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#育成

複数ポジションができる日本人、専門職のブラジル人

複数ポジションができる日本人、専門職のブラジル人

オリンピックが閉幕し男子代表はベスト4入り、なでしこは準々決勝敗退で終わった。
男子サッカーの満身創痍の準決勝、3位決定戦は日本人として彼らの戦いぶりにとても感動したが、冷静に見ると世界との差はスコア以上にある。と感じたのも確かだ。

今回、オリンピック日本代表の試合でよく聞いた実況がある。
「日本代表には複数ポジションをこなせる選手が集まっていますね。」
だ。

日本の育成年代では、"可能性を広

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もっと自由があってもええやないか

もっと自由があってもええやないか

もっと自由が、もっと遊びがあってもええやないか。

ベンチに座って仲間を応援しましょう!
君が試合に出ているとき応援して欲しいよね。
試合中に横で遊んでいたら相手チームに失礼だよね。
サッカーはサッカーの時間、アソビはアソビの時間でケジメをつけなさい。

もちろんそうなのかもしれないけど、
気心知れたチームさんとゲーム回しているのであれば、子ども達はもっと自由があってもええやないか。
もっと遊びが

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保護者ができることってなんだろう?

保護者ができることってなんだろう?

きっかけ 先日、育成年代の子どもたちのサッカー環境や、心と身体の安全について親子で学びあうためのコミュニティ『フットボールファミリー・ユナイテッド』を立ち上げました(非営利活動です)。

 僕はこれまで、スポーツを楽しむ子どもに対して保護者の出来ることなんて、心と身体の安全を確保して見守ることくらいだと思っていました。

 親が子どものスポーツに熱を上げるなんてカッコ悪い、とも思っていた。

 で

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「なぜ、子どものスポーツを見ていると力が入るのか」を読んで力を抜く。

「なぜ、子どものスポーツを見ていると力が入るのか」を読んで力を抜く。

 あるスポーツがメジャーになることで、プロになる(時には年俸何億、何十億というレベルで)、進学に有利になる、大学の奨学金を得る、などといったインセンティブが生まれる。

 子どもや親、そして指導者にとってスポーツが様々な欲望と自己実現のツールとなり、巨大ビジネスが参入し競争が激化することで本来の「遊び」としての楽しさや健康維持といったスポーツのエッセンスが歪められ、そのインセンティブが指導者の攻撃

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少年サッカーから怒鳴り声をなくそう

少年サッカーから怒鳴り声をなくそう

衝撃の光景 息子の少年サッカーに保護者として関わるようになってから一番衝撃を受けたのは、ピッチに響き渡る怒声や罵声でした。

まだ低学年である2年生の試合なのに、息子のチームに限らず全体的にコーチ陣や保護者の声が大きく指示も多いのですが、それ以上に大人の私が言われたとしても凹んでしまうような暴言や罵倒の多さに衝撃を受けました。

 ベンチから大声で延々と指示を出し続ける大人、子どものミスを罵る大人

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若者に伝えたい。

若者に伝えたい。

若者に伝えたい。
若い指導者に伝えたい。

人間は年齢相応に思考も嗜好も変化していきます。

私は人生の半分以上、4半世紀以上、自身の子どもが生まれる前から、 そして自身の子どもが成人した現在もサッカーチームの監督です。

子ども達とサッカーを通じてこんなにも長く、指導者として立たして頂けている事に対して、 万物に、全ての方々に感謝しかない。

20代の頃は自分のチームが勝った負けたで一喜一憂して

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本脳とは

本脳とは

今日もある方との会話から一日がスタートした。

人間の持っている全力という力をどこまでどうやって出せるようにできるのか。

「本能は生まれつき持っているもの」と片付けるべきではなくて、使わないでおくのではなくて、人間だれしもが持っているものを、どう引き出せるか、本人に気づかせる事ができるか。
それが役割ではないか。

小さいときに気づかせる。
小さければ小さいときほど、その経験が活きてくる。
今し

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