だそうですが、最近では「復元」、「回復」といった意味合いで用いられています。

自然災害や世界同時不況、テロ攻撃など不確実性に満ちた日常のなかで、多少の衝撃を受けてもみごとにたわみ、外的衝撃を跳ね返すことができる。そんな「しな

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安全確保か業績回復か

安全確保か業績回復か

感染者数が日増しに増加して緊急事態宣言も発出し、誰の目にも外出することが危険だと分かった4月中旬、多くの企業で在宅ワークが始まりました。

「外出しないこと」の正義が万人に共感・共有され、他に選択肢がない中で、企業は従業員に出勤禁止を命じました。短期間に様々な対応を余儀なくされたとはいえ、判断としては難しくありません。

当初は不自由だった在宅ワークも、多くの人がそれに適応し、そのメリ

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“フォロワー急上昇”にランクインしました🎉

“フォロワー急上昇”にランクインしました🎉

今年の2月9日から、毎日1投稿をノルマに始めたnote。お陰様でフォローしていただく方の数が伸び、日々やり甲斐を感じながら投稿をしておりますが、、、

User Local さんが運営するサイト「noteフォロワー数ランキング」の「フォロワー急上昇」ランキングの280位にランクインしていました。

※記念に1枚。

このランキングは、前日比のフォロワー数をランキングしたものらしく、

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あきらめたら、そこで試合終了ですよ(安西先生風)

あきらめたら、そこで試合終了ですよ(安西先生風)

運輸・旅行観光業は、間違いなくコロナウイルス感染拡大で最も被害を被った産業の一つです。

国内でも、インバウンド旅行客の激減で廃業に追い込まれる観光地の宿泊施設、JAL、ANAの売上9割減などのニュースが数多く報じられています。

そんな中、話題になっているのが香川県のバス会社「琴平バス」の取組み。約4,000円の料金で四国を出発して島根県を巡るバスツアーです。

外出自粛が続く

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「ズーム疲れ」を防ぐ5つのヒント

「ズーム疲れ」を防ぐ5つのヒント

Harvard Business Review の最新記事から『「ズーム疲れ」を防ぐ5つのヒント〜ビデオ会議の負担をどう軽減するか』。

検索ワード上位の常連となった#ズーム疲れ をどうすれば軽減できるのか、5つのヒントを紹介する記事です。

5つとは、

 1)マルチタスクをしない

 2)目の休憩時間をつくる

 3)気が散るものを画面上から減らす

 4)バーチャルな交流は自由参

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